コンサル歴6年。コンサルタントとは何者か語源に立ち返り考えてみた

コンサル歴6年。コンサルタントとは何者か語源に立ち返り考えてみた

Miki Fukuda

Miki Fukuda

こんにちは、コンサルタントのミキです。

早速ですが皆さんは「コンサルタントは何をする人?」と聞かれてどのように答えるでしょうか?

コンサルタントという職業の印象としては「優秀そう」「英語話せそう」「スーツ着てそう」などカッチリとしたイメージを持つ人もいれば、一方で「何してるかわからない」「要は何でも屋でしょ?」というように、コンサルタントの役割についてイメージがわかない人もいるのではないでしょうか。

現に世の中には戦略コンサルタントや経営コンサルタント、業務コンサルタント、ITコンサルタント、そして人材や建築、美容など様々な「コンサルタント」という肩書が跋扈しているために、本質的に何をする役割なのかがわかりにくいかもしれません。

そんなわけで改めて「コンサルタント」とは一体何をする仕事なのか考えてみました。

語源を考える

実は「コンサルタントって何をする人?」に対して1つ確かな答えが存在します。それは「コンサルをする人」です。とはいえ、もちろんその答えに対しては「いやいや、じゃあコンサルって何よ?」という話になるので、このコンサル(consult)という言葉について辿ってみましょう。

consultは一般的には「相談する」と訳され、コンサルタントも「相談役」とされることが多いですが、実は元々ラテン語のconsulereが語源で「con- (共に)」と「-sulō(座る)」だそうです。そのためconsultという単語の根幹は「膝をつき合わせて話し合う」ということ。

ちなみにオマケ情報として、実はこのラテン語consuloの派生として我々にも馴染みのある「カウンセリング(council)」も同じ語源だそうです。

役割を考える

さて、consultの語源が「膝をつき合わせて話し合う」にあることをお話ししましたが、これだけ聞いても正直いまいちピンときませんよね。

話し合えばコンサルタントかというとそうでもなさそうだし、最近はコロナの影響もあってオンライン会議が主体となっているので、膝をつき合わせるかどうかがポイントでもないような気がするし……。

あくまで語源は語源であり、今の姿とは異なっています。コンサルタントという仕事が誕生したのは19世紀末のアメリカとされており、その時点では個人でアドバイスをする専門家という形だったようです。

特に有名な話として、当時技術者(エンジニア)であったフレデリック・テイラー氏が工場内に蔓延していた組織的怠業(工場内の組織全体が構造的に怠けるようになる)という問題を打破し、後に科学的管理法という手法の研究を進めて、いくつもの企業を再生しました。

この事例でもわかるようにコンサルタントにおいて重要なことは「膝をつき合わせて話し合う」という形式/手段よりも、「何を/何のために話し合うのか」という目的がどこにあるのかということではないでしょうか。

そして、その目的こそが先述のフレデリック・テイラー氏が工場内で蔓延する組織的怠業の打破に尽力したように、「個人/組織が抱える課題を解決すること」です。

そのため、ITコンサルタントであればクライアントの課題に対してITという観点で解決を図り、その手段としてエンジニアのようにシステム設計に取り組んだり、プログラマーのようにプログラムを書いたりするのです。

あくまで目的としてクライアントの抱える課題を解決することが根幹にあり、その達成のためにあらゆる手段を用いて取り組むのがコンサルタントの姿といえるのではないでしょうか。

最後に

いかがでしたでしょうか。耳にはするしそういう人たちがいることは知っているものの、なかなか何をしているかわかりにくいコンサルタントの役割についてお話させていただきました。

LIGでもコンサルティングチームを作って鋭意取り組んでおりますので、課題を抱える企業の皆様はぜひご連絡いただければと思います。

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アクセンチュア株式会社にて、製造・流通・小売業界の複数クライアントに対して業務とシステムの両面におけるコンサルティングに従事。LIG入社後はクライアントへの新規事業提案、業務課題抽出、システム構成見直しなど幅広くサポートを実施。

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