LIGディレクター陣が取り入れている新人サポート施策「オンボーディング」の紹介

LIGディレクター陣が取り入れている新人サポート施策「オンボーディング」の紹介

ともぞう

ともぞう

こんにちは、Webディレクターのともぞうです。

今回はLIGのディレクターユニットでおこなっているオンボーディングについての紹介です。

オンボーディングとは

さっそくカオナビ社の記事から引用します。

「オン・ボーディング」とは、英語で「on boarding」と表記し、新人を採用し研修して即戦力に育てることです。新人の採用時、多くの場合は企業の風土ややり方を理解しておらず、仕事を円滑に進めるために新人研修を行うことが必要不可欠といえます。
職場環境に早く馴染み、即戦力として活躍できる人材に育てるための教育のことを、「オン・ボーディング・プログラム」と呼びます。
この場合の新人とは、新入社員だけを指すのではなく、中途入社したマネジメント層なども含まれます。
新規メンバーと既存メンバーのコミュニケーションをスムーズにし、円滑に業務を進めることができるようにする研修システムなのです。
https://www.kaonavi.jp/dictionary/on-boarding/

新しく入社した人が早期にパフォーマンスを発揮できるようにサポートすることをオンボーディングといいます。

オンボーディングの目的

どんなに優秀な人であっても、新しい環境に移ると半年ほどは100%のパフォーマンスを発揮することが難しいと考えています。その難しい期間をできるだけ短くすることがオンボーディングの目的です。

入社してなかなかパフォーマンスを発揮できないと思ってしまうと、この会社には合っていないと思い、退職の可能性も上がってしまいます。そういったリスクを下げることも目的のひとつです。

Webディレクター向けにおこなっているオンボーディング施策

大きく以下の3つをおこなっています。

  1. Asanaのテンプレートプロジェクトに沿って、環境設定
  2. Asanaのテンプレートプロジェクトに沿って、ロールプレイング
  3. 期間を限定したメンター・メンティー制度の実施

Asanaのテンプレートプロジェクトに沿って、環境設定

過去の記事でも紹介していますが、各種アカウントの発行や確認すべきドキュメント、推奨アプリケーションのインストールまでが終えられ、ある程度作業環境が均一化できるようにしています。

Asanaのテンプレートプロジェクトに沿って、ロールプレイング

新しく入った方向けにおこなう、LIGの業務フローを知るためのプロジェクトです。

提案の流れから見積作成のフロー、実際に制作プロジェクトを進める際に使用するテンプレート、最後の請求書のつくり方までの一通りの流れをAsanaにまとめています。

このプロジェクトを実行してもらうと、実際の案件アサイン前に見積作成などをおこなうことができ、見積の承認フローなども確認することができます。企業ごとに文化やルールは大きくことなりますし、使う用語も異なったりしますので、そういったギャップを少しでも埋めるように用意しました。

期間を限定したメンター・メンティー制度の実施

入社日から6ヶ月はメンター・メンティー制度を設けるようにしています。この制度では主に1on1がおこなわれることになっています。

この制度を実施するに際して、ドキュメントをまとめました。そこに記載していることをいくつかご紹介します。

メンター・メンティーの心得

メンター
いつでもメンティーの質問を受けられる姿勢を示してください
また、メンティーへの期待を明言してください
ここでの期待は、どういうときに自分で考えてほしく、どういうときはすぐ聞いて欲しいか、どういうものに自分は答えられないかなどです

メンティー
どんな些細なことでもメンターへ相談してみてください
10分考えて解がでなければ相談してみることをおすすめします
社内のことで困ったことが起きたら、明日に持ち越さないようにしてください
メンターはいつでも相談を受ける用意ができています

メンターは最初に期待を伝えることが重要だと考えています。

なんで聞いてくれなかったんだ? そんなことを聞くのか? といったミスマッチを最初に潰せるように設けました。

メンター・メンティーに上下関係はない

メンター・メンティーと呼称していますが、上下関係があるわけではありません。目的は評価ではなく、オンボーディングです。

そのためオンボーディングとしておこなわれたもので得た情報は、評価につかわないでください。メンティーがたまたま部下だっただけです。評価に使ってしまうと、何か困っていることや不都合を素直に開示してくれなくなる可能性があります。

どこで質問したらいいのかわからないとき

基本的にはディレクターユニットのSlackチャンネルへの質問を歓迎しますが、チャンネルにいる人が多く質問をためらってしまう場合は以下をおすすめします。

(分報)チャンネルをつくり、つぶやく

すぐに解決しなくてもいいけど、日頃から気になっている疑問や気分を投下してください(Twitter感覚です)。チャンネルにはメンターとユニットリーダーを招待してください。

所属チームのチャンネルで質問してみる

すぐに解決したいことを訊く。メンターもいますし、チームリーダーもいるので解決する速度が期待できます。

ディレクターユニットのチャンネルもしくは 所属グループのチャンネルで質問する

上記の2つの場所で解決しなかったものをあげてください。

 
新しく入った方にインタビューすると、多くの人がいるチャンネルでの発言、質問はしにくいという回答をもらいました。そのハードルを少しでも下げるため、クローズドなところから質問を始めてもらえるようにと思い分報を推奨しています。

さいごに

簡単にですがディレクターユニットで実施しているオンボーディングについて紹介しました。できるだけ早い段階で活躍してもらえるようにするには、サポートする体制が不可欠です。

まだまだ試行錯誤中なので、フィードバックをもらいながら改善していきたいです。

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ディレクターのともぞうです。 趣味はサバゲー、ツーリングです!! 月一くらいで出撃しています┌◯

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