こんにちは! LIGのセブ島開発拠点(CODY)のCOOのノアです。
前回のブログに引き続き、今回もセブ拠点CODYのメンバーを紹介していきたいと思います!
第2回は、100名規模のエンジニア組織のTOPに立つOperation Manager、Jule(ジュール)をご紹介したいと思います!
Jule(ジュール)ってどんな人?
ノア:まずは、簡単に自己紹介をよろしく!
Jule:LIGブログ読者の皆さんこんにちは。Operation ManagerのJule(ジュール)です。日々プロジェクト業務に当たっているエンジニアメンバーのリードをやっています。
日本語もちょっとだけ話せます。趣味はオフロードバイクとビリヤード、あとはなんと言ってもガンダムだね!
ノア:俺が日本から戻ってくるとき、ガンダム買ってきてくれーって言ってたもんね(笑)。セブだと高いし手に入る種類が限られてるからってパシリに使おうとしたのよーく覚えてるなあ(笑)。
Jule:まぁまぁ(笑)。ちなみにCODYに入社したのは2019年9月だから今2年半くらい経ったところです。
ノア:CODYに入るまではどんな仕事をやっていたの?
Jule:政府が主催している電子技術者の試験をパスしてそのまま技術者になったよ。結構難易度の高い試験で、色んな企業からオファーがたくさんあったね。
海外の色んな企業に派遣されてメンテナンス業務とかをやってたんだけど、正直あんまりおもしろくなくて(笑)。だから次の企業でプログラマーとして転職したんだ。入社してから数年は朝も夜もなく働き詰めてとにかくスキルを学んでいって、そのおかげか3年目でマネージャーポジションに昇格できたよ。
海外のクライアントからのプロジェクトが大半だったから、オンサイトで色んな国に行ったね。中国、マレーシア、パキスタン、タイ、シンガポール……とかかな。そうそう、実はこのプログラマーとして働いた会社は日本の大手企業の海外子会社で、日本語を勉強したのもこのときだよ。自前のERPシステムを開発していて、それを世界各国のクライアントに導入してもらっていたんだ。
CODYに入ろうと思ったきっかけ
ノア:Juleって比較的入社してまだ日が浅いと思うんだけど、なんでCODYに入ろうと思ったの?
Jule:「LIFE IS GOOD」だね。CODYの紹介を受けた時、親会社のLIGのサイトとかも見にいって、このワードにビビビっときたから入社を決めたよ。
ノア:前回のRegeneと一緒だ(笑)。
Jule:面接するときとかも応募してくる人の中で同じことを言う人多いよ。今の既存メンバーでもそう言っているメンバーも多いしね。
フィリピン人の根っこのマインドとフィットしてるんじゃないかな? 日本人はまじめで心配りがあって丁寧で……とかよくいわれる「国民性」ってあるじゃん? 多分フィリピン人のその国民性にフィットしやすいワードなんだと思うよ。「LIFE IS GOOD」。最高じゃん!
ノア:実際に入ってみてどうだった? 当時は60人くらいの規模感だったと思うけど、入ってから2年半経った今でも「LIFE IS GOOD」を感じてる?
Jule:まぁ規模が大きくなると色々とルールとか厳格にしていかないといけないところがあるから何でもかんでも「LIFE IS GOOD」ではないかもしれないけど、大前提そのカルチャーはあると思うよ。
コロナが流行する前は、毎週末メンバーが集まってオフィスでカラオケしたり、お酒飲んだりして、コミュニケーションの密度も高かったと思う。
……こんなことばっかり言ってたら、「あいつら抜いて仕事してやがるな」って思われちゃうかな(笑)。でもノアさんもわかってると思うけど、ちゃんとオンとオフの切り替えはやってるから大丈夫だよ。
Easygoingな性格のメンバーが多いのはたしかだけど、例えばリリース直前の追い込み期間とか、緊急対応が必要なケースとかは残業とか土日返上で作業することもあるし、そこはみんなクライアントファーストで考えられていると思うよね。
Juleのストロングポイント
ノア:今徐々にオフィスに出社するメンバーも増えてきたけどまだまだ以前ほどではないじゃない? どうやってみんなとコミュニケーション取るようにしてるの?
Jule:CODYは俺の下に4人のSection Managerがいて、さらにその下にATLと呼ばれるリーダー陣がいるから、プロジェクト単位で全部に介入するっていうケースはそこまで多くないよ。本来それはATLなりSection Managerがやることであってそれを飛び越えて介入することはあまりやるべきではないと思っているからね。
フィジカルなコミュニケーションっていう意味だとオフィスに来ているメンバーと一緒にランチしたり、金曜日は残っているメンバーと軽く飲んだり。それ以外にはチーム単位で集まったりしているところにジョインしたりとかだね。もちろん個別でのSlack相談とかはいつでも乗ったりするよ!
ノア:レポートラインを飛び越えて介入すべきじゃないって考え方だね。そんなJuleのリーダーとしての強みって何なの?
Jule:強みでもあって弱みでもあるって認識してるところなんだけど「入念に準備すること」かな。アクションする前によく吟味して、準備して、観察して、仮説を立ててからアクションを起こすクセがあるんだよ。
だから緊急事態というか予期しない自体に出くわすことがほぼないんだよね。でも事前準備とか観察に時間をかけすぎちゃって初動が遅くなるときがあることは直さないといけないとは思ってるんだけどね。
メンバーから何かエスカレーションがあっても、すぐにアクションを起こすんじゃなくてまずは事実確認、周辺関係者含めたヒアリング、対応プランのパターン出し、期待されるアウトプットの確率吟味、みたいにみっちりアプローチしちゃうんだよね。
ノア:たしかにそれはケースバイケースだね。まずアクションが求められるケースもなきにしもあらずだし。でもそのネガティブポイントに気がついていて意識できているんだったら大丈夫な気がするね!
CODYの発展
ノア:従業員規模も100人になってきて今後も拡大していくことを考えたとき、どうしていくのがいいと思う? ヘッドカウントだけ大きくすると必ずどこかにひずみが出ると思うんだよね。
Jule:これは良い点でもあるんだけど、従業員間の仲がすごく良いんだよね。オフの日も一緒に過ごしているメンバーも多いし。ただ、やっぱり全体的に若いところがある。実年齢的にも若いし、精神的にもまだまだ若いメンバーもいると思っている。
だからこそコアメンバーになるシニア組がきちんと締めるところは締めて、強固な基盤を作っていく必要があると思うんだよね。楽しいだけじゃビジネスは成り立たないから、そういう厳しさをもってメンバーと接することも必要なんだと思う。
それはノアさんとか俺とかだけじゃなくてSection ManagerしかりATLしかり。マネジメントレイヤーがきちんとそういう厳しさを発信していって、もっともっとプロ意識を作っていかなきゃいけないって日々思ってるよ。
ノア:めちゃめちゃしっかり考えてくれているんだね。たしかに日本と比べると国としての平均年齢が若いフィリピンだからこそ、シニア組がきちんと太い幹となって若い人材が育つ様な土壌をもっと作っていきたいよね。
言われたことだけをやるんじゃなくて、その一歩先二歩先を見据えるような、期待値を常に上回るような文化を作っていきたいと俺は思うかな。
今日は色々と聞かせてくれてありがとう! 日頃聞けないことが聞けてJuleという人間に対しての理解が深まったよ。じゃあ最後に、日本の読者にむけて一言!
Jule:Alone we can do a little thing, together we can do a big thing. we are the team.(一人では小さなことしかできないけれど、みんな一緒だと大きなことが成し遂げられる。私達はチームです!)
ノア:Juleの口から「I」っていう主語じゃなくて「We」っていう主語がよく出るのは初対面からずっと思ってる印象だけど、まさに、って感じのコメントだね。ありがとう。これからも頼りにしてます!
さいごに
前回のRegeneに続いての第二弾はJuleにインタビューしました!
本当はヘッドであるJuleからインタビューシリーズを始めたかったのですが、コロナの影響でなかなか直接会うことが叶わなかったのでこのタイミングになってしまいました(ちなみに前回ご紹介したRegeneは、Juleを支えるSection Managerです)。
Juleの強いリーダーシップのもと、ご期待を超えるパフォーマンスを出せるようこれからも業務に励んで参ります。
それではまた!