こんにちは、ジョニーです。
朗報なんですが、最近ついに貯金額が20万円に到達いたしました。
皆さん、ありがとうございます。生まれて33年、貯金ゼロの人生を送ってきましたが、ようやく人間らしい暮らしを始められそうです。
そんなときにちょうどよく「FUNDINNO(ファンディーノ)」という株式投資型クラウドファンディングサービスのPR依頼をいただきました。ふむ、投資ね。ようやく20万円の元手ができたんで、いっちょ投資家デビューをしてみるかと思ったところ……

FUNDINNOはベンチャー企業にエンジェル投資できるサービス。その企業がイグジットできればリターンを得られるけど、逆に倒産でもすれば投資金額はパーになるわけです。先が見えないベンチャー企業に投資するなんて、結構ギャンブル性が高くない?
もう僕わかるんですよ、FUNDINNOは僕みたいな情弱を食い物にしてます!
こういう悪徳企業があるから僕の「老後2000万円計画」は永遠に叶えられないんですよ。20万円をすべて持っていかれる前に、FUNDINNOの欺瞞を暴いてやろうと思います。
「FUNDINNO」に突撃して担当者を問い詰めてみた

思い立ったら即行動。FUNDINNOを運営する株式会社日本クラウドキャピタルにやってきました。犬のしつけと同じで最初が肝心なので、ソーシャルディスタンスを保ちながら威嚇していきたいと思います。
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人物紹介:向井純太郎さん日本クラウドキャピタルCMO。エンジニア出身で、「FUNDINNO」のマーケティング(デジタル、オフライン)、広報、新規事業開発、IT企画を担当している。キャリアの大半は金融業界に関わり、「金融を面白く」をモットーにしている。最近は子どもたちとジブリ映画を見まくる隠れ「ジブラー」。『天空の城ラピュタ』に出てくる、「小鬼だ。小鬼がおる」などのセリフを言っていた、ポムじいさんが好き。 |
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人物紹介:馬渕磨理子さん日本クラウドキャピタルECFアナリスト。日本テクニカルアナリストの資格を持つ。京都大学公共政策大学院卒業後、医療法人でトレーダーとして資産運用を経て、現在はフィスコでアナリストとして活動中。同時に日本クラウドキャピタルでもマーケティングに従事。プレジデントオンラインの執筆記事の累計は6,000万PV超。今、関心があるのは睡眠の質を高めること、猫との会話。 |
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調べは上がってるんですよぉ、向井さん、馬渕さん……。あなた方、「FUNDINNOでベンチャー企業を支援しよう」とかキラキラしたこと言っといて、我々の小金をむしり取ろうとしてますよね?


いや……むしり取ろうとはしてないですし、ていうかなんでアロハシャツなんですか?

これは夏の正装ですけど?そんなことより、どう考えてもFUNDINNOはリスクしかないですよね。成長するかわからないベンチャー企業に投資するなんて、宝くじを買ったほうがマシなレベルじゃないですか!株式投資型クラウドファンディングサービスって?

確かにリスクはあるんですが、FUNDINNOの一番の魅力は「革新的な技術を持ったベンチャー企業の支援ができること」なんです。日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスとして……
いや、待ってください。僕は脳みその半分がゲルになってる人間なんで、「株式投資型クラウドファンディングサービス」っていきなり言われても「株式投資型クラ」あたりでもう寝そうでした。そもそもどんなサービスなのか、3行でお願いします。
- 日本初の、ベンチャー株に投資できるサービス
- 投資家と株主の距離が近く、「顔が見える」投資ができる
- 10万円前後から投資できる
ざっくり3行で言うと、こんな感じですかね。
あーはいはい、なるほどね。
分かったふりしないでください。

今までも未上場のベンチャーに投資することはできたんですが、投資家は一部の富裕層だけに限られていたんです。いわゆる「エンジェル投資家」ですね。リターンを求めるというより応援的な意味合いが強くて、資金に困ってる側のベンチャーからしたら、まさに「エンジェル的な存在」でした。そのエンジェル投資を一般のビジネスパーソンでもできるように民主化したのがFUNDINNOなんです。
生まれてこのかた「エンジェル投資をしたい」という感情を抱いたことがないんで、勝手に民主化されてもねえ……。
10万円前後から投資できるので、ジョニーさんみたいな脳みその半分がゲルになってる人でも始めやすいですよ。ベンチャーに投資をするメリットはあるの?

不安定なベンチャーに投資して、一体どんなメリットがあるって言うんですか!? 不安定な僕をヒモにしたほうが毎日スリリングですよ!?
実利的なメリットで言うと、大きく3つですね。まず企業がイグジットしたときにリターンが受け取れること。英国の株式投資型クラウドファンディングではエンジェル投資家の買い付けによって、持ち株が900%まで値上がりした事例(※1)もあるんですよ。
マジですか! 僕の20万円が9倍に!?
ジョニーさんは無関係なんで安心してください。2つ目は、「エンジェル税制」が活用できること。エンジェル税制は、ベンチャー企業に投資した個人投資家に対して税制上の優遇を行う制度です。エンジェル税制の対象となる企業に投資したら、投資した金額に応じて所得税の優遇措置が受けられるんですよ。(※2)
税金のこと分からないので、とにかく誰よりも優遇されたいです。
3つ目は、株主優待を受けられるケースもあること。株主優待制度がある企業に投資すれば、そのサービスを受けられることがあります。例えばFUNDINNOで出資を募ったプロ卓球チーム「琉球アスティーダ」は、株主優待でホーム戦の観戦チケットを配布したんですよ。(※3)

それだけですか? メリットがそれだけなら、僕の20万円はドラム式洗濯機に使っちゃいますけど、いいんですか? 社畜だから洗濯物を干す時間もないんですよ。
いえ、まだあります。ベンチャー株はなんと言っても、値動きしにくいところが良いんです。
値動きしないとプラスにもならないでしょうよ! ダウト!!
上場企業の株だと、株価が毎日500円くらい動く銘柄もあるので、気負うことに疲れてる投資家も多いんです。その点、ベンチャー株なら値動きが少ないので長期的な投資ができる。日々値動きのある上場株とは違ったメリットがあります。
あとはなんと言っても、企業と投資家の距離が近いことですね。上場企業の社長だと遠い存在だしなかなか会えないんですが、ベンチャーならミートアップなどで顔を合わせることができるし、経営者とメッセンジャーで直接やりとりしてる人もいるんですよ。実際にFUNDINNOのユーザーに動機のアンケート(※4)を取ったところ「企業の成長を応援したい」が1位だったんです。
んえぇ〜? 綺麗ごとなんじゃないですか〜?
未来あるベンチャー企業を支援することで、自分にはできなかった「起業して成功する」という夢のストーリーを託すこともできるんです。そうした体験に価値を感じてくださる投資家は多いし、僕たちも事業者を審査する際は「事業やビジョンが革新的であるかどうか」を重要なポイントとして見ています。
ベンチャーに投資をするリスクとは?

うまい話ばっかりして! ボカァねえ、お金が欲しいんですよ!結局、投資してもその企業が倒産したら僕の20万円はゼロになるわけですよね?
そうですね、本当に残念ですがそうなります。2017年4月にスタートしたFUNDINNOですが、今まで150件以上の出資を募ってきて倒産実績は2件あります。
ほら見たことか!!
FUNDINNOはハイリスクの商品なので、少額の10万前後から投資ができるようになっています。一歩引いて考えると、上場株に数百万円投資した場合、数日に数%、すなわち10万円前後の含み損が出てしまうこともあります。このように考えると、あまりにもひどいリスクではないと、捉えていただけたらうれしいです。
FUNDINNOでは一銘柄最大50万円までだからダメージは少ない、と? 僕なら致命傷ですが。
FUNDINNOは始まって3年ほどのサービスですし、今回コロナ禍があったことで今後そのような実例が増えることもあるかもしれません。でも、倒産が約150件中の2件というのは、中小企業庁が出している廃業率データ(※5)からすれば圧倒的に低いんです。
もちろんそうした事態は起こってはならないし、そうならないように僕らも全力でサポートしています。クラウドファウンディングは始めるまでにかなり準備が必要だし、事業者は厳しい審査を通過してきています。満を辞してクラウドファウンディングを出す頃には、苦楽を共にした事業者さんと友達のような感覚なんです。だからクラウドファンディング公開の時は祈る気持ちです。調達が成功した後は、友人としてしっかり成長してもらうためにも、厳しいこと言わせていただいています。
ベンチャー企業であれば株主総会のノウハウがない事業者もいらっしゃるので、FUNDINNOが間に入って投資家とのミートアップを開催することもよくありますね。双方を繋げることで、投資家の皆さんが取引先を紹介してくれたりしてシナジーが生まれています。実際にイグジットした実績はあるの?
シナジーだかルナシーだか分からないですけど、それで実際に儲かった事例はあるんですか!? 僕が知りたいのはそこなんですよ!
株式買い取りとしてイグジットに至った事例が2件あります。どちらも1.5倍のリターンですね。
ふむぅ、1.5倍……ねえ……。
いずれも出資から1年半ほどでのイグジットなんですが、年率にすると33%。年33%増の金融商品なんて、きっと今の日本では他にないと思います。
ふむぅ……まあ、放っておくだけで1.5倍ならまあ……僕も鬼じゃないんでねぇ。
なんて言うと思ったか!!どうせ、あなた方がそこから手数料だシステム利用料だお通し代だって言って、間引くんでしょう!? お見通しなんですよ!
手数料はクラウドファウンディングが成功した際に20%を事業者側からいただいています。金融商品で手数料20%ってめちゃくちゃ高いイメージだと思います。ただ先ほどお伝えした通り、クラウドファウンディングは準備にとても時間がかかります。資金を調達するにあたって意気込みをお伝えするためにたくさんの資料を作成して、募集ページを作っているんです。動画インタビューを用意することもありますし。
まあ僕もインターネットの片隅でWeb記事を作ってるんで、苦労はわかりますよ。
そして一番大変なのは、僕たちはクラウドファウンディングだけどちゃんとした金融機関なんです。金融商品取引法(金商法)に準拠して業務をやる必要があります。だからFUNDINNOの中には公認会計士がたくさんいて、事業者の財務状況を分析して審査したり、財務三表や事業計画を作ったりと、難しいことをたくさんたくさんやってるんです。
途中から寝てたんですが、僕みたいにアロハシャツ着て変顔してりゃいい訳じゃないのは分かりました。
資金調達後は事業者と投資家たちの管理ツールも提供していますし、その後の事業サポートも永続的に続けているので「20%は安い。もっと取った方がいい」と言っていただくこともあります。
永続的に!? 僕が払いつづけているハーレーダビッドソンのローン返済もいつか終わると言うのに……。
とはいえさすがにそれは大変ですし、いつまでも赤字になってしまうので、いつかエクストラとして料金プランを立てるかもしれません。FUNDINNOで投資を始めるには?

まあ、ほだされた訳じゃないですけど? もし仮に僕がFUNDINNOで投資を始めるとしたら、どうしたらいいんですか? 20万円でも始められるんですか?
20万円でも始められますよ。ただ、投資家になるのにもさまざまな審査基準を設けさせていただいていて、基本的には投資経験を必須としています。
じゃあ僕は始められないじゃないですか! 騙された!
ジョニーさんはFXでも為替でもいいので、額が小さいものから始めてみるといいかもしれませんね。株も証券会社のものは1円とか100円で始められますし。
うーむ。じゃあ意外と簡単に始められるんですね。
そうですよ、FUNDINNOのメインユーザーも30代から40代の男性で、年収500万円〜1000万円ほどの方が多いんです。まさにジョニーさんみたいなビジネスパーソンが主要なので、ぜひ足を踏み入れてみてほしいですね。
だから、僕ら世代を狙って『サラリーマン金太郎』とコラボしたんですか?
はい、『サラリーマン金太郎』はターゲット層からの支持が厚いし、実際にFUNDINNOの認知度向上に繋がったんですよ。
そうやって漫画の人気にあやかって、FUNDINNOの怪しさをごまかそうとして!
……あの、なんだかんだ言ってますけど、先日、LIGの関連会社である「いいオフィス」さんもFUNDINNOで出資を募ってましたよね?

ほ?
つまりLIGさんの身近では、すでに僕らのサービスを利用してくれてるんですよ。

ほーん。それはその〜そうですか……いつもお世話になっております。
ベンチャー投資なら「FUNDINNO(ファンディーノ)」

「FUNDINNO(ファンディーノ)」は日本初の株式投資型クラウドファンディングサービス。投資家としての審査を通過すれば、ここで出資を募っているベンチャー企業に投資することができます。
「革新的な事業をされている事業者に出会いたい。今は7割の事業者が関東圏だけど、日本全国から出てきてほしいし、地方創生にも貢献したい」と熱く語ってくださった株式会社日本クラウドキャピタルCMOの向井さん。FUNDINNOを開けば、そんな向井さんたちの心を打った魅力的なベンチャー企業が集まっています。
FUNDINNOが特におすすめなのは、
- 世の中に革新を与えるベンチャースピリットに共感できる人
- 上場企業株の取り引きに慣れて、刺激が欲しい人
- 投資のポートフォリオに株式投資型クラウドファンディングも追加してみたい人
僕も一年後には貯金が少しは増え、投資を経験してそちら側に行っているはずです。ちなみに『サラリーマン金太郎』とコラボしたプレゼントキャンペーンは【2020年10月31日(土)23:59】まで実施中なので、お見逃しなく!

