ゲームアプリのFacebook広告を設定してみよう

ゲームアプリのFacebook広告を設定してみよう

Lee

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こんにちは、ゲーム事業部のリーです。

ハイパーカジュアルゲームのプロセスとして、プロトタイプテストというステップがあります。このステップでは、SNS広告を利用しユーザーを一定人数アプリに流入させて、CPIを計測します。この際、主にFacebook広告でテストを行います(※最近はTiktokやアドネットワークを使ってテストするデベロッパーも増えてきました。みなさん色々試行錯誤しています)。

そこで今回は、ハイパーカジュアルゲームのFacebook広告の設定方法について説明します。

ハイパーカジュアルゲームに限らずアプリプロモーション全般に活用できる内容なので、ぜひ読んでみてください。

Facebook広告設定について

Facebookにはユーザーの個人情報がたくさんあり、様々なターゲティングでユーザーを狙い撃ちすることができます。そのため、他の広告媒体に比べてもコンバージョン単価が安くなる傾向にあります。Facebookに出稿することでInstagramにも同時に出稿可能です。

最近のプロトタイプテストは主にAndroidで行うデベロッパーが多いので、今回はAndroidアプリを前提にお話します。広告アカウント作成方法については割愛します。

前提として先にFacebook広告の構造を理解しておきましょう。

Facebook広告では、キャンペーン>広告セット>広告という階層に分かれています。

  • キャンペーン:当該広告の目的を決めます
  • 広告セット:当該広告の予算やターゲティングを設定します
  • 広告:クリエイティブを設定します

では、早速Facebookの広告設定方法を見ていきます。

広告キャンペーンの設定


キャンペーン画面を開いて緑色の+作成ボタンをクリックします。
 


上段で「アプリをインストール」を選択。下段で「アプリ広告」を選択。「次へ」ボタンを押してください。
 


するとキャンペーンの詳細設定を行う画面が表示されます。一つ前の画面で既にキャンペーンの目的は設定したので、この画面は「次へ」をしてください。

広告セットの設定

広告セットの階層


広告セット名を適当に入力したら、宣伝したいアプリを選択します。選択肢に宣伝したいアプリがない場合は、Facebookアプリにアプリが登録されていない可能性があります。

Facebook広告でインストールを測定するためにはアプリにFacebookSDKを実装し、Facebookアプリとして登録しておく必要がありますので、こちらについては別途開発者サイトでご確認ください。

ダイナミッククリエイティブは基本的にOFFで大丈夫です。

広告予算の設定

ハイパーカジュアルゲームでは、1日予算 50$で設定して4日間配信します。

オーディエンスの設定


ここでは、地域や年齢、性別などを選ぶことができます。

配置の設定

配置の設定では、広告を配信する端末やOSを指定できます。また、Instagramだけに配信したい場合はそのような設定もできます。

最適化の配信

広告配信の最適化タブで「アプリのインストール」を選択しましょう。

ここまでで広告セットの設定は完了です。完了したら次へをクリックしてください。

広告(クリエイティブ)の設定

最後に広告クリエイティブの設定方法です。この階層ではクリエイティブを登録します。

ハイパーカジュアルゲームの場合、ゲーム動画を作って配信するのが一般的です。

まず、広告名には動画や画像のファイル名を登録しておくと後で探すときに便利です。
 

続いて、クリエイティブの項目で動画や画像をアップロードします。

ここで、ボタンのクリックを促すボタンやテキストを登録してください。この設定によってクリック率が変わったりするので、色々とABテストしてみることをおすすめします。
 

ここまで設定が終わったらあとの項目はそのままで大丈夫です。「公開する」クリックするとFacebookの審査が開始され通過次第、配信が開始します。

さいごに

Facebook広告の設定は初心者でも簡単に設定することが可能です。

ハイパーカジュアルゲームでは老若男女誰でもプレイできるゲームを目指しているため、基本的に詳細なターゲティング設定を行いません。しかし、ハイパーカジュアルゲーム以外のサービスにおいては、より詳細なターゲティング設定を行うことで、最適な広告配信が可能です。

ぜひ一度試してみてください。

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大学卒業後、税理士事務所に入社。その後、アプリ開発会社に入社し、ゲーム企画を担当。同社にてベトナムホーチミンにオフショア開発拠点立ち上げのため1年間ホーチミンに出向。2014年独立、アプリ制作会社を立ち上げ、「ぼくのボッタクリBAR」などを開発。2021年3月より株式会社LIGに参画、ゲーム事業部マネージャーを務める。

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