厳しい世界は覚悟の上。フリーランスの動画クリエイターに転身した佐原さんにインタビュー

厳しい世界は覚悟の上。フリーランスの動画クリエイターに転身した佐原さんにインタビュー

Shota Utsunomiya

Shota Utsunomiya

こんにちは! デジLIG 担当のショウタです。

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・大宮・北千住・川崎にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!

今回は、30代でスクールに入学し、Web制作会社の社員からフリーランスの動画クリエイターとしてキャリアチェンジに成功した佐原さんにインタビューをしました。在学中の学習習慣やスクールの活用方法、フリーランスになってから感じている厳しさや面白さをお話しいただきました。

本記事はこんな方におすすめです!

  • 動画クリエイターやフリーランスに興味のある方
  • 独学で学習することに限界を感じている方
  • 現在スクールで学ばれている方
ico 人物紹介:佐原さん【STUDIO上野 2021年10月生/ネット動画クリエイター専攻】
Web制作会社で働きながら、独学で動画編集の勉強をスタート。独学で進める中でしっかりと誰かに教えてもらえる環境で学習したいと思い、会社を退職しデジLIGへ入学。卒業後はフリーランスの動画クリエイターとして活躍している。

「LIGブログ」の会社のスクールだったから

――動画編集を学ぼうと思ったきっかけを教えてください。

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佐原さん:入学前はWeb制作会社でコーディングやLPのデザイン制作を担当していました。制作をするなかで、ファーストビューで動画を入れたりYouTubeを埋め込んだりする機会も多く、動画の需要が伸びていると感じていたんです。せっかくなら自分でも作れるようになりたいと思い、最初はYouTubeを見ながら独学で学習を始めました。

――独学からスクールに入って学習しようと思ったのはどうしてですか?

佐原さん:あるタイミングで、なにが正解なのかがわからなくなったんです。このまま悩み続けるよりも、誰かに教えてもらえる環境に行こうと思ったのがきっかけです。

――動画編集を学べるスクールはたくさんあるなかで、デジLIGへの入学を決めていただいた理由は何ですか?

佐原さん:Web制作会社で働いている人であれば一度は「LIGブログ」を見ていると思うんですよ。検索でWeb関連のツールの使い方などを調べるとLIGの記事が出てくるので、僕もときどき見ていました。

いざ動画編集の勉強を始めようと調べているなかで、LIGがスクール事業をやっていることを知りました。もともとLIGのことは知っていたし親近感のようなものがあったので説明会に参加してみました。雰囲気も良く、内容も面白そうだなと思ったので、デジLIGへの入学を決めました。

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成長に繋がるインプットの習慣

――いよいよデジLIGへ入学! となるわけですが、受講期間中はどんなスケジュールで学習をしていましたか?

佐原さん:Web制作で副業もしていたので、デジLIGに入学する前に会社を退職して、勉強する時間をしっかり確保するようにしました。仕事をしながらでもよかったのですが、日中も勉強できればそれだけたくさんのことが身に付くと思ったんです。カリキュラムは、週に5〜6日はできる時間帯を見つけてスケジュールにぶっ込む!と決めて取り組んでいました。

――それだけ学習時間を確保できるとカリキュラム以外にも取り組めると思うんですが、どんなことをされていましたか?

佐原さん:カリキュラムは課題提出のスケジュールに合わせて進行していました。空きの時間では、エフェクトを探して実際に自分で使ってみたり、YouTubeで編集の小技を調べたりとか……。とにかく動画編集に関する知識をインプットすることにかなり時間を使っていました。

――クリエイターにとってインプットの習慣が身についているかどうかは重要な部分なので、意識的に取り組まれていたのは素晴らしいですね……!

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佐原さん:動画制作もWebデザインも、仕事になると自然とアウトプットはすることになると思います。アイデアの引き出しを増やさずに自分の好きなものばかりを調べていると、毎回似たようなものになってしまって、成長ができないと思うんです。なので、知識としてインプットしたものをしっかりとアウトプットすることを大切にしていました。

――スクールに通って良かった点はありますか?

佐原さん:同じタイミングで入学した仲間ができたことですね。一緒に美術展を見に行ったり、食事にも行ったりしていました。今はオンラインでも学習を完結できるような環境は整っていると思うんですが、スクールに通うなら他の人と交流しないともったいない気がして。社会人になると、仕事以外で人と出会うタイミングって滅多にないじゃないですか。仕事を通じずに、同期という形で知り合えたのは本当によかったなと思います。同じタイミングで学習している仲間がいることで刺激にもなって、いろんな人の作品を見ることでモチベーションにもつながりました。

ーートレーナー(講師)とのつながりについてはどうでしたか?

佐原さん:在学中はSTUDIO(校舎)に行けるときは行くようにして、お話ししていました。これから動画業界で働こうと思ってスクールに入学しているので、先に業界で働いている人たちから、実際の現場の状況や仕事内容を聞けるのはすごく良かったです。卒業後も関係性は続いていて、藤川トレーナーが美術展に参加されたときに声をかけていただいて、卒業生と設営を手伝いに行ったのは良い思い出ですね。

▲佐原さんが在学中に制作した動画

佐原さん:カラーピッカーが旅をしていく、というイメージで制作しました。こちらは既存の作品の模写という形で作り上げています。最初は完全オリジナルにするつもりだったのですが、それではいま自分が持っている技術でしか表現できないと考え、途中で方向転換しました。「この動きはどう作っているんだろう……」と試行錯誤の過程は大変でしたが、楽しんで取り組めましたしやって良かったなと思います。

「キラキラ」してないフリーランスの現実

――スクールを卒業後はどういったお仕事をされていますか?

佐原さん:会社に所属はせずにフリーランスという形で働いています。組織に抑制されずに自分の思いを直接伝えられるような働き方がしたいと思って、厳しい世界であることは覚悟の上で、フリーランスを選びました。

僕の場合は、ありがたいことに周りにWeb制作や動画業界の人が多くて、繋がりや紹介でお仕事をいただくことが多いです。今は紹介いただいたmellow soda.という制作会社で外部委託という形でお仕事をさせてもらっています。映像作家100人に選ばれた方が代表を務めている会社なんですが、業界のことを勉強させてもらいながら、さまざまな動画の制作に携わっています。

――実際、フリーランスとして働いてみてどうですか?

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佐原さん:フリーランスになって9ヶ月経ちますが、性分としては合っているなと思っています。SNSで流れてくるようなキラキラした世界ではもちろんないですし、会社を離れてはじめてお金の部分などいろいろと守られていたんだなと気付きました。不安もありますが、身が引き締まる感じもしています。ただそれを上回るくらい、自分の好きな人と仕事ができたり、繋がりが広がっていくところに面白さを感じています。

――今後の目標を聞かせてもらえますか?

佐原さん:今は周りの人に助けられている状況なので、直近だと自分一人で安定して働けるようになっていきたいですね。将来的には、チームを作って動けてるといいなと思っています。会社という形である必要はなくて、今の繋がりを広げていき、仕事もどんどん繋がっていければいいなと。クリエイターとしてという部分だと、動画を依頼された通りにただ作るだけではなくて、依頼してもらったクライアントが抱えている課題や要望に対して、自分の作った動画を通じて解決していけると良いなと思っています。

「やらない後悔」をしないこと

――学習を悩んでいる方や、これから学習を開始する方へアドバイスをお願いします!

佐原さん:自分がやりたいと思ったことは絶対にやったほうが良いです。やらない後悔よりも、やってから後悔したほうが少なからず成長には繋がると思います。

学習を進める中では、インプットでもアウトプットでもよいので、カリキュラム以外にもなにかしら自分なりのアプローチをすることが大事だと思います。そのぶんだけ自分の力として返ってくるので。情報収集をしたり、トレーナーの先生とコミュニケーションを取ったり、他の受講生と作品を見せ合ったりして、違う視点やいろいろな切り口を知ることでも良いと思います。その結果、楽しんで学習を進めていってほしいなと思います。

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まとめ

30代でフリーランスの動画クリエイターとしてキャリアチェンジを実現した佐原さんでしたが、受講生や講師との繋がりといったスクールに通うメリットを活かしながら、ご自身でも継続してインプットされていたのが印象的でした。卒業後も必要となってくるインプットを習慣化しておくことの大切さを改めて実感しました。

今回のインタビューが少しでも動画クリエイターを目指す方の参考になれば幸いです。

デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しております! スクールでの学習を検討されている方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!

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Shota Utsunomiya
Shota Utsunomiya Digital Education / School Adviser / 宇都宮 翔太

愛媛大学を卒業後、地元の印刷会社にて、法人営業としてデザイナーと連携してパンフレットやカタログ・Webサイトの企画提案や進行管理などを担当。自身も写真を趣味としており、クリエイティブな分野に携わっていきたいと思いLIGに入社。現在はDigital Education部にてクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」の営業、運営企画、受講生のサポートを行う。

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