ビジネスや組織開発、マーケティングを成功に導くKSFとは?KPI・KGIとの関係も解説

ビジネスや組織開発、マーケティングを成功に導くKSFとは?KPI・KGIとの関係も解説

Noboru Yoshida

Noboru Yoshida

おつカレーライス🍛

カレー大好きデザイン部マネージャーのぼるです。担当領域はWeb制作におけるデリバリー領域です。

みなさん日頃仕事をしていく中で、KPI達成してるのになんか思ったより事業成長していないなあって経験ありませんか?

……それ、KSFの設定をしていないからかもしれません!

今日はビジネスや組織開発、マーケティングなどにおける戦略を成功に導く重要な指標「KSF」についてご紹介します。

KSFってなに?

そもそもKSFとは「Key Success Factor」の略称で、ビジネスやプロジェクトにおける戦略の重要成功要因とされるワードです。

KSFは経営視点はもちろん、事業やプロジェクトなどあらゆる戦略に取り入れることができる優れた指標です。

このKSFを取り入れるメリットは、適切なKSFを設定することで組織や事業に一貫性が生まれ、組織全体がブレずに物事がスムーズに進行しやすくなるという点です。理由は、この目標(KSF)を、ステークホルダー全員が意識することで、どのような行動をするべきか各自で判断しやすくなるためです。

加えて、一貫性があることで、組織開発や事業の失敗を回避しやすくなりますし、プロセスが明確になるので、いわゆるPDCAも回しやすくなります。また、一貫性のある行動は顧客の信頼獲得にも貢献する効能性が高いので、結果的に自社ブランディングに寄与してくれます。

KGI・KSF・KPIの違い

よくKSFと混同されがちなのがKPIです。みなさんは、KSFよりもKPIのほうが身近に活用されているかもしれませんね。

KPIは、「Key Performance Indicator」の略称で、主要業績評価指標を意味します。KSFより手前の中間目標(数値)と認識すると理解しやすいかもしれません。次にKGIは「Key Goal Indicator」の略称で、重要目標達成指標と表現されることが多いです。KFS、KPIともにKGI達成につながる必要なプロセス的な目標となりますが、KPIは、KSFよりも具体的な数字などで設定されることが多いです。

この3つの指標は、KGI→KSF→KPIという関係性になっています。ここで重要なのは、KSFが最終ゴールではなく、KSFはKGI達成のための一番重要な指標ということです。

飲食店のケースで超アバウトに「売上を30%上げる」をKGIに設定した場合、「来店者数を25%アップさせる」がKSF、「クーポン付きの宣伝チラシを1日500枚配る」がKPIと設定することができます。

つまり最初に設定するべきは最終目標であるKGIです。KSFは、KGIの達成に必要な重要成功要因のため、KGIを意識しながら適切な要因を抽出する必要があります。そして最後のKPIは、数値で設定する具体的な目標値であり、KSFを考慮したうえでの検討が必要ですね。

これらKGI・KSF・KPIそれぞれの役割を整理・理解することで、ビジネスの成功や組織課題の解決に向けてアクションしやすくなり、事業スピードも格段にあがると思います。

KSFの設定

それでは、KSF設定方法です。まずは、設定前に外部要因内部要因を分けて分析・設定することが重要です。

自社内部の特徴に所以する要因と市場環境など外部の状況に関係する要因では、性質や取るべき対策はまったく異なります。どちらかに偏ってしまうと、対策が不足している環境要因から一気に影響を受けてしまうからです。

KSF設定の際は、内部要因と外部要因、どちらもバランス良く考慮が必要なので、KGI達成の障壁である課題はできるだけ洗い出し、そこからさらに重要度が高いものを絞り込んでいきKSFを設定していきましょう。

KSF設定に有用なフレームワークとしては、「3C分析(Customer 市場・顧客、Company 自社、Competitor 競合の分析)」「5F分析(業界内の競合、代替品、新規参入者、買い手の交渉力、売り手の交渉力の5つに分けて分析)」「SWOT分析(Strength 強み、Weakness 弱み、Opportunity 機会、Threat 脅威の分析)」などが挙げられ、これらのフレームワークを活用することでKSFの設定がより効果的になるはずです。

各フレームワークの特徴や使い方などをしっかり理解をして、まずは自分の中で「コレだ!」と思える最適な設定をしてみてください。

まとめ

そもそも僕がLIGでKSFを設定することになったキッカケは、Webサイト制作におけるデリバリー領域を担当している中で「デリバリー体制におけるKSFって何だろう?」と模索していたからです。

もちろん、今まで所属してきた組織でKGI・KSF・KPIの設定をしながら事業の成長を担ってきましたが、「Web制作」という文脈で、例えば「納品ズレを起こさない」というKGIを設定した場合のKSFはなんだろう? 組織課題を解決する一番重要なこと(KSF)とはなんだろう? と日々仮説検証の日々を送っています。

そして、前期は役員含め周りのメンバーの協力のもと、弊社上期の売上目標は大幅に達成することができてました(役割を果たせてホッとしてます)!

もちろんこれはKSFを設定したからだけではなく、その指標に向かってメンバー全員が頑張ってくれたおかげでもあります。

個人的には組織マネジメントの目標や課題解決のためにKSFを設定することを強くおすすめしますし、強い組織はメンバー全員が同じ目標に向かってブレずにアクションしていると感じています。みなさんもぜひ自分が関わっているビジネスにKSFの設定をして、事業を推進してみてください🍛

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Noboru Yoshida
Noboru Yoshida Design / Manager / 吉田 昇

音楽系出版社にて月刊誌・Webメディアの編集者/広告ディレクターとしてコンテンツ制作に従事。その後、DMM.com、インタースペースでメディア事業、toCビジネスにおける新規事業開発・クリエイティブ領域を担当した後、LIGへ入社。キャリア通してヒト・モノ・コトを集めて編むことを得意とする。

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