在宅手当はもう古い。非課税スキームで節税&社員の生産性を爆上げする「リモートHQ」とは?

在宅手当はもう古い。非課税スキームで節税&社員の生産性を爆上げする「リモートHQ」とは?

Ryuji Takahashi

Ryuji Takahashi

こんにちは、LIGの執行役員・CFO(最高財務責任者)の高橋です。私はLIGの経営企画・人事など管理本部の部長も兼任しています。いわば裏の首領とでも覚えてください。
※会社を裏側で支える献身的な人のことです

バックオフィス部門の責任者として、以前から課題に感じていたのが在宅手当についてです。弊社がリモートワークを全社的に導入して4年目。現在は週3回の出社と週2回のリモートワークを組み合わせたハイブリッド型の勤務スタイルを採用し、社員には在宅手当も支給しています。

在宅手当は社員側からすると無条件で給料がアップするような嬉しい仕組みですが、会社側としては以下のような課題があるのも事実です。

  • 在宅手当は給与扱いのため所得税がかかる
     →社員の手取り金額の増加分は、支給金額の増加分よりも少なくなる
  • 在宅手当の分だけ人件費が増える
     →会社が負担する社会保険料など税金が増える
  • 支払ったコストに対して生産性が向上しているか分からない

経営者の皆さんもできることなら社員の税金は減らしてあげたいですよねぇ? でも在宅手当をやめれば実質的に社員の給与が減るし、モチベーションにも影響があるかもしれないと心配になる気持ちもよ〜く分かります。

そこで今回この記事を読んでいる方だけに特別にお伝えしたいことがあります。実は私、これらの課題をまるごと解決できるサービスを発見したんです。

そのサービスこそ、株式会社HQが提供している「リモートHQ」です。

リモートHQとは?

株式会社HQが提供するリモートワーク特化型福利厚⽣ソリューション。会社が費用を負担し、各社員がリモートワークに必要な備品を無料でレンタルして自宅で使用できるサービス。レンタルできる備品はデスクやモニター、チェアなど1,000点以上からセレクト可能。在宅手当と異なり、非課税で利用できるため節税にもつながる。

要するにリモートHQなら、

  • 在宅手当と違って給与・報酬とみなされない
     →所得税がかからない
  • 在宅手当の代替として導入すれば、在宅手当を導入した場合より人件費が減る
     →企業が負担する社会保険料が節税できる
  • 社員のリモートワーク環境をアップグレードできるため、生産性の向上につながる

と、さきほど挙げた課題をすべて解決できちゃうんです。

ここまでドンピシャだと逆に怪しいと思われるかもしれませんが、ご安心ください。完全に合法です。
※リモートHQは国税庁通知に基づいた非課税要件を満たしたサービスです

  • 適切な投資で社員の生産性を向上させたいと考えている企業
  • コストダウンを図りたい企業
  • 今後もリモートワークを継続し、在宅環境の整備が必要な社員(新卒など)の採用に積極的な企業

上記に当てはまる企業には、きっと役に立つサービスとなることでしょう。

リモートHQの詳細をチェック!

在宅手当の何が問題なのか?

リモートHQを詳しく紹介する前に、まずは在宅手当に関する課題をあらためて整理しておきましょう。

1.社員の使途が不明

在宅手当は仕事で使う備品の購入や、光熱費・通信費の補助を目的に支給しています。しかし、経費ではなく給与の一部として支給しているため使いみちは社員の自由なんですね。

ゆえに、もし「飲み代の足しにしよっ!ゲヘヘ!」と目をパキらせている社員がいても会社として止めることはできません。給与の使いみちを会社が指示するのは法律違反ですから。

2.課税対象になるためコストが割高

たとえば社員100名の企業が1人毎月5,000円を在宅手当で支給すると、単純計算で1年あたり600万円の人件費増加します。在宅手当は給与の一部としてみなされますので、会社が支払う社会保険料もその分増えますよね。

さらに在宅手当は所得税の課税対象となるため、社員の手取り額金額の増加分は支給額の増加分よりも少なくなります。こう考えると在宅手当は会社にとっても社員にとっても、税負担が大きいことは否めません。

3.生産性向上につながっているか、成果が見えづらい

そもそも企業がオフィスの設備にこだわるのは対外的な印象づけだけでなく、社員が快適に働ける環境を整備して生産性を上げるためでもあります。リモートワークでも同じように、もし社員が在宅手当を自宅の労働環境向上のために使ってくれたならば、生産性の向上に結びついていると判断できるでしょう。

ただ、さきほども説明したとおり給与の使いみちを会社が指示するのは絶対にNG。生産性を担保するために支給しているものの、コストに対して成果が実感しづらいという課題もあります。

リモートワーク環境整備の対策として、LIGでは会社で購入したチェアやモニターを希望する社員に貸し出しています。しかし、資産管理の手間が増えるうえ、備品の数が限られていることもあり完全な解決には至っていませんでした。

そう、リモートHQを見つけるまでは。

リモートHQの使い方をチェック

早速リモートHQのHPから問い合わせたところ、今回は体験取材も兼ねて特別に一部の社員にトライアル利用させてもらえることになりました。

利用方法は、たったの3ステップ。

  1. 会社がリモートHQを契約後、各社員に付与するpt(ポイント)を決定
  2. 各社員が専用Webページから好きな備品を注文
  3. 1〜2週間で各社員の自宅に備品が到着。利用スタート

各社員は会社から付与されるptの範囲内で備品をレンタルできる仕組み。1pt=1円で、各社員に付与するpt数は会社側が自由に設定できます。

こちらがレンタルする備品が掲載された専用Webページ。デスク、チェア、モニター、Webカメラ、マイクなど1,000アイテム以上の幅広いラインナップから、各社員が好きなものを自由に選べます。

5,000ptもあればデスク、チェア、モニターを一式レンタル可能なので、毎月5,000円の在宅手当を支払う代わりにリモートHQで毎月5,000pt付与すれば、リモートワークに必要な備品を各社員に一括で導入できるというわけです。


▲リモートHQサービス資料より引用

すでに自宅にデスクやチェアが揃っている社員もいるかと思いますが、その場合もご安心を。上図のようにグレードの高いモニターなどをレンタルして生産性アップを図る、あるいはチェアや観葉植物をレンタルしてワークライフバランスを向上させるなど、社員一人ひとりのニーズに沿って利用できるのがリモートHQの大きな特徴です。

備品はキーワード検索に加え、カテゴリやブランドごとに絞り込みも可能。ECサイトと同じような感覚で手軽に使えるのが分かるかと思います。

各備品の画像やスペック詳細もページ上で詳しくチェックできます。あとはカートに追加して注文を確定し、到着を待つだけです。

今回は自宅環境の異なる2名の社員にリモートHQを体験してもらいました。ここからはトライアルでサービスを体験した社員の声も混ぜつつ、実際の利用の流れや感想を紹介します。

▼体験してもらった社員

ico レンツLIGのフロントエンジニア。自作したデスクと会社から借りたチェア、モニターを使用し、デスク環境はすでに十分整っている。ガジェット好きだが、モニターなど高価な備品に手が出しづらいのが悩み。
ico あっきーいまだにダイニングチェアで仕事をしているLIGのメディアディレクター。リモートワーク用のデスクやチェアもあったらいいなと思っているが、「PC1台で仕事はできる」と豪語し、給与の大半を酒代につぎこんでいる。

リモートHQの詳細をチェックしたい人はこちら

リモートHQ体験①:ある程度デスク環境が整っている社員・レンツ編

まずはLIGのフロントエンジニア・レンツにリモートHQを利用してもらいました。こちらの写真が本人のデスクですが、すでに十分環境が整っているように思えます。脇にSwitchが置いてあるのが非常に気になりますが。

▼レンツのデスク環境(リモートHQ利用前)

  • デスク:自作デスク
  • チェア:会社備品
  • モニター:会社備品
  • キーボード・マウス:未使用(PCで操作)
ico レンツ:会社からの備品貸出もあり、今の自宅環境も大きな不満はないです。ガジェット類は分離型キーボードやトラックパッドを使っていた時期もありましたが、結局Macでの操作に落ち着きましたね。試してみたいキーボードやモニターは色々あるので、今回のトライアルで注文してみようと思います。

早速リモートHQのサイトで気になる備品をチェック。モニターひとつとっても、持ち運びできるモバイルモニターから35インチ以上の大型モニターまで幅広く用意されているので、悩む時間さえ楽しくなりそうですね。

注文から1週間ほどで備品が到着しました。

ico レンツ:モニターなどの配線をまとめるケーブルがサービスで入っていて、気が利いてるなと思いました。モニターはサイズが大きかったので部屋に搬入できるかちょっと不安でしたが問題なし。もし使ってみて自分には合っていないと思ったら、無料で返却&別の備品を注文できるみたいですし、めっちゃ便利ですね。

※備品の返却には条件があります

すでに整っているように思えたレンツのデスクですが、どのように変わったのでしょうか。設置完了後のデスクがこちら!

モニターのサイズが大幅にアップしましたね! 高速タイピング性と静粛性に定評のあるHHKBのキーボードに加え、手をほぼ動かさずに操作できるトラックボールも設置しました。

▼レンタルした備品

  • モニター:37.5インチ UWQHD FlexScan EV3895-BK(6,570pt/月)
  • マウス: ExpertMouse K72359JP(630pt/月)
  • キーボード:HHKB Professional HYBRID Type-S 無刻印 PD-KB800BS(1,370pt/月)

→計8,570pt/月

ico レンツ:ワイドモニターは初めて使ったのですが、モニターの左右が湾曲している造りなので自然に映像が視界に入ってくるんですね。作業領域がめちゃめちゃ広くなって感動しました。今回のように実際に使って初めて分かることもあるので、自分の出費なしで試せるのはありがたい限りです。

ico レンツ:キーボードやマウス(トラックボール)は使い心地に個人差がありますが、レンタルなら気軽に試せるのも大きいなと。取り扱い備品のジャンルも幅広いので、「もう環境が整っている」と感じている人でも役立つアイテムが見つかりそうですね。

よほど気に入ったのか、出社時にもリモートHQでレンタルしたキーボードを持ってきていました。リモートHQを使えば、すでにデスク環境が整っている社員でも改善の余地はまだまだありそうです。

リモートHQ体験②:ゼロからデスク環境を整えるべき社員・あっきー編

続いてはLIGブログの記事広告制作などを担当しているメディアディレクター・あっきーがトライアル。現在のデスク環境はこちらの画像のとおりだそうですが……これ、ダイニングテーブルですよね?

▼あっきーのデスク環境(リモートHQ利用前)

  • デスク:ダイニングテーブル
  • チェア:ダイニングチェア
  • モニター:なし
  • キーボード・マウス:未使用(PCで操作)
ico あっきー:少し前に引っ越して、それを機にデスク環境を整えようと思っていたんです。でも週に3回出社してるし、もうこのままでいいかって思えてきて……。整備するなら、まずはデスクとチェアを揃えなきゃですよね。クライアントと打ち合わせの機会も多いので、Webカメラやマイクもあったらいいなあ。

今回はトライアルなので、希望通りに注文してもらいました。到着した際に、ひとつ驚いたことがあったのだとか。

ico あっきー:なんと、デスクとチェアは配達員の方がその場で組み立ててくれたんです! 組み立て用の工具を用意しなきゃいけないかと思っていましたし、組み立てる手間もかからず安心しました。
※備品によって組み立ての対応可否は変わります。

そして、設置完了後の写真がこちら!

オフィスと同等か、それ以上の環境が完成したのではないでしょうか。サブモニターに加えて高さが調整できる電動スタンディングデスクや、定価だと約15万円もする高級チェアを導入。マイクやWebカメラもハイスペックなものをレンタルしています。

▼レンタルした備品

  • デスク:電動昇降スタンディングデスク E7 140cm(3,010pt/月)
  • チェア:Ergohuman PRO OTTOMAN EHP-CPL KM-11(5,000pt/月)
  • モニター:LG 27インチ・4K 27UQ850-W(2,880pt/月)
  • Webカメラ:FHD オートフォーカス 78° StreamCam C980GR(890pt/月)
  • マイク:Yeti BM400BK(1,010pt/月)

→計12,790pt/月

ico あっきー:マジで過去の自分を殴りたい。それくらい作業効率が激変しました。特にスタンディングデスクは以前から気になっていたのですが、大型の家具って価格も高いし一度導入すると買い換えるのが億劫じゃないですか。それを無料で試せるメリットはめちゃめちゃ大きいなと思いました。

ico あっきー:あとこのイス、無限に座れますね。今まで使ってたダイニングチェアだと、原稿編集とか長時間座る作業のときに腰やお尻が痛くなってたんです。チェアの差が健康面にここまでダイレクトに響くとは思いませんでした。

ico あっきー:WebカメラやマイクはPCに搭載されているものを使用していましたが、画面がやたら暗いし音声もチープな感じだったんです。でも先日オンラインMTGで「なんか画質と音質がすごくキレイになったよね?」とチームメンバーに言われて。クライアントに与える印象も変わると思うので、こうした備品も必要だなと痛感しました。

PC1台あれば仕事はできると豪語していたあっきーですが、デスク環境による作業効率の違いを存分に実感してもらえたようです。リモートHQは一部社員のみにも導入可能。デスク環境が整っていない新卒社員に絞って導入するなど、臨機応変に制度設計できるのも魅力といえますね。

他にもいろいろ!リモートHQのここがすごい

今回のトライアルでは紹介しきれなかったリモートHQのサービス・特徴の一部を紹介します。

1.利用料金はリーズナブル&長く使えば使うほどお得

リモートHQは初期導入費用を払えば、あとは各社員に付与するpt分の代金とわずかな月額利用料のみでリーズナブルに利用可能。さらに、備品ごとに設定された支払期間(1〜3年)が終了すると、それ以降はpt不要でレンタルできます。支払い終了後は別の備品レンタルにptを使えるようになるため、さらに自宅環境をアップグレード可能。長く使うほどお得なんです。

2.備品選びに悩んだら専門コンシェルジュに相談できる

リモートワークが初めての社員はどんな備品が必要か悩んだり、多彩なラインナップから自分に合った備品を選ぶのに苦労するかもしれません。そんなときはリモートHQ専属のコンシェルジュにオンラインで無料相談が可能。ワークスタイルや要望に合わせて、備品を提案してくれます。

3.会社側の運用工数もほぼゼロ

このようなサービスを利用する場合は会社側の運用工数がどの程度かかるのかも重要です。リモートHQの場合は導入時の制度設計さえ行えば、あとは社員が備品を注文するだけ。備品の配送や返却、退社時の備品回収までリモートHQ側が行ってくれるうえ、備品はレンタルなので会社として資産管理の必要もありません。

4.光熱費、通信費もリモートHQで支払い可能

すでに自宅に十分備品が揃っている場合、レンタルサービスを不要に感じる社員もいるかもしれません。その場合、付与されたptを使って在宅勤務に伴う光熱費、通信費の支払いに充てることもできます。
※国税庁通知に基づいた非課税分のみ経費として精算可能

リモートHQのポイントをおさらい

リモートHQの特徴
●在宅手当の代替サービスとして最適
●在宅手当と異なり、所得税がかからないため節税につながる
●社員のリモートワーク環境を整えるサービスなので、生産性向上につながる

こんな企業におすすめ!
●適切な投資で社員の生産性を向上させたいと考えている企業
●在宅手当の支給に伴う社会保険料などのコストダウンを図りたい企業
●今後もリモートワークを継続し、在宅環境の整備が必要な社員(新卒など)の採用に積極的な企業

トライアルで利用した社員の満足度も高く、リモートHQは有益なサービスだと感じました。散々怪しい雰囲気で紹介してすみません。

出社・在宅を組み合わせたハイブリッド型勤務スタイルが増えつつある昨今、生産性を担保するためにはリモートワーク環境の整備こそ重要ではないでしょうか。利用を検討している方は、トライアルで導入を相談できるケースもありますのでまずは気軽に問い合わせてみてください。

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1981年生まれ。東京大学大学院を修了後、新卒で大和証券エスエムビーシー株式会社(現、大和証券株式会社)で機関投資家への営業など投資銀行業務に従事。その後、株式会社リンクバルにてIPOを経験後に、ベンチャー企業を支援するため投資会社の株式会社MYALLを設立し、代表取締役社長に就任。同時に複数の事業会社の役員も兼任後、2021年10月よりLIGに参画。

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