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デザインコンサルタントとは?仕事内容と役割を説明します。

たっつん

こんにちは、デザインコンサルタントのたっつんです。

今までLIGではデザイナーとして、Webやアプリなどのデザインを行なってきていましたが、1月よりデザインコンサルタントとして業務にあたっています。デザインコンサルタントと聞いてどんな業務をしているのか、役割をになっているのかイメージつかない方もいるのではないでしょうか?

今回はLIGにおけるデザインコンサルタントの業務などのご紹介をしたいと思います。

デザインコンサルタントとは?

職種における定義は曖昧で組織によってカバー範囲や業務が違いますが、LIGにおける役割を定義するとしたら、下記のようになると思います。

「デザインのスキル・マインド・プロセスを用いた、企業や組織の持続的な価値提供の支援」

ここでキーワードとなるのは、「デザイン」と「持続的な価値」です。それぞれ解説していきます。

デザイン

ここでのデザインとは、形のあるアウトプットそのものではなく、考え方やプロセスのことを指しており、つまりデザイン思考ということになります。デザイン思考についてはさまざまな記事や文献があるのでここでは詳細の説明は割愛し、特徴だけの説明にとどめます。

人間中心

人の行動や発言を起点に顕在化されていない欲求(インサイト)を抽出し、アイデアへ変換する。

革新的

今までの常識や固定観念にとらわれない革新的なアイデアの創出。

プロトタイピング

仮説に対し、検証可能な最小限のアウトプットを作り検証していくプロセス。

つまり、定性的なリサーチを用いて人の生活や行動、発言からユーザー自身も意識していない欲求や課題の発見、アイデアの変換を行い、プロトタイピングを通じて検証していくプロセスです。

デザイン思考について詳しく知りたい方はこちら。


そしてLIGではもう一つのキーワード、持続的な価値提供ですが、これにはサービスドミナントロジックという概念を用います。

サービスドミナントロジック

サービスドミナントロジックに関してはデザイン思考ほど馴染みもないと思うので少し解説していきます。

定義

「サービス・ドミナント・ロジック」(以下、S-D ロジック)とは、「モノ(有形の商品)」と「サービス(無形の商品)」を区別することなく包括的にとらえ、企業が顧客と共に価値を創造するという「価値共創」の視点からマーケティングを組み立てようとする考え方のことです。
引用元:サービス・ドミナント・ロジック事業化事例集

ここで指すサービスとは、いわゆるサービス業などのサービスとは異なり、有形無形問わず、「ベネフィットのために、知識、情報、技術など(ナレッジやスキル)を活用すること」を指します。

また「価値」は、顧客とともに創造するものであり、「顧客」は企業と一緒になって価値を創造する主体であるという考え方です。

なぜ必要なのか?

これらの方法を用いて企業や組織のソリューション創出の支援をしていますが、なぜこれらの考えやプロセスが必要なのでしょうか。下記2つの情勢が大きな理由になります。

VUCA

「VUCA」とは、社会あるいはビジネスにおいて、不確実性が高く将来の予測が困難な状況であることを示す造語です。

VUCAは「Volatility(ボラティリティ:変動性)」「Uncertainty(アンサートゥンティ:不確実性)」「Complexity(コムプレクシティ:複雑性)」「Ambiguity(アムビギュイティ:曖昧性)」の頭文字を並べたもで、変動性が高く、不確実で複雑、さらに曖昧さを含んだ社会情勢を示します。

コモディティ化

コモディティ化とは、市場投入時には高付加価値の製品やサービスと認識されていたものが、市場が活性した結果、他社が参入しユーザーにとって機能や品質などで差がなくなってしまうことです。

つまり、先が読めず不透明な世の中においては、製品/サービス自体や定量データに着目した方法では、市場や変化に対応しきれず、またモノが溢れそのものの機能や価値では他社との差別化も難しくなってきています。

人起点による抜本的で破壊的なアイデアやモノだけでない包括的な価値の提供が必要になります。

企業・組織の自走

もう一つ、持続的であることの要素として、企業や組織自身がプロセスを理解・判断し実践できることが挙げられます。そのためには一時的なアウトプットの支援だけではなく、プロセスの伴走を通した支援が必要になります。

その取り組みの一つとして、LIGではプロセスをインストールするためのワークショップを行っています。

求められるスキルセット

デザインコンサルタントの業務はフェーズによって、リサーチ、分析、コンセプト定義、プロトタイピングなど様々な業務に関わることになります。そのため、どこかに特化したスペシャリストよりも、全体を理解し連携・実行できるゼネラリストよりである必要があると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか? これを機にデザインコンサルタントという仕事に興味を持っていただけると嬉しいです。

それでは!