本当はもっとやりたいことがある|デジハリ
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提案が苦手なデザイナーへ!相手に刺さる提案書の作成術!

ナガレダ

こんにちは、デザイナーのナガレダです。Web制作の方に移動してはや5ヶ月。

ありがたいことに、あるWebサイトの案件でロゴからサイトのデザインまで携わらさせていただき、いろいろ学ぶことがありました。

そして、学んだことの一つがお客様への提案です!

もちろんデザイナーにとってデザインする技術はめちゃくちゃ大事ですが、手掛けたデザインを言語化して伝えることも同じくらい大事だったりします。そしてそれがめっちゃ難しい……。

自分のデザインをうまく言語化して説明できないとせっかく作ったデザインの意図が伝わらず通らないことも……。

また毎回毎回同じように提案するのではなく、サービス名を決めたい場合やロゴデザインを提案する場合、Webサイトの全体の方向性やデザインを提案する場合など、それぞれのフェーズによってプレゼンの仕方を変えたり、資料の作り方を変えることも必要なのだと実感しました。

ご提案方法や資料の書き方については、正解がないので自分なりの方法を見つけるのが一番! とは言われるものの、いきなり自由に提案書を作成するのってハードル高いですよね……。

そこで今回は自身の経験や、先輩のアドバイスをふまえて、各フェーズでご提案時に意識したいことをまとめました!

ご提案に慣れていなかったり、苦手意識のある駆け出しデザイナーの方に少しでも参考になれば嬉しいです。

サービス名のご提案

運用案件やサイト自体のリニューアルを行う際にサービスの名前自体を変えたい! という要望を受ける場合があるかと思います。そんなほぼゼロベースでサービス名を考えて、お客様にご提案するときの、進め方のポイントをご紹介します。

ご提案で意識したいこと

サービスなどの名前を決めるときに、大事だなと思ったことは、方向性を切り口ごとに分けるということです! ネーミングをいくつか考えていきなりこれどうですか? という聞き方をしてしまうとお客様の間で議論しづらくなってしまいます。

まずはどんな方向性で考えるのが良いのか、お客様との認識をすり合わせ、その決まった方向性の中でベストな名前を選んだり、再考したりします。いくつか方向性を提示することでお客様の判断基準になるので選びやすくなったり、話し合いがしやすくなります。

また、サービス名を考えるときはマインドマイスターというサービスを使用し、切り口ごとに思いついた名前を分類するのがおすすめです。

このように最初から切り口ごとにネーミングを考えると、資料を作成するときにまとめやすくなります!

資料を作るときのポイント

資料も方向性ごとにページを区切るとわかりやすくなります!

私の場合、「方向性→どんなコンセプトなのか→考えたサービス名とどんな意味を込めてネーミングしたのか」の順番で資料を作成しています。

 

また、上記のように資料の最後にサービス名のサマリーとして、名前を一覧で見られるようなページを入れるようにしました。資料の最後をサマリーで終えることで、ご提案後この画面を見ながら、どの方向性が一番近かったのかや気に入った名前があったかなど自然に議論する流れに持っていくことができます。

ロゴデザインのご提案

ご提案で意識したいこと

先ほどのサービス名でも同じことを述べましたが、ロゴのデザインを提案するときに大事なのは、方向性とそれに対するコンセプトを、いくつか提示することだと思います。ディテールの違いや色のバリエーションを提示したところで、それは見ている人の好みの問題になってしまうので後から決めれば良いこと。

そのロゴにどんな意味を込めてどういう印象を持って欲しいのかを考え、お客様に選んでいただくことが大事だと思いました。

資料を作るときのポイント

 

私の場合、「方向性→どんなコンセプトなのか→ロゴデザイン」の順番で資料を作成しています。

コンセプトという全体に関わることから、デザインの細かな部分へと説明をしていくことを意識しましょう。デザインの細部のこだわりなどばかり先に説明しても、デザイナーではない受け手からすると、だから? という感情になってしまいます。

 

また、説明の受け手は理解することに労力を使うため、聞くことに飽きてきてしまいます。そこで、実際にサイトやSNSやグッズにしたときのイメージなども添付することで、ワクワク感や期待感を煽ることができるかと思います!

▼モックアップなどでデザインを当てはめてみる

サイトのデザインのご提案

ご提案で意識したいこと

デザインの説明に入る前にサイト全体がどういうコンセプトで、どういうことを表現したかったのか、そしてサイトを見た人にどういう印象を持って欲しかったのかなど、コンセプト設計を説明することでデザインの説得力が格段に上がります。

そもそもなんのためにサイトを作るのかなども一度立ち返って理解した状態で、それを説明できるようになることが大事です。

資料を作るときのポイント

まず、そもそもなぜこのサイトを作るのか、ターゲットはどんな人なのかなど前提として決まっていることを、さらっとおさらいするページを入れてあげると親切です。そうすることで、でデザインの説明に入る前に「そうだったな」とお客様も再確認することができ、デザインの良し悪しの判断がしやすくなるので親切かと思います。

そのため私の場合、「前提のおさらい→全体のコンセプト→デザインの説明」という順番に資料を作成しています。

またデザインの説明を長く話していると、話自体が固くなってしまうので、受け手はやはり聞き飽きてしまったり、テンションが下がってしまいます。そしてそのテンションの下がったままデザインの判断をしてもらうのって、ちょっと怖いですよね……。

なので、一番最後に受け手がワクワクできる要素で締めくくるようにしましょう! 例えばMVのアニメーションの参考イメージを作って見せたり、サイトのギミックの説明だったり、サイトに登場するイラストの紹介だったり……。

何か受け手がワクワクできるような要素で締めくくることで、その後のお客様との話し合いの話題になって盛り上がったり、議論がしやすくなります!

 

 

全体を通して

全体を通して言える大事なことは、その提案で何を決めたいのかをしっかり明確にするということです。方向性のすり合わせをしたいのか、コンテンツを相談したいのか、デザイン自体を確認してもらいたいのかなど、何をしたい(してもらいたい)のかを伝えましょう。

また、提案し終わった後などに「ご静聴ありがとうございました。」で終わることがあるかと思うのですが、そのまま終わってしまうとクライアントとしては、じゃあどうしたらいいんだろう、という気持ちになります。

そうならないように、お客様に何を決めて欲しいのか、相談したいのかをしっかり伝え、話し合いができるような流れや雰囲気を作ることが大事です。

そしてやはり、緊張してもいいし噛んでもいいから熱量を持って伝えることが大事です! これは私も苦手でまだまだ自分なりの方法を試行錯誤中なのですが、お客様に印象良く、この人に任せてもいい、と思ってもらえるような話し方することが大事だと教わりました。話すのうまくなりたい……。

まとめ

ということで各フェーズごとのご提案時に意識したいポイントをまとめてみました! デザインを言語化してわかりやすく人に伝えることって難しいですよね……!

私も一番最初のご提案は、緊張とクーラーが壊れていたため汗でビショビショでした……。

私は頭で整理しながら即興で話すことが苦手なので(まじで瞬発力がない)、ご提案時は今回お伝えしたように、話すポイントを事前に整理してからプレゼンしています!

押さえるべきポイントはあれど、作成者の人となりが出る資料が一番かと思いますので、自分なりに工夫してデザインを伝える最善の方法を見つけていただけたら良いかと思います!

M o n g o