こんにちは。インハウスマーケターのかけるです。LIGではマーケティング施策の一つとして月に1~2回ほどウェビナーを開催しております。
セミナーを運営する上で重要なことの一つは集客です。LIGでは、オウンドメディア「LIGブログ」を中心に、告知記事を作成して集客を行なっています。
日々至るところでウェビナーやイベントが開催されているのなかで、「どのように魅力付けをしたら多くの人を集められるのか」お悩みのイベント担当者も多いのではないでしょうか。
告知記事やPR記事(記事広告)など、読者にアクションを起こしてもらうことを目的とした記事の作り方は、通常記事の作り方とは全く別モノです。
というわけで今回は、集客力を高める「イベント告知記事」の書き方と題して、魅力が伝わりやすい内容やタイトルの工夫、CV導線など各ポイントを解説します。
目次
タイトルで大事な3つの要素
どんな記事でもいえますが、告知記事においてもタイトルは重要です。
当たり前ですが、告知記事はあくまで「告知」としての役割なので、記事で意見を述べたり、課題解決となるような情報は載せません。読者のほとんどはその告知を読んで、「こんな情報が得られるだろう」という想像の期待値で参加するかどうかを決めます。
だからこそ、タイトルは意思決定の重要な指標としてこだわりましょう。下記の3つの要素を意識してみると良いです。
①情報の鮮度
「情報の鮮度」は参加者にとって重要な判断基準です。最前線で活躍する業界の専門家が登壇することや、情報の新しさを伝えることでターゲットの興味に繋がります。
- 例)
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- 「最新トレンドを公開!」
- 「〇〇のプロたちが解説!」
②当事者意識
「自分がこのイベントの当事者になってるかどうか」を意識したタイトルを付けることも重要です。これを意識してタイトルを付ける場合は、「誰が参加すべきなのか」を考慮してタイトル付けするのが良いでしょう。
- 例)
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- 「〇〇の方向け」
- 「〇〇でお悩みの方必見!」
③いつどこでやるのか
これは必ずしもではありませんが、タイトルに「場所」や「開催日時」「開催形式(オンライン・オフライン)」を記載している記事も多いです。それらを明記するメリットは、読者に「これなら参加できるかも」と思ってもらえることです。少しでも当事者としてイベントに興味を持ってもらうことで、予約につながる可能性も高くなるのでぜひ活用してみましょう。
- 例)
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- 「〜@12時よりスタート」
- 「〜in 東京」
もちろん、イベントの内容によって変化するので、①〜③を無理やり入れる必要はありません。また、タイトルとイベントの中身をしっかり合わせることを意識しましょう。集客のためにイベントの内容とズレたタイトルをつけたり、過激にデフォルメされたりしたタイトルは、満足度の低下につながるので避けましょう。
記事本文の4つの工夫
告知記事はもちろん中身も大事です。どれぐらいの情報を出すのかはイベントの企画について調整する必要はありますが、以下に重要な要素をいくつかピックアップしてみました。
①課題やイベントの目的を語る
1つ目は、告知記事でもターゲットの課題(悩み)や開催する目的を記載することです。
PR記事やサービスのランディングページの手法と同じく、ターゲットの課題や悩みを記事の導入で語ることで読者からのポジティブな共感や、またイベントがその課題を解決する手段であること(開催する目的)を伝えることで、イベントの有益性や信頼性を得ることができます。
②「こんな人にオススメ」を記載
LIGの告知記事では、「どんな課題を抱えている人に向いているのか?」「何を知りたい人に向いているのか?」など、イベントの有益性を感じてもらいやすい人を箇条書きで記載しています。
- 例)
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- まだ自分の手でAIを活用できておらず、焦りがある経営者
- 生成AIの活用を社内へ浸透させるうえでの懸念を払拭したい事業責任者
- どこから生成AIの活用をスタートすべきか、イメージが湧いていないチームリーダー
記載する際に重要なことは、より具体的に困っていることを書くことです。ここのペルソナはフワっとさせず、できるだけ具体的に書きましょう。
③登壇者プロフィールを入れる
3つ目は、登壇者のプロフィールを載せることです。ほとんどの告知記事で記載はされていますが、ターゲットが「誰が話すのか」は意思決定をする上でかなり重要な指標です。
できる限り登壇者のプロフィールは細かく記載して、もしSNSアカウントやnoteなどのブログのURLもあれば記載しましょう。
④イベント概要をまとめる
イベントの概要もまとめて載せましょう。基本的な項目としては、「開催地」「開催日時」「開催形式」「参加費用」「参加方法」です。
また、可能であればイベントのタイムラインも記載しましょう。
CV導線の3つのポイント
冒頭でも記載しましたが、告知記事は読者にアクションを起こしてもらうことを目的としています。告知記事では、下記のようにいかにスムーズに予約してもらうかも考慮することが大事です。
①記事にフォームを直接埋め込む
1つ目は、告知記事に入力フォームを埋め込むことです。リンクを置いて別ページのフォームに飛ばしている記事も多いですが、ワンアクション多くなることで離脱につながる可能性があります。
なるべく別ページにリンクを飛ばさず、告知記事内だけで予約までできるように仕様を整えることが大事です。
②入力項目はできるだけ削る
もう1つは、予約の際に入力する情報をできるだけ削ることです。取得する項目は、「会社名」「姓名」「メールアドレス」、また必要であれば「電話番号」など、項目は少なくしましょう。
より細かな情報は、参加後のアンケートなどで取得することもできるので、なるべく予約時はストレスなく、スムーズに予約してもらうことが重要です。
③CTAを複数設置
告知記事の内容が長くなる場合は、CTAを記事の冒頭や中盤に複数設置することで、予約がスムーズになります。
フォームを直接埋め込む場合は、ページ内リンクにしてフォームまでスキップさせても良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は、集客力を高める「イベント告知記事」の書き方について解説しました。今後のイベント集客において、少しでも皆さんの参考になれば幸いです!
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