こんにちは! 広報室のたびちん(@takiyoro)です。
株式会社LIGで勤めはじめてから、2年こえました〜〜〜!!! ドンドンパフパフ!!! めでてえ〜〜〜!!! いやー入社時のブログがなつかしいですなワハハ。
7社目にたどり着いた女が語る「転職回数が多いこと」の意外なメリット
西新井大師に御礼申し上げに行かなきゃな。大変御利益があると思います。ありがとうございます。
一つの企業に2年以上勤めたことがなかった私が、このLIGで、毎日その記録を更新しています。いやあ、めでたい。
今日はどこ行っても続かなかった私が2年勤めてきた内容と、そしていまだに悩んでること、そして率直に今後についてお伝えできたらなあ〜と思っております。
LIGに入ったとき
入ったときから上野駅前のオフィスじゃなく、新御徒町のLIGビルでの勤務でした。あのころまだ通勤してたんだよな。今思えば幻のようです。覚えることが山のようにあり、失敗もたくさんありました。いや失敗は今でもあるか。
これまで、1社ににつき最長2年だったキャリア。7社目の今、それはしっかり超えていこう、と静かに決意しつつ、日々を過ごしていました。
体制の変化
そんなこんなで、1年経ったころにはチームは2名に。フルタイムの担当が私だけの体制がもう1年以上も続いています。全社のみなさんの記事をあやまんと2名でチェックし、土日祝お盆年末も含め毎日公開していく日々がざっと1年半以上過ぎたのが今です。
現在週3〜4のアルバイトとして働くあやまんが超ウルトラハイパフォーマーであるから私は生きていけているな〜と日々思っています。勤務時間のギャップに大きく悩んだこともしばしば。負担を少なくしようと思って自分で判断することを増やそう! とがんばりはじめたこともありました。結果あやまんも情報が少なくなってしまって判断して動けないし、私も相談できなくなってつらくなったりと、自分で自分の首を締める状態に。マジアンチパターン。持ってる情報は積極的に共有するようにし、ちゃんと相談するようにしました。人が二人以上あつまるともうチームなんだよなあ、と反省ばっかりしています。
ちょっとずつ修正しながら今の役割分担にしていますが、またいろいろ変わってくかもしれません。スプレッドシート主体だった広報室のタスク管理を、Asanaに全面変更したのが最近の大きな改革(ここもあやまんが大活躍してくれた)。前向きに毎日変化を迎えている感じです。あやまんがいてくれたからこそ、できたことがたくさんある。いつもありがとう。
とはいえ! 二人だけだとやっぱ大変なので! 広報室のメンバー募集しています(大声)!!!!!
「LIGさん」を守りたい、その弊害
一方私は、「LIGさん」をどうやったら明るく楽しく、そして愛されるだろうと、おぼろげながらも考える日々を過ごしていました。私はSNS担当も兼務しているため、だいたいTwitter上の反応だったらすべてをチェックしています。そして、社会のほかの地点で起こっている、さまざまな痛ましい話題も、同時に目にしていました。誰も傷つけたくない、各事業の将来に迷惑をかけたくない。その思いだけが強くなっていきました。
愛されることって、「がっかりするようなことをしない」「余白を出す」「自然体で伝える」「めちゃめちゃ作り込む」「執拗なまでに執着する姿をお見せする」「とことん発信する」などいろいろな要素があると思うのですが、私は「がっかり防止」にえらくフォーカスしてしまいました。
今もすごく変わったわけでもないので、ただの懺悔にしかならないのですが、「特定のルールを守る」とか「嫌われないように気をつける」、「批判されないようにチェックする」って、すごく不毛な作業なんですよね。なぜなら誰かはかならず嫌うし、批判するから。
私は、LIGブログを出した先に傷つく人がでてきてしまうであろう可能性に、目をつぶれなかった。でもそれって、「何を大事にすべきか」がブレているのと同じこと。そのまま一人で悩んで、つらくなって、何も読みたくなくなって、そして書けなくなった。コロナ禍になってから、その傾向が加速していきました。この2年経ったタイミングで、自分に対しても枷をつけていたことに気づき始めました。相談が下手クソかつ不器用かよ。まあ、自分で「あっ、こりゃあ枷だな〜」と思えたら、外すのは楽ちんです。やや震えながらではありますが、このようにまとまらない、率直な思いを書くことからあらためてはじめることにしました。
ハードルの低下、期待値調整
本当にごくごく最近の話なのですが、LIG代表のゴウさんが全社朝会で、「もっと気軽に書きなよ」みたいな話をしていたんですね。確かに昔の記事とは大きくギャップがある。
▼昔の記事はこういうの 悪魔神創生
前は学んだことをそのまま出してても、意味わかんなくても、コンスタントに記事が出続けていた。
そこで、肩の力がちょっと抜けました。今と昔では、きっと事業数もLIGブログがある背景事情も、世間からの期待値も違う。でも私は、私たちは、むやみにブログのハードルを上げすぎていた。そんな簡単なことに気づくまで、だいぶかかってしまいました。
ゴウさんとサシで、かつ本音で話すことが本当に最近ありました。そこで「たびちんはコンサバだからな〜」という言葉をいただき、ハッとしました。人によっちゃコンサバってなんだよ、って感じで怒ることもあるでしょう。でも自覚してなかったんですよね私(自覚してなかったんかい)。なので、すごくありがたかった。内なるコンサバに気づかずに、この2年過ごしてきたわけです。
内なるコンサバとの戦いは、仲間とやっていきたい
まー、とはいえね。企業の広報担当なので、そりゃコンサバにもなるでしょう。一つの発信が、多くの事業に影響を与えることが容易に考えられます。できれば、私としては、広報室としては、ベストを尽くして考慮したということを世の中に説明できるようにはしておきたい。この基本姿勢は崩さず、より多くの可能性を模索していきたいと思っています。
社内で調べたら、会社全体の新規売り上げの80%はLIGブログ由来だそうで、改めてその影響力のでかさに担当者ながら失神しそうになりました。なにそれ。
そんな中、リスクを自分だけでとろうとしたら、そりゃあ震えるしかない。でも私は忘れていたんです。ここはLIG。あまたある企業の発信の中で、一番自由にできるのがこの場所です。忘れてたんか〜い。
最近のLIGが面白くなかったのなら私のせいです。少し前は、そのことに対して半ば無気力になっていました。……とはいえ、最初からわかっていましたが、私自身は、面白いわけでは元々ない。LIG内の仲間の力を得てこそ、LIGブログはその面白さが得られるんだと思います。そんな大切なことも、忘れていました。忘れてたんか〜い。
最初からこのLIGブログは、だれも一人ではやってない。そういうシンプルなことすらちゃんとわかってなかった自分が、恥ずかしいなと思います。個人としては適当に、思い詰めすぎず、バランスをとりながら進めていきたい。そして仲間を巻き込んで、おおらかに楽しいことができるように、環境を整備したりチャレンジしていきたいなーと思っています。
それでも続いた理由
こんだけ思い悩んでいて、よくもったなー、と自分でも思います。2年勤めることをベンチマークにしてた部分も正直ありました(あまりに転職しすぎてて自分のことを信用していないので……)。こっから先は本当の意味で、安心して腰を据えて前向きに取り組んでいけるんだろうな、と思っています。個人的には、もしまだ自分に貢献できることがあるなら、ずっと居たいですもん。そういう場所に出会えたことが幸せだな。
私自身がやっぱり、LIGのことと、LIGブログが、入社前から今に至るまでずっと好きなんだと思います。たぶんこれからも。大好きな記事がたくさんある。そして社内にも大好きな人たちがたくさんいる。その人たちの思いを、事業を、企業を支え、貢献していけるような広報担当であり、LIGブログ編集部のひとりでありたいなと思っています。
唯一無二の環境だからこそ、シンプルにナレッジや正解を伝えられるほどには、まだ整ってない部分もたくさんあります。とはいえ。何かの過程や中途半端な状態でも、言えることはあるだろうなと思い、このように文章に残してみました。
LIGブログは、外からどう見えたとしても、いろんな形でもがき続けてるだけ。Life is Goodの状態を追い求めるからこそ、ずっとずっと続いてるもんなんだろうなと思います。
LIGブログは毎日更新しています。よかったらまた見に来てくださいね。どれも、私がおすすめする、LIGが誇る社員一人ひとりが書いた、自慢の記事です。
それではまたお会いしましょう。たびちんでした。
……広報室のメンバー、募集しています!!!!!