サステナビリティページ制作を解説!必要要素と15の事例

Noboru Yoshida

Noboru Yoshida

こんにちは、株式会社LIGデザイン部 部長の吉田です。

創業2007年のWeb制作会社である弊社では、個人商店から大企業まで様々なWeb制作のご相談をいただきますが、その中で最近とても増えてきているご相談があります。

「そろそろサステナビリティページを作らなきゃ……」
「サステナビリティコンテンツを制作したい」

コーポレートサイトのリニューアルなどを機にご相談を受けるケースが多いですが、企業の価値が売上や利益だけでは計れない時代になり、企業として社会的な責任をどう果たしているのか、どのような取り組みを実施しているのを明らかにすることは、いまや企業の重要な責務になっていると感じます。

今回は、あらためてサステナビリティページとはなにかどのようなコンテンツが必要でどのようなデザインに落とし込んだら良いのかを、参考事例を交えながら解説していきます。これからサステナビリティコンテンツの制作を検討している方は、ぜひさいごまでご覧ください。

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ico 執筆者:株式会社LIG デザイン部 部長 吉田 昇クリエイティブディレクター/広告ディレクター/編集者。ヒト・モノ・コトを集めて編むことを得意とする。大手企業のサステナビリティページ制作をはじめ、メディア事業やtoCビジネスにおける新規事業開発・クリエイティブ領域を担当。

サステナビリティページとは?

引用:三菱地所 サステナビリティ

サステナビリティページとは、企業が環境・社会問題をどのように捉え、具体的にどのようなことに取り組んでいるのかを伝えるWebサイトのコンテンツのことです。

サステナビリティを直訳すると「持続可能性」。つまり、環境・社会・経済・人間が持続可能な発展を目指すという考え方に基づいています。

少し前は「CSR(企業の社会的責任)を果たすこと」を目的とした、いわゆる「CSRページ」が主流でしたが、最近では「企業として持続的に発展するための取り組み」を、よりさまざまな観点から表現できるサステナビリティページの制作がトレンドになってきています。

その背景には、2015年9月の「国連持続可能な開発サミット」で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の存在があります。これ以降、SDGsという言葉の認知も高まり、多くの人にとって理解しやすい概念になりました。それに伴い、企業もSDGsを絡めたサステナビリティページを積極的に制作するようになったと考えられます。

サステナビリティページを作る目的とは?

サステナビリティページを制作する目的・メリットとして、以下の4つが考えられます。

企業イメージの向上

いまや地球環境問題や社会問題は、世界的な関心事となっています。サステナビリティへの取り組みを発信することが企業の信頼に繋がり、ビジネスの取引に有利に働いたりと、さまざまな方面へプラスの効果が期待できるでしょう。

採用ブランディング

とくに若年層はSDGsへの関心は高く、「社会的な貢献をしている企業で働きたい」という人材は数多くいます。採用活動においてもサステナビリティページの存在は重要なポイントとなってくるはずです。

社員エンゲージメントの強化

サステナビリティページは、主に対外的な発信を目的にしたものだと思いますが、その影響は社内にまで及びます。

制作の過程で、あらためて自社がどのような社会活動をしているのかという再発見に繋がり、仕事へのやりがいや誇りが生まれ、社員のエンゲージメントが高まることも考えられます。

資金調達を見据えて

サステナビリティな取り組みを発信することで、より融資を受けやすくなる可能性もあります。ESG投資といって、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)に配慮している企業へおこなう投資も活発になってきました。

逆に、サステナビリティへの取り組みを一切発信していない企業は、環境に配慮していないように見られてしまい、投資家に見向きもされない可能性もあります。

そのため、サステナビリティページはいまや資金調達の選択肢を広めるためには必須のコンテンツとなりつつあるのです。

どんな企業・業界が制作すべき?

一般的には上場企業全般、とくに食品・服飾など非耐久消費財を扱う業界、外国人労働者問題を抱えている業界、自然をフィールドにするアウトドア業界など、比較的問題意識の高い業界がサステナビリティページに力を入れている傾向にあります。

とはいえ、「非上場だから」「この業界だから必要がない」ということは決してなく、結局は経営陣の考え(環境・社会問題への関心度)次第だと思います。実際に弊社の場合、上場/非上場や企業規模、業界問わず、さまざまな企業さまからサステナビリティページ制作をご依頼いただいています。

サステナビリティページを作成するタイミングとは?

サステナビリティページ制作は企業に義務付けられているものではなく、また、いつまでに必ず必要になる、というものでもありません。では、どのタイミングで制作するのがよいのでしょうか。

弊社のお客様の場合、コーポレートサイトリニューアルを機にサステナビリティページを追加されるケースが一番多いです。

サステナビリティページの制作は、企業の向かうべき方向性をあたらめて見直す機会にもなりますので、コーポレートサイト全体の見直しの一環として制作されることが多いように思います。単独で付け足されることはむしろ少ないかもしれません。

「サステナビリティページ制作のタイミングがわからない」という方は、ぜひコーポレートサイトリニューアルのタイミングにあわせての制作をご検討ください。

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サステナビリティページの構成要素と参考事例

サステナビリティページにはどのようなコンテンツが必要になるのでしょうか?

コンテンツの内容は企業によりさまざまですが、上場企業である場合はコンテンツ量も多くなってくる傾向にあります。今回は、サステナビリティページを構成する要素について、各社の事例を見ながらご紹介していきます。

マテリアリティ(重要課題)を定める

企業のサステナビリティ活動の核となるのがマテリアリティ(重要課題)です。

マテリアリティとは、サステナビリティの観点から企業が優先して取り組む重要課題のことです。マテリアリティを設定することで、自社がさまざまな環境・社会的な問題にどのように優先順位をつけて、どのように取り組んでいくのかを、ステークホルダーに明らかにすることができます。

サステナビリティページ制作においても、まずはマテリアリティから決めていくのがよいでしょう。参考までに、マテリアリティ特定の基本的な流れは以下のとおりです。

1. 自社の事業活動を洗い出す

まずは現在自社で行っている事業や活動をすべて洗い出していくところからはじめます。事業ごとのプロセスや特徴などもあわせて整理できるとよいでしょう。

2. 事業に関わりそうな社会課題を洗い出す

以下のような国際的なガイドラインや動向に基づいて、さまざまな環境課題をリスト化・整理し、そのなかから事業に関わりそうな課題を抽出していきます。

  • SDGs
  • 価値協創ガイダンス
  • ISO26000
  • GRIスタンダード
  • SASBスタンダード
  • IIRC

どのガイドラインを参考にするかは、その企業が目指す姿や業界によってさまざまですが、たとえばSDGsの17の目標を参考に、事業との紐付けを行っていくのがわかりやすいかもしれません。

引用:コープデリグループのサステナビリティサイト|コープデリ連合会

たとえば、コープデリグループは5つの重点課題を掲げており、それぞれにSDGsの主たる目標と関連する目標を紐付けています。

自社の取り組みと課題の紐付けのイメージがつきにくい場合は、同業者のマテリアリティを参考にするのがよいでしょう。

3. 優先順位をつけてさらに絞り込む

2で洗い出した課題に優先順位をつけて、さらに絞り込んでいきます。

優先度付は、「ステークホルダーにとっての重要性」と「自社にとっての重要性」の二軸で考えられることが多いです。ステークホルダーや社員に直接話を聞いたり、アンケートを採ったりして情報を収集する企業もあるようです。

引用:基本方針 – 株式会社ZOZO

たとえば、株式会社ZOZOでは上記のようなマテリアリティマップを展開し、右上部分の12項目を最重要マテリアリティとしてピックアップしています。このようなマテリアリティマップは多くの企業のサステナビリティページで見られます。

4. マテリアリティを整理する

抽出したマテリアリティをそのまま掲げてもよいのですが、ほとんどの企業は、さらに分類したり独自のキーワードに言い換えたりすることで、よりわかりやすく表現しています。

 
引用:基本方針 – 株式会社ZOZO

さきほどの株式会社ZOZOでは、12のマテリアリティを4つの重点課題に分類し、目標達成までのロードマップを示しています。どのような道筋で取り組んでいくのかが視覚的にもわかりやすくなっていますね。

 
引用:アーバンリサーチのサステナビリティ | URBAN RESEARCH Co., Ltd.|株式会社 アーバンリサーチ

アパレルブランドの株式会社アーバンリサーチでは、3つのマテリアリティの頭文字を取った「3C」をコンセプトにしており、それをサイトデザインにも反映させています。社外だけでなく、社内にも浸透しそうなカジュアルさが生まれています。

5. 具体的な目標を提示する

マテリアリティや独自のテーマを定められたら、それぞれいつまでにどんなことを実現するのか、目標を定めていきます。

このとき具体的なKGIやKPIを設定することで、将来的に情報開示をする際にも明確に進捗状況を報告することができます。

 
引用:就業に掛かる時間を半減 | ソーシャルインパクト | サステナビリティ | リクルートホールディングス

たとえば、リクルートホールディングスでは「世界の約40%の人々が、3か月間収入がないと貧困に陥ってしまう」という社会課題に対して、「就業までに掛かる時間を2021年度比で半分に短縮する」というコミットメントを掲げています。アプローチ方法として自社の採用プラットフォームの活用を挙げており、企業活動と密接で誰にでもわかりやすい目標立てとなっていますね。

具体的な取り組みを紹介する

マテリアリティ・目標に沿って、課題解決に向けての具体的な取り組みを示していきます。サステナビリティページのメインコンテンツであり、各社の個性が出るところです。

 
引用:環境 – Apple(日本)

Appleのサステナビリティページでは、Apple製品で使っている素材や製造、輸送、使用、回収までの一連の流れのなかで行っている環境への取り組みを、シンプルにわかりやすく紹介しています。消費者にも馴染みのある製品・機能が、実はこんなエコにつながっていた、と新たな発見があります。

 
引用:ブラザーグループSDGsスペシャルサイト | ブラザーSDGsストーリー

プリンター製品で有名なブラザー工業株式会社では、サイト上で「クリックするだけで1円の募金ができる」という取り組みをしています(負担をするのはブラザー側)。サイトを訪問するすべてのユーザーを巻き込むことができる体験型のコンテンツとなっています。

 
引用:サステナビリティ | NTT

NTTグループでは、社員個人にフォーカスして、インタビュー形式で取り組みを紹介しています。現場の人の顔が見えることで、信頼感や親近感が湧きますね。

スローガンやトップメッセージを掲げる

引用:ナイキのサステナビリティへの取り組み。Move to Zero.オンラインストア(通販サイト)

サステナビリティ活動におけるスローガンを掲げる企業も多いです。デザインコンセプトにも繋がる要素のため、サイトのメインビジュアル候補にもなると思います。

スローガンの例
MOVE TO ZERO(NIKEの取り組み)
Self as We(NTTグループ・基本理念)
未来へつなごう(コープデリグループ・スローガン)
ファッションでつなぐ、サステナブルな未来へ。(株式会社ZOZO・サステナビリティステートメント)

口にしやすいスローガンがあることで、取り組みの全体像も理解されやすく、人々の心に残りやすいというメリットがあります。

 
引用:サントリーグループのサステナビリティ サントリー

またページ内の目立つ位置に、顔写真とともに代表メッセージが掲げられているケースもあります。組織のトップ自らが表明していることで、サステナビリティ活動に注力しているという印象を与えることができます。

トップメッセージを重視する外部評価機関もあるようで、たとえば上場企業のサステナビリティをサイトを対象とした「サステナビリティサイト・アワード」では、情報充実度の高いサイトのほか、トップメッセージを重視していると明言しています。

参考:ESGウェブコンテンツ格付け「サステナビリティサイト・アワード2023」を発表

方針・体制を明らかにする

サステナビリティ活動をおこなう上での基本方針や体制を紹介しているコンテンツです。上場企業のサイトに多く見られます。たとえば以下のようなコンテンツが含まれています。

基本方針

サステナビリティ活動に対する企業の考え方や、企業理念との関連性、さらに行動指針・規範などがテキストで示されていることが多いです。トンマナや情報量は企業によってさまざまです。

マテリアリティの特定プロセス

引用:三菱地所グループのマテリアリティ | 三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030 | 三菱地所 サステナビリティ

上記でご紹介したマテリアリティの特定に至るプロセスを載せることも、方針を示す材料となります。4〜5つほどのステップにまとめられているケースがほとんどです。

マネジメント体制

引用:サステナビリティ推進体制 | サステナビリティ経営 | 三菱地所 サステナビリティ

組織のどのような部署が中心となって活動を進めていくのかを明らかにしたものです。組織図など、図によって表現されていることが一般的です。

各ステークホルダーとの関係

各ステークホルダーごとの方針やコミュニケーション方法が表やテキストでまとめられています。

定期的に情報開示する

掲げた目標に対してどのような進捗があるのか、定期的に実績を発信する必要も出てくるでしょう。とくに一部の上場企業は、証券取引所からTCFD提言に基づく気候変動関連の開示を要請されるなど、より一層サステナビリティに関する情報の開示が求められています。

 
引用:ESGデータ&レポート | サステナビリティ | リクルートホールディングス

リクルートホールディングスのサイトには、「ESGデータ」と「レポート」としてまとめられています。ESGデータは、企業のESGに関する情報を体系的にまとめたデータベースで、ステークホルダーからの評価や投資判断の材料として使用される資料です。レポートは「サステナビリティ報告書」などと称されることも多く、企業の取り組みをステークホルダーにわかりやすく伝えるための報告書となっています。

これらは企業が持続可能な社会の実現に向けた取り組みを示す上で重要なツールであるため、非上場であっても作成している企業は多くあります。

 
引用:サステナビリティ|株式会社サイバーエージェント

さらにお知らせ(新着情報)欄を設けて常に最新情報を発信することで、現在進行中で取り組みをおこなっているという印象を与えることもできます。

制作を依頼する前に最低限準備すべきこと

これから制作会社にサステナビリティページの制作を依頼したい場合、どんな準備をしておけばよいのでしょうか。

弊社に制作をご相談いただいた場合、ヒアリングやインタビュー、ワークショップを開催しながら、コンセプトの部分から設計することも可能ですが、最低限準備しておいていただきたいことが2つだけあります。

SDGsについて理解を深めておく

まずやるべきことは、環境・社会的な課題について理解を深めておくことです。はじめはSDGsの17の目標について深堀りしていただくのがよいかもしれません。

マテリアリティ特定の際には、課題解決のための根本的なアプローチを理解した上で、事業との紐付けを行っていく必要があります。

たとえば、2の「飢餓をゼロに」という目標ひとつとっても、単に食料を買って支援すればいいのかというとそうではなく、食品ロスをなくしてできるだけ多くの人に資源が行き渡る仕組みづくりなど、短期ではなく持続可能なアプローチをしていかなければなりません。そして食品ロスの問題は、目標12の「つくる責任つかう責任」にもつながってきます。

以下の国連や国のサイトでは、目標の解説や関連動画がまとめられています。ぜひ一度目をとおしてみてください。

自社の事業活動を洗い出す

SDGsについて理解を深めておくのと同時に、あらためて自社の事業活動の洗い出しをおこなっておくと、事業との関連を考えながら課題を抽出することができます。

上記でご紹介したマテリアリティ特定の流れの1、2あたりまで事前に考えておいていただけると比較的制作もスムーズに進むと思います。ぜひご検討ください。

サステナビリティページ制作で意識すべきこと

依頼側、制作側ともに、よりよいサステナビリティページ制作のために意識すべき3つのことをご紹介します。

継続可能な取り組みに絞る

マテリアリティ特定の際は、あらゆる課題解決を目指す必要はなく、あくまでいまある企業の資源や事業内容に紐づく項目はなにかを考えていくことが大切です。サステナビリティページを作るために新しい取り組みをはじめる……といったことをすると間違いなく続かなくなるため、やめておきましょう。

わかりやすい言葉を使う

「サステナビリティ」の考え方は欧米から生まれた概念のため、コンテンツ制作の際にはどうしても横文字が多くなってしまう傾向にあります。できるだけカタカナ英語を減らしたり、直訳を避けて別の言葉に言い換えたりするなど、誰にでもわかりやすく伝えるための工夫を重ねる必要があります。

広告的な表現・誇張表現を使わない

サステナビリティページは、事業を直接的にPRするためのページではありません。いかにも広告らしい表現や誇張表現は避けるべきです。

サステナビリティ活動は企業として当然やるべき」というスタンスを崩さず、「どうだ、すごいだろ(ドヤ」感を出さないというのもポイントになってきます。

普段の事業活動をベースに、やっていないことをやっているかのように書かない、そもそもできないことは書かない、を徹底していきましょう。

実際にサステナビリティページはゴリゴリのアニメーションなどリッチなデザインは用いられない傾向にあり、どうしても各社似たような作りになってしまいます。

より個性的な表現でサステナビリティ活動について発信したい場合は、サステナビリティページとは別に、特設のサステナビリティコンテンツを作る方法もあります(下記の章でもご紹介しています)。

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サステナビリティページ制作の期間や費用感

サステナビリティページの相場は制作会社によってさまざまですが、弊社で制作した場合は以下の金額・制作期間が基本となります。

料金 1P(静的なページ)50万円〜
制作期間 最短1ヶ月半〜

基本構成の1ページ50万円から承っており、最短1ヶ月半での納品が可能です。

コーポレートサイトリニューアルの一環としてご依頼いただいた場合、それを含めたお見積もりの提出が可能です。

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サステナビリティコンテンツのデザイン参考事例

さいごに、サステナビリティに関連する素敵なコンテンツをご紹介します。最近は従来のような情報量の多いサステナビリティページとは別に、デザイン性の高い特設ページを制作する企業が増えています。テーマを絞り、よりリッチな表現で伝えることで、ユーザーにも受け入れられやすくなるというメリットがあります。

ぜひデザインや切り口の参考にされてください。

KUBOTA FUTURE CUBE

https://www.kubota.co.jp/futurecube/

農業機械メーカーのクボタのサステナビリティコンテンツ。ローポリゴン風フルCG映像と2.5Dのイラストを用いて、クボタの「未来に向けた事業活動」を紹介しています。

「KUBOTA FUTURE CUBE」のシームレスでダイナミックな動きは圧巻。リアルな映像ではなくローポリゴンにすることで、近未来感と同時に身近さも感じることができます。

世界三大アワードのひとつである「CSS Design Awards」にて、日本企業初となる「年間賞」、「Best Innovation賞」を受賞したことでも話題となりました。

ZOZOTOWNと学ぶ「ファッションとサステナビリティ」

https://zozo.jp/sustainability/

お客様と同じ目線で一緒に学んでいきたいという想いを込め、「親しみ」「やさしさ」「共感」をキーワードに作成された特設ページ。「サステナブルなファッションを選択できる顧客体験の提供」という重点取組みの一環として制作されました。

「レッスン」と称し、ファッションのサステナビリティに関する8つのテーマについてやさしく解説しています。コンテンツの流れのなかで実際の商品を紹介するなど、上手にPR的な要素を取り入れているなと感じました。

2050年、Hondaが目指している「カーボンニュートラル」って?

https://www.honda.co.jp/HondaHeart/special-contents/infographics/01/

自動車メーカーHondaのスペシャルコンテンツ。イラストを使って、Hondaのカーボンニュートラルへの取り組みをわかりやすく伝えています。

ストーリーをたどるようなシームレスな構成となっており、ヌルヌル動くイラストが気になってさいごまでスクロールしたくなります。

スマートフォンで見やすいモバイルフレンドリーなつくりになっており、ToCに特化したコンテンツであることが伺えます。

サステナブルな社会へ from Benesse

https://www.benesse.co.jp/brand/

持続可能な社会に向け、ベネッセの“今”を発信するWebメディア。ベネッセのさまざまな取り組みを記事コンテンツで詳しく紹介しています。

教育・福祉といったキーワードだけでなく、SDGsの目標ごとに関連した記事を探すことができます。「サステナブル」関連のキーワードでSEO獲得もできており、検索流入も得られていると考えられます。

Sustainable PRODUCTS|日本製紙グループ

https://www.nipponpapergroup.com/sustainableproducts/

日本製紙グループのサステナブルなプロダクトを紹介するサイト。豊富なイラストのおかげで、身近なトイレットペーパーから有機肥料の開発まで、幅広い取り組みを楽しく知ることができます。

プロダクトごとに関連するSDGsの目標が紐付けられており、製品特徴がどんな目標に紐付けられるのかの参考にもなります。

サステナビリティページの制作をご検討中の方へ

さいごまで見ていただきありがとうございました。サステナビリティページ制作に向けて、少しでもお役に立てたなら幸いです。

サステナビリティページ制作及びコーポレートサイトリニューアルをご検討の方は、ぜひ弊社にご相談ください。

株式会社LIG

弊社LIGの強みは、毎年デザインアワードを受賞する高いデザイン力と企画力、そして年間150サイトリリースのグローバルな開発体制

デザイン性やユーザビリティの高い単ページ制作から、大規模な開発を伴うプロジェクトまで、コンセプト設計・制作・運用を一貫して承ります。お気軽にお問い合わせください。

 
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クリエイティブディレクター/広告ディレクター/編集者。ヒト・モノ・コトを集めて編むことを得意とする。これまでメディア事業やtoCビジネスにおける新規事業開発・クリエイティブ領域を担当してきた。

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