こんにちは。LIGでブリッジディレクターとしてBiTT開発に携わっていますスミヤです!
今回は前回宣言した通り、英語学習にもってこいなテック系ポッドキャストやYouTubeチャンネルを紹介したいと思います。
「なぜ英語でテック?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、ブリッジディレクターをやる上でこうした情報は結構重要だったりするのです。
ブリッジディレクターはセブにいるエンジニアと英語で仕様やコードに関してコミュニケーションする必要があるので、テック系の知識やプログラミング系の用語を英語で知っていないと話が噛み合わなかったりするのです。
なので、それも踏まえて今回はブリッジディレクター業にも役に立ちそうなポッドキャストやYouTubeチャンネルをピックアップしてみました。
Syntax
わざわざここで改めて紹介する必要がないぐらいエンジニアには定番のポッドキャストです。
JavaScriptを勉強した方にはお馴染みのWesとLevel Up Tutorialsでお馴染みのScott Tolinskiが話題のテックスタックやエンジニアの悩みに答えるプログラミングに特化した番組です。
みんなが言及するだけあって話し口調がとても軽快で聞きやすく英語の教材としても適しているし、更新頻度も多いので北米エンジニア情報のキャッチアップという面でもとてもおすすめしたいポッドキャストです。
内容はプログラミング初心者でも聞きやすく、痒いところに手が届くようなテーマも扱ってくれるので現役エンジニアの方が聞いてもためになると思います。
最近だと、.envファイルの運用に関するアレコレを議論する回やリスナーのポートフォリオをレビューする回などが個人的にとても勉強になりました。
ちなみにWesはJavaScriptを勉強してる方の登竜門的教材JavaScript30をはじめYouTubeでも動画を配信しているので英語でプログラミングを勉強したい方はこちらもチェックしてみてください。
JavaScript Jabber
こちらも定番、JavaScript Jabber。
JavaScript関連の話題に特化していて、ゲストを招いて踏み込んだ技術の話が繰り広げられるので英語だけでなく背景知識がないと難しい上級者向けのポッドキャストです。
逆に言うと、このあたりのディスカッションが理解できれば現場レベルのプログラミング知識や英語にも太刀打ちできる…かも。
海外エンジニアの方と頻繁にお仕事する機会がある方はチェックしてみてもいいかもしれません。
tech eu
テクニカルな番組が続いたので非エンジニアにも楽しめる番組も紹介します。
tech euは欧州のテックシーンで話題になったできごとや、欧州の注目企業のCEOにインタビューなど、ニュース番組的な要素があるポッドキャストです。
テックニュース=シリコンバレーのようなな印象が強いかもしれませんが、欧州のテックシーンも非常にユニークでイノベーティブな情報が満載です。
有名所だとスウェーデン発の「Spotify」や最近社名をリネームして話題になったイギリス発のフィンテック「Wise」など、日本に進出している企業もあるのでとっつきやすいと思います。
番組内容はディレクション業務に直接的には関係ありませんが、世界の流行りをキャッチアップするのは話のネタにもなるので大事だと思っています。
The Verge
最新のガジェットは日本語でも調べることができますが、せっかく英語を勉強しているなら英語でレビューを見る・聴くのがおすすめです。
そんなときに役に立つのがガジェット好きにはお馴染みThe Vergeのポッドキャスト。
Webメディア版では多彩なジャンルをカバーしているのですが、ポッドキャスト版は話題の最新ガジェットやサービスについて色んな角度からレビューしたりディスカッションがメイン。
1エピソードが1時間前後なのでポッドキャストが長く感じる方はYouTubeの方をチェックするのもおすすめです。
Tech in Asia
最後に紹介するのは、アジア圏のスタートアップ企業や注目のテクノロジーを紹介するTech in Asia。
短かめのインタビュービデオから長めのオンラインカンファレンスの様子まであり、アジアンアクセントな英語に触れたい方やアジア圏でどんなものが話題かを知りたい方にはとてもいいメディアだと思います。
また、Tech in Asiaはメディアも展開しているので、読んで英語に触れたい方はこちらも合わせてチェックしてみてもいいかもしれません。
近年では英語でのビジネスがスタンダードになってきていることもありアジア圏のスタートアップ業界も賑わっています。
余談ですが、僕がシンガポールにいたときはスマホで決済、身分証明、タクシー予約、フードデリバリー、公共交通機関の支払い、ATMでお金の入金/引き出しが当たり前にできるぐらいにはテクノロジーが生活に浸透していました。
まとめ
今回はプログラミングやガジェット、テックニュースを中心に幅広く取り上げてみました。
なかには内容が専門的過ぎて難しいものや、普段聞き慣れたアメリカ/イギリス英語以外のアクセントに違和感を感じるものもあるかもしれません。
でも最初から完璧に聞き取れたりシャドーイングやリピーティングできる必要は全くないと個人的に思います。
ニュースはあくまでもネタ集めで、気になったところだけをピックアップして調べてみたり誰かにシェアして議論したりするものと割り切っています。
なので極論ですがキーワードやトピックレベルでも拾えればいいのです。
例えば、フィリピンのニュースで気になった話題があったら英会話のフィリピン人の先生に「そういえばこの間フィリピンの○○がニュースになってたよー。」とかフィリピンのニュースじゃなくても「今アジア圏で○○が話題になってるってニュース見たけどフィリピンではどう?」みたいな感じで話のきっかけを作ることができれば、ニュースとしての役割を十分果たしていると思います。
日本語で情報を収集して英語でアウトプットするのも、どこかのタイミングで英語を英語で理解するように切り替えないとスムーズなコミュニケーションになりません。
難しく考えず、まず興味のある分野やトピックから少しずつ英語で情報を集めてみてはいかがでしょうか。