こんにちは、メディア事業部マネージャーのジョニーです。
突然ですがマネジメント層のみなさん、リモートワークでオンラインコミュニケーションが当たり前になった今、
心の距離も離れてないですか……?
部下の悩みとかちゃんと聞いてますかね?
というのも、リモートワークになったことで明らかにチームのコミュニケーションの量や質が低下した様な気がしていて。週に最低一回は1on1やチーム全体のミーティングは行っているものの、そこでしか個人やチームの状況をしっかり把握できないのは不安ですよね。ランチや飲み会も自粛しているので、雑談から生まれるコミュニケーションもなくなってしまいました。
あとこう言っちゃうとアレなんですが、リモートだと「サボり」も心配。別に疑っていないんですけど、過去に企画とはいえ「3日間部下がサボってキャンプに行ったとき」は、マジで2日間は気づかなかったので(気になる方は「LIG キャンプ」で検索してみてください)、部下が今どんな業務をしているかも把握しておきたい気持ちもあります。
なので理想を言うと、
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- 一緒にいるような感覚で、いつでも話しかけられる
- みんなで出社している気になれる
- 誰が何をしているのか視覚的にわかる
これができたらいいな、って思うんです。
コミュニケーション課題が解決できればチームの雰囲気が良くなって、業績アップにもつながるはず。そんなことをなんとなく考えていたらなんと見つけました。
その名も「oVice(オヴィス)」。
バーチャル空間にオフィスやイベント会場を作って、参加者同士で現実世界のようなコミュニケーションが取れるツールだそう。一見するとゲームですが、すごい勢いで導入企業が増えているらしいです。
無料でトライアルさせてもらえるみたいなので、実際役に立つツールなのか、さっそく使ってみました!
- バーチャル空間 「oVice」
- 【oViceとは?】
Web上でアバターを自由に動かして、相手のアバターに簡単に話しかけられるバーチャル空間。リアルなオフィスにいるように、周囲から偶然聞こえてきた会話に参加できて、リモートワークでも新たなアイディアを形にしやすい環境が作れる。リリースから約1年で利用件数は1万件を突破。
会議や打ち上げも! LIGのバーチャルオフィスが完成
皆様ご覧ください。こちらがLIGのバーチャルオフィスです(全体像を見ていただくため、各部屋が小さくなってしまい恐縮です……!)
プールもジムもあって、一見してオフィスっぽくないですが、メンバーとカジュアルなコミュニケーションが取れるようにクルーズ船をセレクト。スペース内にはこれらの部屋を設置しています。
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- MTGルーム
- 1on1部屋
- 一人部屋
- 説教部屋
- 雑談部屋
- DJブース
- おまけスペース
まずは基本機能を紹介
本題に入るまでに簡単に基本操作のご説明を。
アバターを移動するには、自分のアバターをクリック&ホールドするか、行きたい場所をダブルクリックすると、スペース内を移動できます。また、誰かと会話をしたいときには、その人のアバターに近づきます。アバターの周囲に広がる黒い円が声の届く範囲なのでお互いの円を被せたら、そのまま音声でおしゃべりできるんです。
画面下の「・・・」を押すと、様々なアクションができる機能が出現。
画面共有やビデオ通話などサクッと始めたいときに必要な機能が揃っています。カメラをオンにすれば相手の顔が見えるし、画面共有も可能。ほかのミーティングツールを開かなくてもoVice上で完結します。画面下にある吹き出しマークを選択すれば、テキストチャットもコミュニケーションが取れます。確かにこれはかなり使い勝手が良さそう。
早速チームで使ってみた
さて、それでは早速チームメンバーで使ってみました。
「本当にスムーズなコミュニケーションが取れるようになるのか……?」 と思っていたのですが……。
先に使ってみた結論からお伝えすると、
めちゃ楽しいし、マジで便利。
……だったんです!
では実際にどんな使い方をしたのか、メリットとともにご紹介します。
事前準備は不要。MTGルームにサクッと参加!
LIGではGoogle Meetを使うことが多いんですが、URLを発行してメールやslackで共有するのって、地味に面倒なんですよね……。
でもoViceなら自分のアバターをこの部屋に移動させるだけでいいので、めちゃくちゃ楽! また、ほかのメンバーも「あの人、会議中か〜」と視覚的に状況がすぐわかるので、コミュニケーションのロスもなくなりそうですね。
ミーティングを忘れている無礼者がいても、アバターに話しかけて連れてくればいいので、開始遅れも防げます。この部屋のおかげでミーティングのハードルがかなり下がった気がします。
外部から完全シャットアウト。説教部屋。
皆さんおわかりの通り、説教をするための部屋です。
長時間話していると心配したメンバーが寄ってくることもありましたが、もちろん内容は聞こえません。ロック機能で部屋にロックをかければ、誰がか途中で入ってることができなくなります。やんちゃなメンバーをお持ちの皆様、oViceでも安心してお話しすることができますよ。
集中したいときは一人部屋へ!
「作業に集中したい!」「声かけないで!」というときは一人部屋を活用。
部屋自体が「サイレントモード」に設定されているので、近くの人の会話やスペース全体へのアナウンスも聞こえず、集中できます。
リアルでも急ぎの仕事を抱えているときって、オフィスで空いている会議室を探して鍵閉めて作業することってありますよね。それがバーチャルでできるんです。
傍目にも「あの人忙しそう」というのがわかるので、仕事を邪魔されにくい。オープンな空間でもきちんと集中できるスペースを作れるのはビジネスコミュニケーションも考えられたoViceならではですね。
みんなでワイワイ!DJブースで音楽を共有!
遊びも大事なコミュニケーション。
YouTube動画を貼り付けて夏うたメドレーやメンバーお気に入りの曲をかけていました。カラオケと同じで選曲に世代がでるので、それが話のきっかけになることもあって、コミュニケーションの場所としてあって良かった。
バーチャルながら、みんなで一緒の時間を共有できたのってリモートワークになってから久々……。音楽を聴きながらくだらない話して、いい息抜きになりました。というか、純粋に楽しかった!
就業後はDJブースの横で、バーチャルBBQも開催。実際に一緒に肉を食べることはできないので、BBQの画像を見て肉が焼ける音を聞きながら雑談。
特に最近ジョインしたメンバーと、入社してからずっとリモートワークでなかなか絡む機会がなかったので、この場でゆっくり話ができてよかった。こういう一見して生産性のない時間が、後々のチーム全体の成長につながっていくんですよね。
気になるところのQ&A
……とはいえ、「面白そうだけど、会社として導入するにはセキュリティとか気になる部分もあるんだよな〜」とか気になる部分もあるかと思うので、追加でまとめておきます。
Q.声は全部筒抜けにならない?
自分のアバターの黒い円に相手が入っていない限り、相手に自分の声は聞こえないので大丈夫。マイクをオフにすれば、上司の愚痴も聞かれません(勘づきますが)。
Q.ちょっと席を外したい場合はどうすればいい?
画面下のアイコンからコーヒーカップのマークを選択すれば、離席モードになります。「ランチしてきます」とか、置き手紙のようにコメントも残せるので便利!
Q.背景は変えられる?
背景画像は数百種類以上あって、春は桜、冬は雪など、季節に合わせて変えたり、スペースの利用用途や気分に合わせて女子会や学校っぽいのにしたりするのも良さそうです。
Q.外部からのセキュリティーは大丈夫?
初期設定ではURLを知っている人は誰でも入れるようになっていますが、入室にパスワードでのログインを求めることもできます。セキュリティのレベルはカスタマイズできます。
Q.会員登録する必要がある?
ゲストでログインする場合には不要! ただ会議室を作る、固定オブジェクトを置くなど、その人にスペースの編集権限を付与する場合には会員登録をしてもらう必要があります。
初めてのバーチャルオフィス、ぶっちゃけ使ってみてどうだった?
実際に利用したメンバーに感想を聞いてみました!
バーチャル空間「oVice」なら
リモートワークだとどうしても必要最低限のコミュニケーションになりがち。oViceなら「YouTubeで好きな音楽を聴きながら仕事している」「ひたすらサイレントルームにこもって仕事に集中している」など、メンバーの動きを見てそれぞれの特徴や嗜好がなんとなくわかることができたり、新メンバーとのコミュニケーションが雑談やイベントでうまれたりするので、マネジメント目線でもかなり便利だということがわかりました!
では最後にサービスをまとめておきます!
- こんな企業におすすめ
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- リモートワークでカジュアルなコミュニケーションが減った
- 顔が見えず、部下が何か困っていてもわからない
- 雑談がなくなってアイディアが生まれにくくなった
- 今後もフルリモートを続けるので、オンラインでメンバーが集まれる場所がほしい
- oViceのここがいい!
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- 音声での会話もチャットもミーティングも、必要なコミュニケーションがこれ一つでできる
- メンバーと一緒に働いている気持ちになれる
- 画面上で相手の状況や忙しさ度合いがわかる
- 手軽にオンラインイベントが開催できる
「リモートワークで部署の一体感が薄れた」「マネジメントがしにくくなった」というみなさん、ぜひ利用してみてください!