こんにちは、LIG代表のゴウです。
LIGでは、BiTT開発というフィリピンと日本で一緒にチームを作って開発をサポートするサービスを提供しているのですが、コロナの影響でフィリピン、セブ島にある支社から日本人スタッフが帰国したのが3月。そこから早9ヶ月近くが経ってしまいました。
全社的にリモートワークに移行したので、業務には特段問題は無いのですがやはり気になる!今、セブってどうなってるの?100人以上いるセブのスタッフ達はみんな元気にしてるの?
というわけで、セブに行くことにしました。
中々、特殊な環境下での出国となったので、備忘録も兼ねて記事にしたいと思います。
ガラガラの成田空港
成田空港に着きました。
出発フロアはご覧の通り、ガラガラ。
こんな成田、初めて見ました。
モニタが全部、青いです。
ユニクロも閉まってます。季節の違う国に行く時はよくここで買い物したんですけどね。
ブルースクリーンすぎる。
人がいない。
今回、12月はフィリピン航空が1便だけ成田→セブを飛ばすそうなので、ここだけ人がいました!なかまー!
フィリピン外務省の書類。
今回俺は9aビザという商用ビザを取得したのですが、チェックイン時にはそれらの書類を提示して無事、チェックインする事ができました。
さて、いつもなら出国前にこちらのモールで食事と買い物です。
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閉まりすぎ。
行きませんでしたが、スタバとかコンビニなど一部店舗はオープンしていたようです。
セキュリティチェックもガラガラです。これはいつもめっちゃ並ぶのでありがたい。
フィリピン航空はいつもアメリカン航空のラウンジを提携して使っていたのですが、今回はなんとJALのサクララウンジを使わせて貰えました。
おそらく、成田空港で運営しているラウンジがここだけだからだとは思いますが、憧れのサクララウンジを利用できて嬉しい!!
が、やはり、人がいない。
立派なカウンターも無人。
先日、Netflixで見た今際の国のアリスを彷彿とさせる世界観です。
でも、メニューは少なめでしたが、とても美味しい食事とドリンクをいただくことができました!つまり、空いてて最高でした。
無事、イミグレも通過したのですが、こちらもほとんどの店が閉まっています。買い物できねー。
飛行機に乗り込みますが、なぜか空港ガラガラなのにバスからのアプローチでした。これってなんの理由なんだろ?よくわかんないけど、この乗り方ワクワクして好きなんですよね。
ちなみに、フィリピンではフェイスシールドの着用が義務付けられていて、機内でもずっとつけてないといけないとのこと。乗務員さんは医療従事者のような服を着ていました。対策徹底してますね!安心!
久しぶりのセブだーーー!!!
マクタン空港に着きました!人はこの飛行機から降りてきた人くらいしかいなかったです。イミグレはビザの提示と、隔離先のホテルの予約票を見せてスムーズに通過できました。
荷物受取るところにPCR検査のブースがずらーっと並んでいます。
こちらで検査費用を支払います。4900ペソだったかな?
鼻からグリグリ。
ほっぺたの裏側をごしごし。
これで検査終了です。事前にマクタン空港のサイトからPCR検査の事前登録をしておいたのですが、そこで発行されるバーコードを見せてその上で検査をします。
そこで登録したメールアドレスに検査結果が48時間以内に送られてくるそうです。
空港の至る所に、除菌スプレーがありました。
お土産物売り場も閉まってました。
両替所も。
タクシー乗り場もガラガラ。
いつも買うSIM売り場も閉まってます。
ここから、予め手配しておいた隔離先のホテルの送迎バスで市内のホテルに向かいました。
ホテルもこんな感じで、暗いです。このホテルでPCRの検査結果が出るまで待機しないといけないようです。
入国前にTrazeというコロナ対策の追跡アプリ?みたいなのを入れさせられたので、ホテルのチェックインで使うのかと思いきや、検温とアンケートフォームに答えるだけでした。
デリバリーサービスでフィリピンの国民食ジョリビーのチキンを二本と、フライドポテトを頼んだのですが、ホットドック二本とビーフンが届きました。ああ、久しぶりにフィリピンに帰ってきたな、という感じがして素敵ですね。美味しくいただきました。
翌日。お昼頃にメールで検査結果「陰性」と出たので、無事チェックアウトしました。チェックアウトする際に、検査結果を見せるのかと思いきやそのままスルーだったので、厳密なようで、実際の運用はまだゆるくやっている感じがしました。
ホテルからすぐの所にあるLIGのオフィス兼社員寮です。
9ヶ月ぶりですが、ぱっと見た感じでは街は大きな変化がなさそうです。普通に車も走ってるし、渋滞もそこそこしてる。治安が悪い、とは今の所感じてなかったです。
ちなみに執筆時点(2020年12月24日)では、セブはいわゆるロックダウン中です。ただ、フィリピンではいくつもの段階に分かれていて、セブ州では
MGCQ(Modified General Community Quarantine)
修正を加えた、一般的なコミュニティ隔離措置
という状態に置かれています。これがどのような制限があるのかは、まだ俺は詳しく分かってませんが…(現地にいる人に聞いても結構曖昧な答えが返ってきたりします。政府の通達と現場での施行にギャップがあったり、頻繁に規制も変わったりするのでかなり実際は複雑になっていて、なかなか正確に理解できている人がいないようです)
LIGのオフィスにつきました!席がバッチリくぎられてます。そして大半の社員はリモートワークをしているので出社していませんでした。
でも、みんな元気そうでよかった!久しぶりに会えて嬉しい。やっぱり、リモートワークで仕事が成り立つとはいえ、たまには実際に顔を見て話をしたりするのは大切ですね。
セブの街に関して言うと、人の流れもあり、経済もそこまで表立って停滞しているようには見えませんでした。しかし、観光や留学が主要なビジネスにもなっているセブにおいてこれらの産業は大きなダメージを負っているのは間違いないです。空港でもそうですが、あれだけいた日本人を始めとする外国人をほとんど見かけませんでした。
同じフライトで来た人たちもほとんどが日本在住のフィリピン人の方たちでした。
毎年、クリスマスシーズンは1ヶ月くらいかけて準備をして、LIGフィリピンの社内でも盛大なクリスマスパーティを催すのですが今年はこじんまりとやるようです。街もいつもよりはクリスマスムードも薄めでした。
我々としても、フィリピンでビジネスをやらせて貰ってるなかで自由に行き来が出来ない状況は非常に歯がゆく思っていますが、このような状況下でもしぶとく、しっかりと仕事を進めてくれている現地スタッフのみんなには感謝です。
来年は盛大にみんなでクリスマスパーティが出来たらいいな!