アジア初開催!「Awwwards Digital Thinkers Conference Tokyo 2020」参加レポート

アジア初開催!「Awwwards Digital Thinkers Conference Tokyo 2020」参加レポート

まべ

まべ

こんにちは、デザイナーのまべです。

2020が始まってすでに1ヶ月が過ぎてしまいましたが、オリンピックの前に! 我々web制作者にとっての一大イベントが開催されました。そうです、Awwwards Digital Thinkers Conference Tokyo 2020です!

Awwwards Digital Thinkers Conference Tokyo 2020 official site

 


▲SHIFTBRAINさんとGarden Eightさんが制作したオフィシャルサイトも素敵なので要チェックです。

Awwwards Conference
世界中の優れたwebサイトを表彰する”Awwwards”が主催する、デザイナー、ウェブデベロッパー、デジタルドリーマー(と彼らは呼んでいます)向けのイベントで、ロサンゼルスやニューヨーク、ロンドン、バルセロナ、パリなど世界の代表的都市で開催されている、デジタルデザイン業界の一流エージェンシーとソートリーダーが一堂に会すカンファレンスです。

アジアでは東京が初の開催となることもあり、今回のチケットはひと月前にソールドアウトしたことからも、注目度の高さがうかがえます。

ついにイベント開催当日に

AM8:30。小雨の降りしきるなか向かったのは、内幸町にある「イイノホール」という場所。

クリエイティブなイベントがビジネス街のど真ん中で行われるのも意外です。

長いエスカレーターを上り、まず会場に入ると美しい琴の音色に包まれました。

どこか旅館や料亭に入ったような感覚のまま、そのまま受付を済ませグッズを受け取り会場の中に入ると……。

びっくり! 聞こえていた琴の演奏はステージ上で行われていたものでした。

このおもてなしにまず驚かされ、ワクワクが止まりません。左端に席を確保してカンファレンス参加の準備をします。

 

▲一緒に参加したデザイナーのありさんとケンティ

今回のノベルティとして受付でいただいたグッズは、こちら。

ビビットなトートバック、パスカード、鉛筆、最近のウェブデザインのトレンドを集めた本、そして切手デザインのマグネットが入っています。日本の赤をキーカラーにした、とてもおしゃれなグッズにテンションが上がります。

※今回チケットのCTOづやさんのパスの接写。和也高遠になってるのはちょっとおもしろいですね。

「電脳思想者」と書かれた赤いパスカードには、日本のアニメキャラクターが描かれていて、自分と同じキャラクターが描かれた人を探すと抽選に参加することができます。次回のカンファレンスのチケットなどが当たるようです。

づやさんのパスにあるドラゴンボールの人造人間18号を、2日目にスウェーデンの14islandsという会社のCEOの方に偶然見つけてもらい、互いにノートをゲット(14 islandsはGoogleのサンタトラッカーなどを手がけるすごいエージェンシーでした)!

 

▲ドラゴンボールも18号も知らないけど、東京はとてもいいねと言っていました👍

驚いたのは開催国である日本より、海外の方が圧倒的に多かったということです。

正確な数字は分かりませんが、肌感では3:7 or 4:6ぐらいだったかなぁと言う感じです。

渡航費やチケット代、物価などを考えても決して安くはない東京で、この比率はすごいことではないでしょうか。

セッション中は、熱気につつまれるなか、機材のトラブルなどでセッションが中止することも。そのときにおこなうゲームがユニークでした。

全員が起立し、この会場まで何時間をかけてきたかという質問に対して、司会の方が1h、2h、3h……とどんどん数字を言って、自分の時間になると座っていくという形式のもの。どれぐらい離れた場所から来たのかが一目瞭然でした。

 

▲結局1番遠くから来たこの方は、なんと33時間かけてきた方がいました。

参加者は日本語で書かれたTシャツを自作してくるなど、各々のスタイルでこのお祭りを楽しんでいました。

 

室内とはいえ1月に半袖……。

セッションとセッションの間の休憩時間で出会ったminami digitalの方は、来場者に手作りのバッジを配って一緒に写真を撮りまくっていました。いろいろな交流のかたちがありますね。

アジアでの初開催ということで、韓国や香港、台湾の隣国はもちろん、北米、ヨーロッパなど、さまざまな国のデジタルドリーマーがこの東京に集まってくれたことを、とてもうれしく思いました。

スピーチの内容はinteractioというスマートフォンアプリで同時通訳されます。
 

ただ専門用語の多い内容だけに、かなり翻訳が難しいのかなという印象もありました。通訳の入らない時間や、チャンネルが逆になっていたなど、正直内容が掴めないセッションもありましたし英語力が高いに越した事はないと思います。

通訳の方がスピーチ中に流れたマジンガーZの歌をなぜか歌い出した時は流石に笑ってしまいましたが……。

2020/1/23 DAY1

オープニングはいきなりベルギーのDogstudioのCEO Henry Daubrezから。

Awwwards常連の彼のテーマは、ドリブルやピンタレストの登場以降の似たようなデザインが蔓延する今の状況を杞憂しながら、一貫したストーリーをデザインとアニメーションに貫通させることが重要だということを自身の実例を交えながら紹介。昨年度肝を抜かれたドッグスタジオのコーポレートサイトの裏側や、彼らの思考フローや元ネタも知ることができ、いきなりあぁ来てよかった!という内容でした。

続いて登場したのはGoogleのシニアインタラクションデザイナー、ミンサン・チョイさん。

日本にいると”ミンサンさん”と言われるんだと冗談を交えた紹介の後、韓国人である彼が日本にあるアメリカの企業(Google)でアメリカのGoogleマップのデザインをしている状況を、映画「ロスト・イン・トランスレーション」に例え、日本は非常に美しい美意識やイノベーションがあるのに、なぜ日本は密度、情報過多を好むのかという少しアイロニーを混ぜて紹介し、誰のためのデザインなのかを常に考えることが重要という内容でした。

続いて日本の”上野”から社名が来ていることから親近感を感じられずにいられないuenoのExecutive Creative Director、David Navarroは、大好きな日本のマジンガーZの悪の科学者「Dr. ヘル」を引き合いに”何度負けても改良して立ち向かってくる彼こそが最高にクリエイティブ”、”ダークサイドに足を踏み入れることがクリエイティブ”だというスピーチ。大胆な提案と悪役を次々に紹介する内容に一気に引き込まれました。

ディビットが紹介したのはCOWBOYという自転車のブランディングプロジェクトで、男性向けのこの自転車のカラーリングをなぜピンクを中心にコミュニケーション展開したのかという実例を交え、秩序と混沌のバランスの重要性や、カオスなマインドを持って秩序を打ち壊していく、というとてもユニークなプレゼンでした。プロダクトからアプリのデザインまで一貫してできるのは本当にすごい……。

カンファレンスの基本的なスケジュールは、1人20分ずつのスピーチが3枠続いて〜ブレイクというブロックを4回繰り返すといった流れになっています。

コーヒーブレイクのモーショングラフィックもいちいちかっこいい。

オフィシャルパートナーであるシフトブレインさんにご挨拶をさせていただき、CEO加藤さん、アートディレクターの藤吉さんと記念撮影!

続いてのブロックでは日本から最初のスピーカー、Goodpatchの土屋さんとBoris Jitsukataさんが登場。自社で起こっていた社内の空気が良くなかった2年半のバッドアトモスフィア期間を経て策定した5つのバリューを浸透させた成果を紹介。東京の弱みがベルリンでは良いことになっていることがモチベーションクラウドを経て発見するなど、組織デザインのHow toを展開していました。

デジタルの話だけではなく、ユニークなコンテンツを作っているクリエイターのセッションを楽しめるのもAwwwardsの魅力なのかもしれないと思わせてくれたのは、ロシアのイラストレーターYeka Haskiさんのセッション。

キャラクター天国でもある日本に来て、あまりのキャラクターの多さに打ちのめされた経験を踏まえながら、神道や氏神様、妖怪などからインスピレーションを受けるなど日本を研究し生み出した、「konoikimono」という自身のキャラクターをどう展開していくかというストーリーでした。

そして午前中のラストはハイテンションな司会で終始会場の一体感をあげていた、Fantasy Interactiveのピーター・スマートが登場。

「現代の人間はスクリーンの前で、人生の41%=8000時間=21年間過ごしている。それくらいデザイナーの仕事には価値があるんだ!」と熱弁し、「ロイヤルカリビアン」という世界最大のクルーズ船の実例に出し、スタイリッシュなデザインとは対照的にたくさんのユーザーテストの声を聞きながら全ての体験をアプリケーションで完結させるまでの泥臭い舞台裏を紹介。

ここまでで午前中のセッションが終了。

ランチタイムは、場所を移動して今半のお弁当をスタンディングスタイルで食べつつ、コーラを飲みつつで午後に備えます。

午後の一発目は、電通の松永美春さんが登場。

ポートフォリオサイトにはそうそうたるデザイン実績が並んでいますが、ナローAIからゼネラルAIへ、アルゴリズムの脅威から自己防衛をするには、というAIに関するテーマ。現在も海外で働いているということもあり、見事な英語のスピーチでした。しかし私にはアカデミックな内容、翻訳の難しさもあり、理解するのがかなり難しかったです……。すみません!

そして個人的に楽しみにしていたウクライナのアートディレクター、Zhenya Rynzhuk(ゼニァ レインサック)のセッション。

独創的なアウトプットのためのチーム作りや信念とする思考フローを混ぜて紹介、彼女の一つの案に対する試作の数の多さに圧倒され、写真撮影、ビデオ、モデリング、シナリオまでをあのクオリティでこなしてしまう彼女のスキルセットに脱帽です。彼女がポートフォリオに使っているワードにはかなり共感するものがあり、次の日のパーティで少し話すことができたのも非常に嬉しい体験でした。

ポストイットの消費量が世界一だというドイツのTaikonautenのJonas Lempaは、”デザイナーはデジタルの世界に飛び立つ宇宙飛行士”と例えながらも、イノベーションを起こすための軸は何かというテーマに対し、「Time」「commitment」「Effort」「Expectations」4つのキーワードを持って解説。事例を通し、ユーザーテストや覆面座談会を経て得た数多くのフィードバックを、地道にプロダクトに反映するクラフトマンシップを感じさせる内容でした。

2回目のコーヒーブレイクを経て登場したのは、この日のメインイベントといってもいいでしょう、日本人初のAwwwards審査員として日本のWebデザインをリードし続けてきた、シフトブレインのデザインディレクター、鈴木慶太朗さん!

デザインを作っていくアプローチとして”エモーション”と”ロジック”、対立する2つを4象限の表を用いながら滑らかに解説。アメリカはロジック、ヨーロッパはエモーションを重視するという説明に、なるほど思いながら、その両端からの視点を持ってデザインを進めていき、哲学で意思決定をしていくことが大切という内容。自分も常日頃からこの二軸の両義性に関しては考えることが多かったのでこの内容には学ぶべきものが多く、深く共感するものがありました。

▲この表は永久保存版です。

 

ラストはモントリオールからLocomotiveのFrédéric MarchandとJean-François Chainé二人が登場。実例の紹介が主でしたが、Locomotiveは大好きなエージェンシーの一つなので、彼らのトンマナの特徴であるタイポグラフィで構成されるスライドやスピーチが聞けたのはとても嬉しかったです。

1/24 DAY2

二日目はVRアーティストのせきぐちあいみさんがライブペインティングのパフォーマンスでお出迎え。二つのスティックを使って、空中にどんどんと絵を描いています。

昨日の琴の伝統的なおもてなしから一転、今日は日本の最先端のテクノロジーで迎える演出でスタッフのセンスの良さが光ります。

 

▲出来上がったイラストはこちら、島のような空間に鳳凰が飛ぶ様子が見事に描かれています!

 

見事なパフォーマンスで会場の空気も温まったところで、この日のオープニング、ブランディングエージェンシーB&Hの今村さんが登場。1500もの事例の研究を経てたどり着いた、ミッション、ビジョンではない「イデオロギー」という独自の概念や「Who am I」から始める独自のブランディングフローの一片を、堂々と英語のスピーチでご紹介いただきました。

 

映像が流れない機材トラブルもありましたが、またまたピーターが登場し、「この中で一番多くAwwwardsカンファレンスに来た人を探す」ゲームで対応。しかも昨日行った「一番遠くから来た人」と同じ人に! これには会場も大盛り上がり。

 

続いても日本からMonopoのGeorgi Robertsと友谷朝子さんの女性コンビが登場。

プロデューサーの二人が”クリエイティブカクテル”と称し、クリエイティブの仕事をバーテンダーに例えながら、プロジェクトマネジメントの裏側を紹介。まるで海外ドラマを見ているようなガーリーで陽気なノリのプレゼンでこちらも楽しくなる内容でした。
 

続いてSmashing Magazineの編集長、Vitaly Friedman が登場。彼のプレゼンは本当に面白かった!Smashing Magazineは、Webのトレンドや事例を紹介するサイトですが、その知見を生かしたユニークな(というか少しウザいくらい)UIを次々に紹介、常に会場から笑い声が聞こえてくるほど、コミカルでユニークなインタラクションの数々。アイデアの面白さが光るセッションだったと思います。ユーザーとのコミュニケーションはこんなに自由で良いのだなーと思わせてくれました。
 

コーヒーブレイクを挟みIN FOCUSのCEO井口さんが登場。自身のキャリアから導き出した映像とデザインを目的に応じて構成要素を変えていくという手法の解説はとてもわかりやすく学びが多かったです。映像とデザイン、写真、自分のスキルセットを点から線につなげていくことの大切さも、自分の境遇と重なる部分がありとても共感しました。
 

UcraftのIta BabayanとArmine Manukyanは、サービスの利用定着までのユーザーオンボーディングについての解説。文化、歴史、背景などからUXのヒントを導き出すプロセスを紹介し、そのプロダクトの文脈を伝えることがいかに大事かということがよくわかる内容でした。
 

続くクリエイティブディレクターのClaudio Guglieriはクリエイティブの仕事は、今後36パーセントがAIに変わる仕事としながらも、クリエイティビティはマジカルで人間であることが最も重要というスピーチを展開。

クリエイティビティには、材料を集めるプロセスが大切で、全ての要素を結びつける能力が重要、そして個々のアビリティは才能ではなく訓練で鍛えることができる、というメッセージを美しいスライドで解説。いわゆるフロー状態をドラッグに例える一面もありましたが、デザイナーとしてとても勇気をもらい今回とても印象に残ったセッションの一つでした。

ランチは昨日と同じ今半のすき焼き弁当でチャージしたあと、午後イチで登場したのは……

 

コンテンツクリエイターの藤原麻里菜さん。

必要じゃないけど人生を楽しむために必要な「無駄づくり」の裏側を紹介、ユニークなアイデアの数々にクスッとした笑い声があちこちから聞こえてきて、言語やカルチャーに依存させない彼女のポリシーが見事に証明されていました。
 

イタリアのエージェンシー、AdoratorioのEnea RossiとCamilla ZampoliniはHardship(困難さ)をキーワードにプロジェクトの良い状態で推進させるための調整力の困難さを解説。クライアントワークにおいて調整力はかなり重要ですが、このあたりは万国共通なのだと思いましたね。

 

Dropboxのミシェル・モリソンはパスタのように複雑に絡まってしまうクリエイティブなプロセスが、カルチャーを通じて滑らかになっていく話はかなりアカデミックで興味深かったです。「信念を行動に起こす時に文化が生まれる」、そして「賢くなるな異質であれ。」という言葉に、深く共感しました。

 

そして、あっという間にセッションは最終ブロックに突入し、UltraSuperNewのMarc Wesselingが登壇。

UltraSuperNewはユニークな広告手法で有名な会社ですが、ブランドを成長させるためのポイントを4つのポイントに分けて解説。コンドームフィッティングルームを作ったというアイデアには会場中が爆笑でした……。
 

Nuevo.Studioのファウンダー、Álvaro Arreguiが日本でクリエイティブエージェンシーを作るときの苦悩を解説。オフィスを作るためには住所、電話番号、口座、ビザが必要なのですが、どれか一つを申請しようとすると必ず足りないものが発生してしまい、日本で会社を作るのは不可能だ! という矛盾をユーモアを交えて訴えていました。これからますます多国籍な社会になっていくであろう日本の先行きが不安になる内容。法律、どうにかなりませんかね……。

 

そして2日間に及ぶカンファレンスの大トリは、NYブルックリンで活動するLeta SobierajskiとWade Jeffreeの二人。

音楽ユニットのような個性的なファッション・ルックスの彼らはエヴンゲリオン、スラムダンク、ポケモンなど日本のカルチャーが大好きとのこと。(ウェイドはスラムダンクの宮城リョータのキーホルダーをバックにつけていました)

ポートフォリオサイトにもあるような個性的な作品を数多く手がけていることもあり、かなり感覚的な制作をしているのかなと思いましたが、深海の生物をモチーフにオブジェクトを作っていたり、彼らのアプローチの一貫したコンセプトの強さを感じることができました。そして何より夫婦で活動する彼らは、仕事も生活も常に一緒の人生を過ごしているけれど、どの瞬間もとても自由に楽しんでいるように見える。そんなマインドで仕事ができていることが本当に羨ましく素敵だなと思いました。
 

▲快く撮影にも応じてくれました!

 

▲大盛況の中カンファレンスは全てのセッションを終了。

 
▲LIGから参加したメンバー四人で記念撮影。

AFTER PARTY

そして場所を移しアフターパーティへ。金曜の銀座のPLUSTOKYOという、屋上のスペースもあるかなりムーディーな空間。

英語にもかなり疲れてきましたが共通の知人を通じ、お酒の力を借りて登壇者と写真を撮っていただいたり、国内外のクリエイターと仕事の話からプライベートまで色々な情報交換をさせていただいたりと、とても有意義な夜を過ごすことができました。

まとめ

自分の拙い英語力で参加することはかなり不安がありましたが、デザインや思考は言語を超えるのだということを感じられた瞬間が多くあり、それが何よりの喜びでした。

2日間のセッションを通して、視覚面では、各スピーカーの使っているスライドのデザインの美しさ、そして鮮やかなアニメーションの多さに圧倒されました。

そして、思考面では、大学で学ぶような歴史観や学問をインスピレーションの種にする視座の高い言葉の数々、そしてカルチャー面では数々の交流の中から感じたもっと自由にデザインしていいのだというポジティブなマインド……と、3方向から多大なる刺激を受けました。

 

エモーションを爆発させるような独創的な発想の裏には、DribbbleやPinterestではなく自然や歴史、古い本などからインスピレーションを受けデザインに発展させる彼らの姿勢に比べ、自分の発想のチープさにただただ猛省するばかりです。

デザインは思考や前段の条件から考えから導き出した哲学がとても大切で、それを全てに貫通させることの難しさは常々思ってはいますが、それを突破するための情熱やロジック、マインドセットを持って仕事を行なっていることを彼らが示しているように思いました。

 

自分がWebデザイナーになってからというもの、一番面白いと感じるのは、URL一つで自分の作ったものを共有できるという点です。自分の仕事を通して言葉や宗教を超えて、画面の中で色々な意見を色々と言い合える世界を僕らは作ることができます。その状況を体験できてとても楽しかったし、wwwの世界の中で僕らは繋がっているんだと思うことができました。

そんな世界の端くれで戦うドリーマーの一人として彼らと対等に戦えるということを証明したいし、そのための実績をこれからも作っていきたいと思います。

 

東京と言う稀有な街にいるのだから、彼らを驚かせる何かを、僕たちは持っているはずです。

いつか海外のカンファレンスにも参加したいな、とも思います。

一緒に、Awwwardsに挑戦したいという志を持つお客様からのご依頼も、ぜひお待ちしております!

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

LIGはWebサイト制作を支援しています。ご興味のある方は事業ぺージをぜひご覧ください。

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合羽橋育ち。渋谷、新宿、八丁堀等で修行を積み、地元のLIGにジョインしました。音楽やラジオをBGMにデザインで魅力を作り様々な課題を解決することが主なお仕事です。パワーが少なくなるとカレー、サウナ、コーヒー、ビールなどを注入し、テンションがMAXに上がるとクラウドサーフとかします。仕事を通してMY LIFE IS GOODにしていきたいです。右投げ右打ち。苦手なコードはB7です。

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