【引越し編】生活に役立つWeb制作・ディレクションの知識をご紹介します

【引越し編】生活に役立つWeb制作・ディレクションの知識をご紹介します

ちゃんれみ

ちゃんれみ

やっとかめだなも! 愛知県名古屋市生まれWeb事業部マネージャーのちゃんれみです。

わたくしごとですが、約1年前に人生ではじめての一人暮らし(それまではシェアハウス暮らしでした)を経験しまして、はじめてだらけで戸惑いもあったのですが、Web制作ディレクションの知識が役立つことが多かったので、当時を振り返りながらご紹介していきたいと思います。

年度末も近づき、引越しされる方も多いと思いますので、少しでも参考になれば幸いです!

要件定義

Webサイト制作をする際に、必ず必要になってくるのが要件定義ですよね。

家探しも同じで、まずは「どんな条件の家に住みたいか」の要件を明確にしておくことから始まります。

今回はじめての家探しだった私は、夢を見ながらもこんな条件を出していました。

  • 山手線(西側)・メトロから徒歩圏内
  • 恵比寿・中目黒エリア
  • 駅徒歩7分以内
  • トイレ・バス別
  • 独立洗面台
  • キッチン2個口以上
  • 2F以上
  • 築年数10年以下
  • 家賃10万円代前半

この当時世間知らずも甚だしく、かなりの好条件を提示した結果、なんとか要件にマッチする物件をいくつか内見しましたが、気に入るものには出会えず……。不動産屋さんに「恵比寿・中目エリアでその条件だと家賃をあと5万円は上げないと厳しいです」と言われちゃいました。

そしてよくよく考えたらLIGのオフィスは台東区。最寄駅は大江戸線。

恵比寿からアクセスも悪いため、あえてこのエリアに予算オーバーしてまで住む必要はないなと思い、エリアの条件だけ外した結果、すべての条件をクリアし、会社にもアクセスのよい場所を見つけることができました!

サイト制作でも同様ですが、すべての要件が費用内で実現できるとは限らないので、「MUST(絶対叶えたい)」と「WANT(できたら叶えたい)」を切り分けていくことも大事だと学びました。

予算・調達管理

引っ越しには家賃だけじゃなく、たくさんお金がかかりますよね。

とくに自分ははじめての一人暮らしだったため、買い揃えなければいけないものがたくさんありました。

そこでスプレットシートを活用し、必要なものの洗い出しおよび予算・調達計画、ステータス、キャッシュフローの明示化などを行いました。

洗濯機と冷蔵庫が合算になっている理由は記事の後半にご紹介します。テレビと掃除機は両親が引越し祝いにくれたので、嬉しい差額が発生しました(パパとはリアルパパのことです)。

ワイヤーフレーム作成

Webサイト制作におけるワイヤーフレームは家における設計図、なんてよく例えられますが、賃貸においてもワイヤーフレームは存在します。

ワイヤーフレームは何を・どこに配置するか、導線やUIなども意識しながら設計していきますよね。それと同様に家具や家電の設置場所を書き起こすことにしました。

まずIllustratorを使って自分の部屋の間取り図におおよその寸法を入れました。

このときは入居前で直接部屋の寸法を計ることができなかったため、不動産屋さんが教えてくれた冷蔵庫のスペース(600mm×600mm)を基準値に算出。

そして欲しい家具のサイズを公式サイトで調べ、間取り図と等倍の縮尺でオブジェクトを作成。さらに色付けをし、配置だけでなく小物の色味の検討をしました。

導線設計

ワイヤーフレームを作成するときに同時に行うのがこの「導線設計」。

Web制作における導線設計とは、とある目的(コンバージョン)を達成するためにユーザー動向を推測し、必要なリンクなどのUIやページ設計を行うことを指しますが、引越しにもこの導線設計が存在します。

たとえば、「ごみを捨てる」という導線に対して事前に設計を行った結果、我が家にはごみ箱は1つしかありません。

リビング・キッチン・洗面所などそれぞれにごみ箱を設置すればすぐに捨てられて便利だとは思うのですが、まずごみ箱を置くスペース(コスト)がかかることと、ごみが分散することでごみ袋を捨てるペースが減り、長期間家の中にごみを溜める原因になりかねないと思ったためです。

ただし、ごみ箱を減らすことで生活が不便になることは避けたいと思い、以下の図の位置にしました。

一番ごみが出やすいキッチンの横に配置し、頻度の高い用途の利便性を担保しました。

かつリビングからトイレや玄関に向かうとき、脱衣・洗面所から出るとき……生活導線において必ず通るポイントに設置することで、利便性を損なわず、ごみ箱を1つに集約することができました。

さらにワイヤーフレーム作成時に冷蔵庫とキッチンのすき間の寸法も算出済みなので、ぴったりはまる縦長のごみ箱を採用し、1箇所であってもしっかり分別もできます。


別売りで調味料ラックも増設できるので、キッチン用ごみ箱におすすめです!

数年後のリニューアル(移行)まで見据える

このときシェアハウスからはじめての一人暮らし準備だったため、家具家電をいちから揃えることになったのですが、そのときに一番悩んだのが洗濯機と冷蔵庫。

いずれも単身者向けと家族向けでサイズも機能の差も出やすく、現状は単身者向けで十分ですが、近い将来のことを考えると大型のものを購入すべきか? 現状ではオーバースペックすぎるのと費用を考慮して単身向けの安価なものにすべきか? でも結婚してすぐ使わなくなるのも処分にもお金がかかるし……と堂々巡りを繰り返していたのですが、悩んだ結果この2つだけは単身者向けのリースにしました。

▼利用中のサービスはこちら
単身の方の家具・家電レンタル – ヤマトホームコンビニエンス

リースサービスによっては設置・撤去の費用も含まれているため、通常購入した場合に必要な廃棄費用や、次回引越す際の引越し費用が抑えられます。

ちなみにリースから1年契約が満了となった今も家族向け家電が必要になる予定も予兆もないので、最近半年更新をしました。

アサインをする

引越し会社さんへの外注を見送ったため、内製で引越しプロジェクトを遂行することになりました。

プロジェクトメンバーのアサインにあたり、まず最初に相談したのがバックエンドエンジニアのりょうたさん。 プロフィールにもある通り、エンジニアとして働くかたわらでバンド活動しているりょうたさんは、ツアーで機材の運搬や大型車の運転に長けているんです。

そしてプロジェクトを円滑に、より楽しく進めるため、りょうたさんと仲が良く家の方面も近い、LIGのOBディレクター・ママさんもアサイン。報酬は焼肉で交渉しました。


そしてなにより、仲間って本当に大事ですね(りょうたさんままさんありがとうございました)!

次回予告と募集

今回は、生活に役立つWebディレクションの知識・引越し編をお送りしました。

次回は引越し後、自宅での生活で役立っているWebディレクションの知識を「生活編」としてご紹介したいと思います。

【ゆるぼ】日常生活で起きる「Web制作あるある」を教えてください

引越しやディレクションに限らず、Web制作のスキルや知識が日常生活に役立ってるなーorついWeb制作と絡めてやってしまうなーというみなさんの「あるある」ネタを教えてください!

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ちなみに自分は遊びの誘いをLINEでするときも、アポ調整を円滑に進めるため候補日程と背景と要件をまず伝える癖がついてます。

引越しついでに転職もお考えの方はぜひこちらも

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名古屋でWebデザイナー兼コーダーとして4年、ディレクターとして4年ほど経験し、まずは自分の人生をLife is Goodにするべく上京して参りました。 現在はLIGのWeb事業部でマネージャーをしております。 サイト制作はもちろん、ブログを書くことやGoogle Analyticsを使った解析などWebに関わること全般が好きです。 趣味は大仏などの巨像めぐりで、将来の夢は「巨像女子」としてタモリ倶楽部に出演することです。

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