こんにちは! BiTT事業部で通訳/翻訳をしているゆまです。
私はプロジェクトでブリッジディレクターをする傍ら、セブの経営企画業務も行っています。今日はその経企業務のなかでも専門用語や言い回しの多い「会計」に的を絞り、「英語で何て言うの?」の答えをお届けします。
正しい表現というより、会議などで使われる生きた表現をまとめてご紹介します!
※完全経験則でお届けするため、絶対的な正解ではないことをご了承ください。私も日々トライ&エラーを繰り返しながら、アップデートしています!
頻出ワード&フレーズ
PL, BS, FS
日本だと「PL(ぴーえる)」と言いますが、海外では「P&L(ぴー・えん・える)」と表記と&を発音するのがスタンダードのようです。
BSも、「BS(びーえす)」ではなく「balance sheet(ばーらんす・しーと)」と省略せずに言っていることのほうが多いですね。
一方、決算報告書のことはfinancial statementを略して「FS(えふえす)」と表現することが多いです。
こうやって並べて解説すると何とも統一感がないですが、逆に日本が略しがちなだけなのでしょうか……?
月次締め作業
「Monthly closing」と表現します。締め=closingです。
例) On what day was the monthly closing for June?
仕訳
正式には「journal entry」と言うようですが、会話の中では短縮して「entry」と言うことが多いです。
例) We’ll finish the entry by tomorrow.
売掛金・買掛金
売掛金は「accounts receivable」、買掛金は「accounts payable」です。
パッと見混乱しがちなのですが、recieve-able(=まだ受け取ってないけど、受け取る権利がある)とpay-able(=まだ支払ってないけど、支払う義務がある)の部分に注目すると覚えやすいかもしれません。
海外送金、口座振り込み、入金
正式には「overseas remittance」、会話では「remittance」で通じます。
口座間の送金(いわゆる「振り込み」)は「bank transfer」。入金は「deposit」です。
※「口座」だけの場合は「bank account」と表現します。
小切手を発行する、小切手(での支払い)を請求する
海外では小切手を発行し、支払いに利用することが多いようです。小切手は発行し(issue)、サインをしたうえで渡します。
一方、「小切手での支払いを請求する」は「claim the (payment to be mande by) check」と表現します。
例) They claimed the check. So we first have to issue a check, get it signed, and send it to them.
英訳語彙を増やす方法
どんな業務にも専門用語や独特な表現って付きものですよね。勉強して習得したワードが会議で出てきてすぐに理解できたとき、もしくは自分が通訳するときに使ってスパッと伝わったときの達成感はたまりません。
私も効率よく習得できている自信はないですが、ご参考までに紹介します。
- とりあえず自動翻訳:意外とすぐ正確な答えが返ってきたりします。DeepL様様。急いでいるときはとても助けられています。
- ググってみる:とはいえ本当に合っているか確証がないので、ググりましょう。辞書サービスのページを見る場合は、例文をいくつか見るのがおすすめです。基本、より多くの例文で使われている形が正解です。
- まとめ記事、動画、本(参考書など)を読む:ネットには便利な「専門用語リスト(日英併記)」のようなページがいくつもあります。一つのページだけを参考にするのは正確性に欠けますが、とりあえず全体的に把握したいときにはおすすめです。web開発関連の語彙は、動画を見て勉強したりもしています。解説そのものの言葉選びも含めて参考になります。本は間違いないですね。
さいごに
日々の業務で交わされる会話の中から、今回は会計関連のフレーズをご紹介してみました。皆さんの気付きになっていたり、お役に立てていれば嬉しいです。
他にも「あのフレーズは何て言うの?」「この前こう言ったら伝わらなかったんだけど、どこを直せばよかったの?」というリクエストや質問があれば、ぜひゆままでご連絡ください!(お答えするか、一緒に考えます笑)