突然、上司にサイトリニューアルして!って言われた人が必ず決めておく3つのこと

突然、上司にサイトリニューアルして!って言われた人が必ず決めておく3つのこと

Noboru Yoshida

Noboru Yoshida

自分の音声データを聞く度に「え? 俺こんな声してるの〜??」と、げんなりする現象に名前をつけたいディレクターのぼるです。

Web担当者のみなさん、もしくはWeb担当じゃないのにサイトリニューアルを社長や上司に指示されたみなさんに向けてこの記事を書きます。

毎年この時期になると年内もしくは来年4月に向けて、サイトリニューアルのお問い合わせをいただく機会が増えています(ありがとうございます!!!!!)

この記事では、サイトリニューアルした後に「やべっ!失敗したかも……」と困らないために、サイトリニューアルする前に決めておく基本ポイントをお伝えしようと思います。

サイトリニューアルの目的を決める

まず絶対やっておかなければいけないことが目的を決めることです。

サイトリニューアルと言っても、リニューアルすることだけが目的になってしまうと本質的な解決はしません(本質厨な僕です)。

基本的にサイトリニューアルの目的は大きく3つに分類できます。そして、サイトリニューアル後の効果測定をするために、目的だけではなく、数値目標も併せて設定しておくことが重要なポイントです!

  1. 集客
  2. 採用
  3. 改善

この3つの要素が、サイトリニューアルにおける目的となることが多いと個人的には感じています。それでは、この3つの目的に沿った数値目標設定をしていきましょう。

サイトリニューアルの目的が「集客」の場合

一言で「集客」と言っても

  • PV・UU
  • 問い合わせ数
  • 来店予約数
  • 資料請求数

など、業種業態によって数値目標は大きく変わってきます。

例えばECサイトの場合、そもそものお客様であるユーザー訪問数を伸ばす必要があるためPV・UUが数値目標になり、店舗を運営しているサイトであれば来店予約数が数値目標になります。

つまりビジネスに直結する数値目標を設定することが大切なのです。

サイトリニューアルの目的が「採用」の場合

採用サイトのリニューアルの場合は、数値目標はシンプルに応募数がとなるのが一般的ですが、重要なポイントは応募数だけではありません。

その応募からの「書類選考通過率」「面接通過率」「内定承諾率」を計測することで求人内容の見直しができ、改善していくことで自社が求めている応募者と出会える確率が大幅にアップします。

採用のミスマッチはお互いを不幸にしてしまいますので、採用サイトリニューアルでは、まず現状の求人内容を見直すことをおすすめします。

サイトリニューアルの目的が「改善」の場合

最後に一番難しいのが「既存サイトの改善」です。以下のようなケースが改善要素に該当すると思います。

  • サイトが重い
  • 管理画面の操作が複雑
  • スマホ対応になっていない
  • デザインが古い
  • 欲しい情報に辿り着けない

などなど、改善では既存サイトの不満を一気に書き出してみるといいかもしれません。

いちユーザーとして、既存サイトを回遊してみて感じた不満を書き出したり、同僚や友人に既存サイトの感想を聞いてみるのもいいでしょう。

立場が違えば、見たり感じるところも変わってきますのでとても参考になるはずです。その他、競合サイトと比較分析して「サイトのあるべき姿」を解像度高くイメージしておくこともポイントです。

ここで上がった改善案は、Googleアナリティクスなどの計測ツールでサイトスピードや離脱率などサイトリニューアルの前後でパフォーマンスを比較し、数値的改善結果を確認できます。

まずは基本的な3つの目的をピックアップしましたが、サイトをリニューアルさせて終わりではなく、その後の運用を前提に考えることが大切です。目標数値設定をして運用・改善していける計画を立てていきましょう。

データ移行する・しないを決める

ある意味、サイトリニューアルで一番重要かもしれないのがこれです。

特にメディアサイトのサイトリニューアルで決めておくべき大きなポイントが「既存サイトのデータ移行」です。

サイトアリニューアルで本当にめちゃくちゃ重要なポイント(大事なので2回書きました)になってまして、単純にデータをコピペできればこんなに悩むことはないんですけど、サイトリニューアルする際、既存サイトとはデザインやデータの持ち方が変わるので古いデータを新しいサイト仕様にする必要が出てきます。

この古いデータを新しいサイトの仕様に変更する工数はとても大きいので、移行する・しないの判断はサイトリニューアル計画の当初に決めおかないと、後々変更指定してしまった場合、スケジュールが1カ月はズレてしまう可能性が高くなります。怖い……。

基本的にメディアサイトの場合、今まで蓄積した記事は資産になりますので「全部移行する」「流入数の多い一部記事を移行する」「キッパリ全部移行しない」の大きく3つの判断を迫られます。ここは最適な判断をしたいものです。

さてさて。ここまで基本ポイントを押さえられたら、気になるのは期日までにサイトリニューアルが間に合うかどうかですよね?

……断言します。

サイトリニューアルは
最短でも3カ月はかかります!

そうです。ここまで読んでいただいた方はぬるっと感じてますよね? 「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」なんて僕は言いません。

サイトリニューアルって、
そんな甘くねえよな!!

ってことで

制作会社を決める

はい、改めまして僕です。LIGっていう制作会社でディレクターをしているのぼるです。

もう僕が言いたいことわかってますよね? ということで、サイトリニューアルを急に指示されて困ってる方はぜひ一度ご相談ください。目的・数値目標設定から一緒に伴走させていただき本質的なサイトリニューアルをご提案いたします!

それでは、この記事を読んだ方と打ち合わせでお会いできるのを楽しみにしてます🍛

Web制作について問い合わせる

LIGはWebサイト制作を支援しています。ご興味のある方は事業ぺージをぜひご覧ください。

Webサイト制作の実績・料金を見る

この記事のシェア数

クリエイティブディレクター/広告ディレクター/編集者。ヒト・モノ・コトを集めて編むことを得意とする。これまでメディア事業やtoCビジネスにおける新規事業開発・クリエイティブ領域を担当してきた。

このメンバーの記事をもっと読む
デザイン力×グローバルな開発体制でDXをトータル支援
お問い合わせ 会社概要DL