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【エクセルTips】エラー表示に対策できる関数2選

ゆりえ

こんにちは。経営企画室のゆりえです。会社全体のさまざまな数字を管理しています。これまでのLIGブログでは、エクセルやGoogleスプレッドシートに関する記事を書きました。

今回は、表計算のエラーへの対策の仕方をご紹介いたします。

エラー表示に対策できる関数2選

 

表計算においてエラーは厄介です。計算式やデータの一部にエラーが1つあるだけで、計算が止まってしまい全体もエラー結果になることもあります。そんなときに、「エラーがあっても計算を止めない」「エラーがあったら別の処理をする」といった場合に使える関数があります。

\大事なおさらい/
エラーについては以前こちらの記事でご紹介させていただきました。ばばん

エラーとそのエラー時に表示されるエラー値は、複数の種類があり、エラーが起きていることを知らせてくれるだけでなく、何がいけないのか原因まで教えてくれます。

IFERROR関数

エラー値の代わりに表示するテキストを指定できる関数です。

関数
=IFERROR( 計算式 , [エラー時に表示する値] )
※2007以降のエクセルおよびgoogleスプレッドシートに対応

計算式の計算結果が「エラー」になる場合、通常は「#N/A」などのエラー値が出力されますが、IFERROR関数を使うと、エラー値ではなく指定した値を表示することができます。エラーじゃない場合は、通常の計算結果が表示されます。たとえば、5÷0の計算結果はエラー「#DIV/0」となります。

エラーの際に「#DIV/0」ではなく「エラーです」というテキストを表示したい場合、IFERROR関数で下記のように指定します。

=IFERROR( 5/0 , “エラーです” )
※計算式の中で、数値ではなくテキストを指定するときはダブルクォーテーション「””」でテキストを囲います。

そうすると、「#DIV/0」ではなく「エラーです」と表示ができました。

また、計算の途中でエラーが発生すると、全体の計算が止まりエラーとなってしまいます。計算の一部分にエラーが発生しても最後まで計算させたいときは、[エラー時に表示する値]を計算式に応じて0や空白「””」(ダブルクォーテーションを2つ並べる)を設定しておくと、エラー部分が0や空白に置き換わるため、最後まで計算がおこなわれます。エラーが起きていることはわかりません。

IFERROR関数は名前の中に「IF」がつくので、「もし〜なら〜」という意味が含まれることがわかります。実際に「もしエラーなら〜」という関数です。少ない引数でシンプルにエラー対応ができるのでわかりやすいです。エラーをわかりやすく目立たせたいときや、エラーを無視したいとき、見せたくないときなど使い勝手が良く、ものすごく重宝しています。

ISERROR関数

エラーかどうかを判断する関数です。

関数
=ISERROR( 計算式 )
※エクセルおよびgoogleスプレッドシートに対応

指定した計算式の結果がエラーの場合に「TRUE」、エラーではない場合に「FALSE」が返ってきます。エラーが起きているかどうかを判断したい場合に使います。IF関数と合わせて使うことが多く、エラー時の挙動とエラーじゃないときの挙動をそれぞれ指定することができます。

たとえば、
=IF(ISERROR( 計算式 ) , A , B )
とすると、計算式がエラーの場合はA、エラーじゃない場合はBという結果が返ります。

通常のIF関数は、「もし条件に当てはまる場合はA、当てはまらない場合はB」という意味を持っていますが、ISERROR関数と合わせて用いることで、「もし条件がエラーならA、エラーでないならB」という計算が可能になります。

さいごに

VLOOKUPなどの検索系の関数を使うときは必ずエラー対策をした方が良いです。これは、計算のエラーというより「検索対象が見つからない」という、起こり得る計算結果の中の1つの選択肢であるためです。反対にエラーはほぼ起きない関数においては、エラー対策が不要な場合もあります。場合によって有効的な使い方ができればと思います。

ありがとうございました。

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