お久しぶりです。
最近、ノロウイルスやら虫垂炎やらの病気続きで死んでおりました。やすです。
ディレクターという仕事をして半年が経ちました。まだまだ新米ですが今回は私が直面した失敗で学んだことディレクションのコツ3つをお伝えします!
プロジェクトのREADMEを作る
これは実体験から学んだことです。
体調が悪く病院に行ったところ、診察したその日に入院を告げられ、急遽2週間入院となりました。当たり前ですが私なしでもプロジェクトは進めなければなりません。その期間、私は病欠なので穴埋めとして代わりのメンバーに対応をお願いします。
私の代わりに対応する方はプロジェクトの概要すら把握していない緊急対応だったので、とても大変だったと思います……(本当にありがとうございます)。
そんな場面に陥ったときプロジェクト概要から対応する内容がまとまっている説明書があれば潤滑に引き継ぎや代わったメンバー本人が対応しやすいと思いませんか?
タイトルの通り、お伝えしたいのは自分の仕事を他の人に代わってもらう・もらえるための準備として説明書:プロジェクトのREADMEを作るということです。READ MEが引き継ぎの潤滑材となり、スムーズにプロジェクトが運びやすいです。
では実際、READMEに書く内容は何かというと大きくざっくり分けると以下となります。
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- プロジェクトの概要
- メンバー・組織図・連絡先
- 自分の役割
- 環境設定
- ルーティンワーク
- システムマニュアル、作業フロー
- FAQ
やること/やらないことを明確に
必要なソフトウェア、ドキュメント
週次MTG・議事録作成などの作業
操作/テスト/デプロイ方法、開発手順、プルリクエストの書き方など
この他にも様々な要素があると思いますが、参考の一つとしてみてください。
ずっとこのプロジェクトに関わるから。自分で完璧に説明できるから。と思っているそこのあなた! 人生何が起きるかわかりません!
YESマンにならない
お客様のWeb制作をするプロジェクトで、右も左もわからない新米の私は、お客様の期待や自分が下の立場ということから、納品時間ギリギリにもかかわらずお客様の要望を「承知しました」「即対応します」とすべてにYESと答えるYESマンでした。
もちろんお客様の要望を実現して顧客満足度を上げることはとても大切です。ただ私の場合はいつなんどきもYESと言い続けたがために、自分も一緒に働くセブのエンジニアにも多大なる負担をかけてしまったのです……。
そもそもお客様の求めていることを最大限実現させることだけに目がいってしまい、プロジェクトメンバーのことを考えていませんでした。
お客様はもちろんですがメンバーも気持ちよく仕事できたこと含めプロジェクト成功・良いプロジェクトだと勉強になりました。
断る力(少しのNOマン)が必要でした。断る力とは、自分ができないことや不必要なことを前向きに切り分け、相手に受け入れてもらう力です。
この力がないと、頼まれたことをすべて引き受けてしまい、結果的に自分やメンバーの首を絞めることになりかねません。
断り方がわからない場合は、例えば「今からタイトルのアニメーションへの変更対応となると1週間かかるので工数を考えるとリリース日まで間に合いません」と、なぜ断るのか理由をあわせて言うことでお客様にも理解してもらえるでしょう。
またWeb制作のプロジェクトの時間は有限です。余裕を持って納品するうえでも断ることは大切です。
切り分けをして防戦を張る
上記で断る力は大切とお話しましたが、正直どうしても断れない場面も多々あります。そんな断れない場面をなるべく回避するために切り分けをして事前防止することの重要さも学びました。
それがプロジェクト始まる前キックオフの時点でお客様の要望(お願い)を受け付られる/受け付けられない期間の切り分けをすることです。
- 例を挙げて説明すると……
- 4月いっぱい、1ヶ月間のWeb制作プロジェクト。納品日は4月の末日。
プロジェクト初めキックオフ会議でサイト修正の指摘や要望に関して
最初の2週間はお客様のお願いはなんでも聞きます。ただし最後の1週間は新たなお願いをしても聞きません対応しませんよ、ということ。
言い換えれば最後の1週間前までにお願いがあれば言ってね、ということです。
繰り返しになりますが要望(お願い)を受け付られる/受け付けられない期間の切り分けをすること、防戦を張ることで、問題を事前回避できることもあるでしょう。
最後に
いかがでしたか? 少しでも皆様が私と同じ失敗しませんように。そして健康第一に(笑)。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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