外国人エンジニアと英語でやりとりする際によく使う文章・紛らわしい単語集

外国人エンジニアと英語でやりとりする際によく使う文章・紛らわしい単語集

Mai Watanabe

Mai Watanabe

こんにちは、Webディレクターのなべちゃんです。

気がつけばLIGに入社して、1年と少しが経ちました。

最初のブログでは、セブ支社のエンジニアとのやりとりで使用しているツールやTipsについてお伝えしていたのですが、今回はその続編を書いていきます。

現在もセブ支社のエンジニアと英語でコミュニケーションをしており、よく使う英単語がまとまってきたので、それらを紹介していきたいと思います。

また、最近私の周りでも「会社でのコミュニケーションが英語になった」「リモートワークで海外の支社とやりとりをすることも増えた」などの声も出てきました。そんな方に少しでも役に立てれば嬉しいです。

よく使う単語・例文まとめ

追加・削除

add the text
テキストを追加してください。

delete the text
テキストを削除してください。

remove the text
テキストを削除してください。
(見た目は削除しているが、コメントアウトなどをして残っている状態)

replace the text from 〇〇 to △△
テキストを〇〇から△△に置き換えてください。

set the link
リンクを設定してください。

change the font
フォントを変更してください。

Please adjust margin and padding.
マージンやパディングを揃えて(調整して)ください。

対応お願いします

can you work on this?
これ対応できますか?

please work  on this tomorrow.
明日これを対応お願いします。

「対応をお願いします」は「work on」を使用します。日常英会話ではなかなか使わないのですが、LIGに入社してから頻繁に使うようになりました。

参考にしてください

please use this as a reference.
こちらを参考にしてください。

I have sent you a video, for your reference.
送ったビデオを参考にしてください。

「参考」は「reference」を使用します。

画質が荒いです

Image resolution is low(poor)
Picture quality is low(poor)

画質が高い場合はhigh, 低い場合はlowやpoor(悪い)と表現します。

確認します

I’ll follow up.
I’ll check this.
I’ll comfirm this.
check は確認という意味で最も一般的に使われています。ニュアンスとしては、「軽く見る」「点検する」という感じです。一方、confirmは、確認対象が正しいかどうかを注意深くたしかめるという意味です。

Can I catch up?
Let me make sure.
確認させてほしい(相手の発言についてもう一度確認したいときや、あやふやな部分があるときに使用します)。

We’re going to confirm the matter with a client.
その問題はクライアントに確認する予定です。

確認し問題なかったです

There’s no problem.
Everything is okay.
Everything is fine.
No worries.

どれも「大丈夫です」の意味です。

確認し、問題がありました

Something just came up.
ちょっと問題が起きまして。

How long will it take?
どのくらいかかりそう?

気持ちを伝える

ここからは「気持ちを伝える」編になります。

「Thank you」「Sorry」とただ伝えるのではなく、日本人に伝えるときと同じように、「早速ありがとう」や「本当に助かった」「本当に申し訳ございません」といろいろなレパートリーを覚えておけばより円滑なコミュニケーションをとることができます。

感謝の気持ちを伝える

Thank you for your cooperation.
Thank you for all your help.
ご協力ありがとうございます。

I appreciate your kindness.
あなたの親切に感謝します。

I appreciate it./ I really appreciate something.
ありがとうございます。

Thank you for everything.
何から何までありがとう。

You really helped me out. I can’t thank you enough.
あなたには本当に助けられました。

Thank you for your prompt reply.
早速のご返信ありがとうございます。

Thank you for your quick response.
Thank you for handling the matter promptly.
素早い反応(対応)ありがとうございます。

申し訳ないことを伝える

I am terribly sorry.
I’m so sorry.
本当に申し訳ございません。

My apologies for any trouble caused.
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

I am always helped by your polite treatment.
私はあなたの丁寧な対応にいつも助かっています。

連絡してね

If you need anything else, or anything comes up, be sure to get in touch.
他に何か必要なことがあったり、何か問題が起こりましたら、必ず連絡してくださいね。

If you have any concerns, please feel free to contact us.
不明な点があれば連絡してくださいね。

紛らわしい単語、どっちの単語を使う?

最後は紛らわしい単語、同じ意味の単語をどっちを使えば正しく伝わるのかというところについてお伝えしていきます。翻訳ツールだけでは誤った単語を使ってしまっているときがあるので、以下のようなシーンを考えて単語を使い分ける必要があります。

削除してほしい時のdeleteとremoveの使い分けは?

delete は「削除する」、remove は「取り除く」という意味になります。

removeの場合は、取り除いただけで、取り除いたものがまだどこかに存在しているかもしれないというニュアンスがあります。

なので、removeで指示をすると表示はしていないが、コメントアウトしてコード上は残っているということもあります。

今回だけ削除して、将来的に復活するのであればremoveでいいのですが、もう削除してしまって問題ないものはdeleteと指示するのがいいでしょう!

速度を速くはfast、early、quickどれを使う?

A. 「quick」を使います。「何」が早いのかによって、使い分けます。以下それぞれの意味になります。

early
時間が早い。
I get up early in the morning.

fast
人や物のスピード・移動が早い。
He can run very fast.

quick
行動や動作が素早い。
I just need a quick answer.

速度を遅くするのはslow、lateどれを使う?

A. 「slow」を使います。以下それぞれの意味になります。

slow
人・物の動作や速度が遅い場合
This car is slow.

late
予定や通常の時間よりも遅い場合
I’m sorry I’m late.

問題のissue、problem、troubleはどれを使う?

こちらも「何」の問題かによって使い分けます。それぞれの意味は以下です。

problem:解決されるべき「問題」
issue:議論されるべき「問題」
trouble:偶然起こった「問題」

「problem」は、解決されるべき「問題」になります。明らかに問題であることや、簡単な問題の場合、「problem」を使います。

「issue」は、難しい決断が求められるような問題や議論しないと解決しない問題というニュアンスを含みます。

「problem」より婉曲的な言い方なので、ビジネスのシチュエーションで、聞き手への配慮から、「issue」をより使うことが多いです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

よく使う英単語や英文、紛らわしい英単語をまとめてみました。翻訳ツールで翻訳をしたあとでこの単語で合っているのか、というところを確認することで、エンジニアも迷いなく対応ができ、ミスコミュニケーションによる対応の間違いを減らすことができます。

そして、「Thank you」や「Sorry」と一言で伝えるのではなく、きちんと感謝の気持ちを伝えたり、スタンプを入れてコミュニケーションを取ることで、より通じ合って仕事ができている気がします。

以上、なべちゃんでした。

より良い英語ライフを。

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新卒で入社したSIer企業にてシステムエンジニアとしてキャリアをスタート。同社にてWebディレクター・CRMディレクターにキャリアチェンジをし、LIGにWebディレクターとして参画。コーポレートサイトやプロダクトサイト、大規模サービスサイトなど、様々なWeb制作案件にてディレクターとし従事する傍ら、2022年からは広島に拠点を移し、コワーキングスペースの運営も行っている。

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