こんにちは。インハウスマーケターのかけるです。LIGではマーケティング業務の一環として事業部を横断したメルマガ配信を担当しています。
LIGが運営する「LIGブログ」では、年間400本以上の記事を公開しています。メルマガではそういった日々公開される新記事であったり、自社で開催するセミナーのお知らせを配信しています。
今回は、LIGのメルマガの件名・本文を作る際の工夫や注意点を簡単に解説します!
セミナー・イベントの案内サービス告知を行うメルマガ担当者にとって少しでもお役に立てればなによりです。
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目次
「件名」は冒頭15文字に魂込める
メルマガの作る上で最も重要なのは、件名にどれぐらいこだわれるかです。購読者は毎日数十件以上も届くたくさんのメールのなかから、まずは自分たちのメールを発見してもらう必要があるからです。
LIGのメルマガ配信では、特に冒頭の15文字に魂を込めて作っています。広告業界では有名な話ではありますが、人間の目線は常にいろんな情報を取得するために動き続けていて、だいたい1カ所に滞留する時間(判読時間)は約0.3秒と言われいます。
そして、この0.3秒間で人間が視認することができる最大文字数は「15文字」と言われています。つまり、0.3秒間で「お、このメール気になるな。」と思ってもらうための文を作る必要があります。
注意点としては、開封を狙いすぎて本文やクリック先LPの内容と大きくズレてしまう件名は避けましょう。
ユーザーの期待値とズレてしまうことで、今後開封してもらえなくなってしまったり、オプトアウトに繋がったりしてしまいます。
本文(コンテンツ)の間で期待値にズレないように意識しながら、目に留めてもらえるような件名を作ることを意識しましょう。
件名の文字数の他にも、開封率を上げるために様々なテクニックがあります。以下簡単にご紹介します。
①配信対象者を絞り、件名を尖らせる
1つは、配信リストを可能な限りカテゴライズして、件名を尖らせることです。
- 例:〇〇職の方へのご案内 〇〇県の皆様へのご案内 など
不特定多数のユーザーに送るメールは、内容も自ずとぼやけてしまいます。手間はかかりますが、読んで欲しい対象者を限定することでよりユーザーがに興味を持ちやすくなる件名を作りやすくなります。
②「名前タグ」や「社名タグ」を活用する
2つ目は、メルマガ登録時に取得する、会社名や部署名、名前などのパーソナルなデータを活用することです。
例えば、件名に「〇〇様宛」などといった個人の情報を入れることで、ユーザーの目に留まりやすくなります。多くのマーケティングツールでは、こうしたタグが用意されているのでぜひ活用してみましょう。
③限定感を醸し出す
3つ目は、件名に「数量限定」「先着〇名のみ!」など限定感を醸し出すことです。
これは特に「商品やサービスの紹介」などのメルマガでが効果的です。限定のご案内の場合は積極的に使っていきましょう。
他にも「絵文字を入れてみる」や「社名やサイト名をあえて入れない」など、開封率が高くなる件名として活用できます。
「本文」はシンプルに。リンクはファーストビューに
続いてメールの「本文」の作る際のポイントを2つご紹介します。
①メール本文はシンプルに。長文はNG
先ほどメールの件名は0.3秒しか読まれないとお伝えしましたが、実は本文もザッと目を通す人がほとんどです。
多くのメールマーケティングツールでは1通ごとの滞在時間を計測できるようになっていますが、LIGのメルマガの場合だと2~8秒以内にメールを閉じています。
つまり、どれだけ情報を全て詰め込んだ文が熟読してもらえる可能性は低く、また長文であればあるほど、要点を瞬時にキャッチアップすることが難しくなるため、ユーザーにとってストレスになります。
「一つでも多くの情報を記載して伝えたい!」とどうしても思ってしまいがちですが、可能な限り内容を削り、厳選することが理想です。
②ファーストビューで全てを完結させる
メルマガは、件名に興味をもって開封した人が、余計なことをなにも考えずにリンクを押せるかどうかが重要です。具体的には、メール本文に設置するCTA、テキストリンクはなるべく、「ファーストビュー」に置きましょう。
ほとんどの人が2~8秒以内にメールの内容を判断しているなかで、スクロールしないとリンクに辿り着けないメールは、離脱につながる可能性が高いです。
▲LIGのスクール事業のメルマガ
①と②を踏まえて、実際にLIGで配信しているスクール事業のメルマガでは、ファーストビューにCTAを設置して、スムーズにクリックできるようにしています。
また、メール本文のトップには本文の見出しを記載することもオススメします。
本文の見出しは、件名の「補足情報」として記載しています。
ここでは、件名では書ききれなかったことや、クリックをもう一押し促すような文を入れています。
注意点は、件名で受け取れる情報とズレが怒らない範囲で作ることです。件名と本文見出しの内容が乖離しすぎると、期待している内容ではないと判断され離脱される可能性があります。あくまで「補足」ということを意識して作りましょう。
まとめ
今回はメルマガの件名・本文の工夫について解説しました。
LIGのメルマガでは今回お伝えしたことを意識しながら、これからもユーザーにとって、意義のあるメルマガを配信していきます。
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