明日1億円もらえるのと1年後に2億円もらえるならどちらを選びますか?

明日1億円もらえるのと1年後に2億円もらえるならどちらを選びますか?

紳さん

紳さん

LIGブログをご覧の皆さま、いつもありがとうございます。元LIG社員(絶対的エース)でライターの紳さんです。

僕は今、渋谷にある「ミイダス株式会社」さんのオフィスに来ています。転職アプリの「ミイダス」を運営している会社さんですね。以前、LIGブログでコンピテンシー診断について取り上げました。
 
ミイダスは診断テストを受けることで、自身の内面的なスキルや思考性を無料で分析することができ、その結果や職務経歴・経験スキルを登録企業に公開することで、仕事内容や組織風土がフィットする可能性が高い企業hづgふGB三上gなwgなGBウィアがおごあ悠亜dg自gじょk……

あー、つまり、平たくいうと「自分では気付いていない可能性や適性を診断してくれる」ってことなんです。今回はそういう話です。
 
こちらはミイダス株式会社HRサイエンス研究所の所長であり、心理学者の神長伸幸さん。

ミイダスが提供する診断系のサービスは、神長さんのような学者さんが携わっているんです。つまり、学術的にも説得力のある、信頼できる診断結果を導き出してくれるということに他なりませんね!
 
今回、僕と後輩LIG社員であるジョニー(写真右)がやらせてもらったのが、ミイダスの診断コンテンツの一つ「バイアス診断ゲーム」というものです。
 

そもそもバイアスってなに!? ポケモンだと、バイア→バイアス→バイアグラみたいな感じで進化しそうですけど。どうでもいい。

早速、話を聞いてみましょう。

とりあえず無料登録してバイアス診断ゲームを受けてみる
 

バイアスってなに? なんの役に立つの?

紳さん:神長さん、バイアスとはどういうものを言うのでしょうか?

神長さん:バイアスという言葉だけ聞くと、「偏見」のようなネガティブなイメージがあると
思います。しかし、それは「アンコンシャスバイアス」の話であって、私たちが今回お話をさせていただく「認知バイアス」とは違うものです。

ジョニー:いきなりややこしいですね。意味が違う2つのバイアスか。

紳さん:なるほど。今回は偏見のほうのバイアスは関係なくて、自分の「認知バイアス」について知ろうということなんですね。

(※以下、当記事ではバイアスという言葉は認知バイアスのことを指します)

神長さん:はい。今回、お二人に「バイアス診断ゲーム」を体験してもらいましたが、人は誰しもがバイアスを持っていて、それはいわゆる「個性」なんです。

紳さん:そうそう、バイアス診断ゲーム。なんかすごかったですね、内容的にめっちゃ心理戦を仕掛けてくる。

ジョニー:診断結果にめちゃくちゃ個性が出そうでしたね。
 

▲実際のバイアス診断ゲーム問題はこんな感じ

紳さん:読者の人にもぜひ、体験してほしいのでゲームの詳しい内容は伏せますが。あのゲームで僕たちのどんなことがわかるんでしょうか?

神長さん:その人の考え方のクセがわかります。物事を判断する際に基準となる、思考の方向性のクセです。

紳さん:ほう、それは興味深い話ですね。

神長さん:例えば、明日1億円貰えるのと1年後に2億円貰えるの、選べるとしたらどっちが良いですか?

紳さん:そんなの、明日1億円貰うに決まってるじゃないですか(笑)。

ジョニー:え?

紳さん:え?

ジョニー:1年待つだけで報酬が倍になるんですよ? 1年後に2億円貰うほうが良いに決まってるじゃないですか。紳さん、1年で1億円稼げるんですか?

紳さん:いや、それとはまったく関係なくない? 1年後とか死んでる可能性もあるうえに、そもそもウチらみたいな庶民からしたら1億と2億は変わらないじゃん。どっちも「大金」ってだけじゃん。それならすぐに貰えるほうが価値があるでしょ。

ジョニー:えー、ぜんぜん理解できない。1億円と2億円は違いすぎるでしょ。

紳さん:同じだろ……。
 

神長さん:ふふふ。答え方、考え方に個性が出ましたね。同じ質問なのに人によって答えが違うんです。

紳さん:あ、でも例の「バイアス診断ゲーム」にも、今の話に近い問題がありましたね。

神長さん:はい、このように思考のクセを診断するための問題が60問ほどあります。私のような心理学者は、今の何げない紳さんとジョニーさんのやりとりの中にも、お二人の考え方のクセを知るためのヒントがたくさんあると感じるんですよ。

紳さん:なるほど。ところで、自分の考え方のクセを知ってどのように役立てるんですか? よくない考え方のクセがあったら、直すように心がけるとか?

神長さん:いえいえ、ぜんぜんそういう話じゃないんですよ。そもそも、考え方のクセは直す必要がないんです。まずは「バイアス診断ゲーム」で自分がどのような思考のクセを持っているのか理解しましょう、ということなんです。
 
紳さん:自分のクセを知ることが大事ということですか?

神長さん:そうです。そもそも人の考え方のクセに良いとか悪いとかないんですよ。

神長さん:人間というのは「こういう選択をしたら良い結果になった」という過去の経験の積み重ねから、日常的に「思考のショートカット」を行っているんです。生きていればいろんなことがあって、膨大な情報があります。1つ1つをじっくりと考えて最適な答えを出そうとすると時間がいくらあっても足りませんからね。
 
紳さん:確かに。僕はよく考えずに行動をして、まぁまぁ大変な目に遭うことが多いですが、その分、めちゃくちゃ良い結果に繋がることもあります(秒速結婚とか)。その過去の経験から、ついついやってしまうような思考のショートカットが考え方のクセというわけですね! 個性だなぁ。

神長さん:もちろん、そのクセが良い方向に働くこともあれば、悪い方向に働くこともあります。大切なのは、自分のクセを理解したうえで、それを前向きに活かして人生を楽しみましょうという話なんです。

ジョニー:めちゃめちゃ良い話だ……。

結果を見る前にバイアス診断ゲームを受けてみる

バイアス診断ゲームの結果について

紳さん:神長さん。宴もたけなわということで、そろそろ僕とジョニーのバイアス診断ゲームの結果について聞かせてほしいんですけど。

紳さん:あんまりもったいぶると、ついつい変なポーズで威嚇してしまいます。

ジョニー:どういう思考回路してんだよ。それで上手くいった経験あんのか。

神長さん:じゃあ、私もこういうポーズを取らせていただきます。

ジョニー:のらなくて良いから、話を進めてください。
 
神長さん:えーと、お二人の手元にある紙は、今回のバイアス診断ゲームの結果でわかった考え方のクセについてまとめたものです。21項目、10段階という形で表現させていただきました。

ジョニー:なにか僕の結果で気になる点とか特徴ってありますか?
 
▲実際の結果はこんな感じで表示されます。それぞれの項目がなにを表しているか、またそれについてのアドバイスなども見ることができます。

神長さん:ジョニーさんの結果で特徴的だった点は、「共感性」の項目が非常に低いことですかね。今回の数値でいうと1なんですけど、実は共感性が1という人はほとんど見たことがありません(笑)。

共感性とは
他者への共感、同情、感情移入のしやすさ

 
紳さん:ジョニー、共感性1とか引くわ……。血も涙もないやつなんだな……。

神長さん:いえいえ、共感性の数値が低くても高くても、良いとか悪いとかではないんですよ。これは個性です。

紳さん:え? 共感性が低くて良いことってあるんですか? そして、高くて悪いことも?

神長さん:例えば、紳さんはジョニーさんとは真逆で共感性が10、MAXですね。これは他者の感情によって影響を受けやすいクセがあると言えます。人の悩みや痛みを自分のことのように感じて親身に接することができる、という良い面もあれば、情が入りすぎたために正常な判断ができなかったり、時には本来の目的を見失ってしまうことがあるかもしれません。

神長さん:一方、ジョニーさんの場合はどんな状況でも感情に流されず、冷静に正常な判断が出来るであろう、という良い面があります。ただ、部下に悩み相談などをされた時に部下のことがイマイチ理解できず、そこで信頼を失ってしまうなどの可能性はありますよね。だから、考え方のクセに良いも悪いもないんです。一長一短なんですね。
 

紳さん:なるほど。バイアスは個性だから、良いも悪いもないんですね。とはいえ、共感性でこんなに差が出る? いくらなんでも。僕が既婚者でジョニーが独身だから?

ジョニー:独身とかは関係ないでしょ、個性なんだから!

紳さん:いやさ、僕も実は結婚前は共感性1で、結婚して他者と暮らすようになったことで共感性がMAXまで上がった可能性もあるじゃん。

ジョニー:なんか、人間と接することで感情が芽生えた魔物みたいですね。

紳さん:誰が魔物やねん。

神長さん:ふふふ。他にも、ジョニーさんは「サンクコスト効果」が低いので、これまでの費やしてきたリソースなどを特に気にせずに、パッと新しい方向に切り替えることができる人と言えそうですね。

サンクコスト効果とは
過去にリソース(金・時間・労力)を投資したが、すでに回収不可能な状態に陥っており、これ以上継続すれば損失拡大の可能性が高いとわかっていながらも、投資を継続してしまう心理効果

 

紳さん:切り替えが早くて、共感性が低い。常に感情を抜きにした判断を下すロボットみたいなやつってことじゃない? あ、良い意味でのロボット。

ジョニー:良い意味でのロボット……。

神長さん:ロボットかどうかは置いておいて……ジョニーさんのこのクセは仕事では役に立つことも多そうですよ。上手くいかないプロジェクトをズブズブ続けたり、というのが少ないと思います。

ジョニー:あー、確かに。LIGでは、上長から続けるように言われたことを、上長にバレないように勝手に辞めたりしてましたね。スパッと切って。無駄なんで。

紳さん:ほら、進化するタイプのロボットじゃん! 自動学習機能つきのAI。不要だと判断したら、例え命令であっても従わなくなるやつ。最終的に人類こそが地球にとって不必要な存在だと考え、人類を抹殺しようとするタイプのロボット。良い意味で。

ジョニー:ロボットちゃうわ! 「良い意味で」ってつければなんでも許されると思うな。

紳さん:あと、「否定的感情」の数値も僕とジョニーは真逆。ジョニーは物事に対してあまり否定的にならないっていう結果が出てるね。僕は逆に、めっちゃ否定的になるタイプらしい。

否定的感情とは
物事に対するネガティブな感情の抱きやすさ

 

ジョニー:自分と関係ないものに関しては、あまり興味がないというか。そういう部分が影響しているのかもですね。

神長さん:総合的にジョニーさんは、感情を制御するのが得意なようですね。感情に身を任せずに、状況に合わせた合理的な判断ができる。人の働きぶりを正しく評価する際にも役に立ちそうですね。

紳さん:ジョニーも偉くなったものだねぇ。人を査定する立場になってるんだっけ、今や。

ジョニー:やりづらいな、今日。古参の先輩風がビュービュー吹いてやがる。

神長さん:紳さんは「衝動制御」が1、「リスク許容度」が10。この辺りもジョニーさんとほぼ真逆の結果が出てますね。紳さんはジョニーさんとは逆の結果で、リスクをほとんど恐れずに衝動的に行動ができる、と。

衝動制御とは
自分の衝動をセルフコントロールし、集中力を維持させること
 
リスク許容度とは
リスクをとることに対する許容度

 

ジョニー:紳さんの場合は、ただの「破滅する人」じゃないですか。

紳さん:誰がただの破滅する人やねん。よく見ろ、ジョニーと違って「損失回避」が10だ。リスクは積極的にとるけど、損失は絶対に避ける傾向にあるってことだろ。リスクが全て損失に繋がると考えてないからだ。

損失回避とは
損失に対する感度

 

神長さん:はい、そういうことですね。ビジネスの場では、慎重になりすぎて選択ができなかったことが、そのまま損失になることもあります。逆に衝動的に行動できたおかげで利益に繋がることもありますからね。今すぐ行動したら間に合うのに、みたいな場面で役に立つでしょうね。

紳さん:そうですよね。衝動を抑えられないことが、必ずしもネガティブに働くとは限らないということですもんね。

ジョニー:確かに、紳さんっぽい結果だな、とは思いますね。そしてほとんどの項目で紳さんと僕の結果が真逆ですね(笑)。
 
神長さん:そうなんですよ、この結果は面白いなって思いました。そして、考え方のベクトルはまったく違う二人なのに、「評価下落回避」の数値が共に10なんです。二人とも他者の評価がすごく気になるみたいですね。

評価下落回避とは
他者からの評価に対する感度

 

紳さん:男はプライドで生きるものですからね。他者に馬鹿にされるのが、人生で一番、我慢ならない。

ジョニー:まぁ、紳さんとは違う考えですけど、他者の評価を気にして行動はしますね。周りからよく思われたほうが人生において有利なので……。ビジネス的にも。

紳さん:考え方、ぜんぜん違うのにたどり着く先が同じとはな……。

神長さん:数少ない共通点でいうと、二人とも「失敗回避」(失敗したくないという気持ちの強さ)の数値が2と低いですね。失敗を気にしないという考え方のクセは同じです。

失敗回避とは
失敗に対する感度

 

紳さん:LIGの社風の影響が出てそうだな、これは……。みんな、社長の一声でやたらといろんなことに挑戦する(させられる)から、失敗とか気にしてらんないよね。なんなら、だいたい失敗してるんだけど、「それは失敗ではない、糧だ」で解決するし。
 
紳さん:ジョニーとか、一回も乗らなさそうなハーレーを買って免許を取りにいったけど、本当に一回も乗らずに売ったもんね。失敗なんてレベルじゃなくて、狂気だったよね。

ジョニー:この失敗を気にしないってクセは、ビジネスでどう役に立つんですかね。

神長さん:社風として「失敗は糧である」という考え方が浸透しているのだとすると、
失敗を恐れず新しいことに挑戦しやすいですよね。挑戦の結果、失敗することもあれば、成功することもあります。そうであれば、挑戦回数が増えるほど、成功回数が増えると期待できます。また、自分が失敗を気にしないことで、部下が失敗したときに優しくフォローできるという良い面もありそうですね。リーダー向きかもしれません。

ジョニー:めっちゃええやん。確かに、僕は絶対に部下を責めたりしない人間だわ。無断で数日間、部下が仕事しないでキャンプしてた時もなにも思わなかったですし。

紳さん:それはもっと怒ったほうがいいと思う。

感想

神長さん:こんな感じで考え方のクセを知ることで、その人がどんな考え方、価値観を持った人なのか理解もできますし、どんな働き方が向いてるかとか、人材の配置を考えるうえで参考材料になったりするんですよ。

紳さん:僕のこれまでの人生で、人それぞれに個性があるというのはわかっていたつもりでしたが、自分も含め、人の考え方のクセ(バイアス)を深く知ろうと考えたことはありませんでした。これからはもっとバイアスを意識しながら、人間関係の構築や人との接し方について考えてみたいと思います。

ジョニー:この人は多分こうだろう、こういう性格だろう、と見た目や雰囲気だけでその人の個性を判断してしまいがちでしたが、このバイアス診断ゲームの結果を見せてもらったら、まるで違う印象を抱くかも。ちょっと、人生観が変わりそうですね!

神長さん:自分についても他人についても、まずは知ること、知ろうとすることが何より大切なアプローチということです。バイアス診断ゲームが「人を知る」ことの一助になれば幸いですね。

紳さん:いやー、納得です。僕の場合は早速、嫁にやってもらって、嫁の考え方のクセをもっと知り尽くしたいなって思いました。今後の結婚生活に上手く役立てることができそう。神長さん、いろいろと教えていただいてありがとうございました!

ジョニー:どうします? 奥さんが僕みたいなロボット系の人間だったら。あ、もちろん、いい意味で。

紳さん:その時はその時だ。良いも悪いもないんだから、今後は嫁に対してロボットとして接するだけだ。

神長さん:(この二人、どこまで冗談で言ってるのかしら……)
 
心理学の話をしている最中、「サイエンスの力を上手く人類の役に立てたい」という想いが溢れ、かめはめ波を撃ちそうな神長さん。気さくでとても優しいうえに、面白い人でした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。皆さんにフレッシュな状態で「バイアス診断ゲーム」をやっていただきたいがため、ゲームの内容をほとんど伏せながら進行をさせていただきました。

イメージが湧きづらく申し訳ないのですが、この診断ゲームはいろんな人にやってほしいですし、お互いの結果を見せあうのは絶対に盛り上がります!

自己分析ツールとしてはもちろんのこと、社長にやってもらったり、チームのみんなでやってみたり、ビジネスの場で役に立つ情報をみんなで共有できると思います。

しかも! なんと、この素晴らしいゲームは無料でできるんです!


ミイダスに登録(一瞬です)するだけで、誰でも気軽にできます。他にも自分の市場価値が年収で出てきたり、いろいろな診断サービスが無料で受けられるので、ハッキリ申し上げて「登録し得」です。ついでに、転職を考えているのであれば、自分とマッチングする企業と出会えるチャンスでもあります。
 
自分の考え方のクセを知り、豊かで前向きな人生を。

ぜひとも体験してみてくださいね〜! それではまた。

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紳さん
紳さん メディアクリエイター / 竹内 紳也

メディアクリエイターの紳さんです。 商品やサービスの宣伝、PRの為の効果的な企画、マーケティング手法を0ベースから考え、最良な予算の使い方をご提案するような人物に憧れています。 最近、Twitterを始めました。 クライアントに寄り添い、抱える悩みを自分ごとのように消化できるような、そんなクリエイターを目指しなさい、と母に言われて育ちました。