セブではたらく(インターン)
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2019.09.22

「北海道生活」が、本気で伝える北海道の素晴らしさ

たまさん

北海道が大好きなWebディレクターの玉城(タマキ)です。たまさんと呼ばれています。4月から東京に引っ越してきたのですが、雨が多いですね。

夏だし外で遊ぶことも多いので、晴れたらいいね 晴れたらいいね 晴れたらいいね と心の中でつぶやいてます。

さて、連休も多い時期ですが、みなさん旅行にいくときってどうやって計画を立てますか? 手軽にネットで調べたり、旅行雑誌で情報収集することが多いのではないでしょうか。

そんなときに、ぴったりの雑誌があるのをご存知でしょうか。長年、あの大きな北海道を飛びまわり、北海道の「良さ」を取材し、綴りつづけている全国誌『北海道生活』です。

今回は、その北海道生活の編集長、八木さんにお話しを伺いました。

八木 由起子(やぎ ゆきこ)石川県金沢市生まれ。同志社大学文学部社会学科新聞学専攻(現・社会学部メディア学科)卒業後、株式会社新潮社に15年勤務。2005年札幌に転居、タウン情報誌『poroco(ポロコ)』編集長を経て、現在は全国誌『北海道生活』編集長として、北海道や市町村など外部協力にもかかわる。

公職のほか、メディア出演、講師や審査員なども多数つとめる。

北海道生活とは

玉:今回はお忙しいなか、お話しする時間をいただきありがとうございます。さっそくですが、『北海道生活』という雑誌について、概要を聞かせてください。

八木さん:コンセプトは、「北海道が好きなすべての人へ」となっています。

もともとは、北海道への移住がテーマの雑誌でした。そこからテーマを広げ、北海道に住んでいる方、旅行で来る方々も含め、あらゆる人に北海道の素晴らしさを伝えていきたいと、今の編集方針になりました。

玉:今までいくつかの号を拝見しまして、それぞれにしっかりとしたテーマがあり、毎回が「保存版」という印象があります。

八木さん:「保存版」は、よく言われる言葉ですね。いわゆる旅行情報誌のように、まもなく北海道に行くことが決まっている方には、すぐに使える情報をカタログのように載せなければなりません。しかし、「北海道生活」はそういう雑誌ではありません。読んだことで、北海道に今度行ってみようと思えるような「ディスティネーション・マガジン」をめざしています。なので、初めて読んだときからしばらく経ってからでも使える、色あせない情報を心がけています。

長い年月かけて北海道のあちこちの人たちとおつきあいをし、様々な変化や新たなものが生まれるさまを見てきました。季節感はもちろん意識していますが、そういった変化や新たなものを、「北海道が好きなすべての人へ」届けたいと思っております。

最新号「北海道の農家カフェ」について

北海道の農家カフェ

玉:最新号、「北海道の農家カフェ」についてお聞かせください。とても斬新で、今までにないテーマだと思ったのですが、何かねらいのあるテーマだったのですか?

八木さん:過去に特集した際、人気だったのが「ファームレストラン」「ファームカフェ」だったんです。最初に特集したのが、7年前でした。

なので、特に何かをねらったというよりも、久しぶりに新しく取材できたところを紹介しようと、この企画になりました。

札幌のタウン誌『poroco(ポロコ)』でもファームレストランを紹介したので、最近ではトレンドと言えるかもしれません。

玉:私の勉強不足でした(笑)。毎回取材は北海道を舞台にするので距離的にも大変かと思いますが、今回の取材で苦労した点はありましたか?

八木さん:農家カフェは、現役の農家さんや酪農家さんがやっている喫茶・カフェなので、アポイトメントをとるのが大変でした。

レストランやカフェを経営しているお店なら、お店に連絡すれば誰かが対応してくださるのですが、農家さんや酪農家さんは本業が最も忙しい季節でもあるので、ご迷惑をお詫びしつつ取材させていただきました。

玉:アポイトメントが大変な中、いつも通り、むしろいつも以上に多くの素敵な写真を掲載されているのはさすがです。

農家カフェは、食べ物ももちろんおいしそうですし、牧歌的な景色も素敵ですね。ちなみに、本号のイチ押しの内容はどちらですか?

八木さん:この雑誌はたくさんの情報を集めているのではなく、編集部が厳選しています。そのため、掲載しているすべてのお店がおすすめです。

読んだ方がご自分の趣味や嗜好に合ったお店に行っていただけたらと思います。

また、本誌の中では、ドラマ「なつぞら」の草刈 正雄さんと広瀬 すずさんの十勝ロケ取材が目玉です。北海道・十勝ロケの最終日に行なった取材は、読みどころが満載です。

印象に残った取材やエピソード

そらのレストラン

玉:ほかに、今まで八木さんが北海道生活の編集長をされている中で、印象に残った取材やエピソードをお聞かせいただきたいです。

八木さん:今年(2019年)の1月に公開された「そらのレストラン」という大泉 洋さん主演の映画があるのですが、そこのモデルになった「せたな町」にある「やまの会」は2012年から取材してきました。初回の取材が春の爆弾低気圧に当たっていきなり中止になったという波乱の幕開けでした。

深くお話しできるタイミングである、冬を中心とした農閑期だったのにお話ができないときもありました。何度かお会いしていくなかで、再会した時はみなさんがとてもあたたかく迎えてくださり、そのうち仲間うちの飲み会にも参加させていただいて関係を深めて行きました。

そこからも関係は続き、やまの会の人たち、そして、せたな町の変化を、長い時間をかけて見てきました。

そんな中、2016年に映画化の話を聞きました。そこから、一部のロケハンに同行させていただき、東京から来られた関係者の方に、「やまの会」だけではなく「せたな町」がどういう所なのかをお話しさせていただきました。

当時、あまり世間で知られていなかった北海道の町や人々が、映画にもなり日本で、世界で知られる存在となる過程を間近で見てこられたのは、本当に嬉しかったです。

玉:『北海道生活』として長期取材をしてきた、という視点なのでしょうか?

八木さん:長期にわたる取材というわけではなく、長い間おつきあいしてきたと言う感覚です。

「美味しいもの」「綺麗な風景」だけを紹介するのではなく、「北海道の良さ」を知ろうとすると、そこの土地や人たちの想いを知らないといけません。

そのなかで、関係を作っていきます。子供ができたり大きくなったりを見守りながら、親戚のような付き合いをさせてもらっている人たちもいます。

そのような変化も感じられるのも、この仕事の醍醐味ですね。

北海道、札幌移住についてのエピソード

玉:『北海道生活』のおはなしを、いろいろ聞かせていただき、ありがとうございます。
八木さんは金沢出身ですよね。北海道の移住に関するお話しもお聞かせいただけますか?

八木さん:ずっと東京で仕事をしていたのですが、結婚を機に北海道にご縁ができました。本当は故郷より寒いところに行きたくなかったのですが……(笑)。

北海道の夫とは、初めは別居生活をしていたんです。冬のきびしさや、見知らぬ土地に行くこと、仕事探しなど躊躇することも多くあり、なかなか移住に踏み切れませんでしたが、結婚5年目で移住を決意しました。

行ってみれば住居や建物の中がとても暖かく、住みやすさにびっくりしました。就職も運よく決まり、もっと早く行っていれば良かったと思ったくらいです。

玉:確かに、北海道の住居の暖かさにはびっくりしました。自分も北海道に住んでいた時、年末に故郷の大阪に帰ると、実家の方が寒くて風邪をひいてしまうくらいでした。

八木さん:移住でネックになるのが「気候」と「職」。行く前は腹をくくれないのですが、行ったら腹をくくるしかない。

私、結婚してから5年くらい二の足踏んでいましたからね 笑「気候」はほぼ問題なかったので、「職」「人」に恵まれたのがとても運が良かったです。

特に、『poroco』や『北海道生活』の編集長をさせてもらえたのは、そこに関わったたくさんの人たちの支えがあってこそなので、人との出会いに恵まれました。

仕事柄、移住に関するインタビューもたくさんしてきたのですが、みなさん移住を検討するプロセスはそれぞれでも、悩むポイントの多くは同じでした。そして、移住をしてみて住み良いという所も同じです。

玉:自分も、転勤がきっかけで移住したのですが、周りの人たちに恵まれました。

はじめは、自分の事を「本土の人」という初めて聞いた表現から、少し疎外感を感じたりしたのですが、仲間と呼べる人たちと巡り会えて、本当に良かったと思いました。

八木さん:そういう話でいうと、ある意味、最初は、北海道の人たちを「閉鎖的」と感じるかもしれません。ただそれは誤解で、みなさんシャイなんですよね。本当に頑張っている人をいつまでも無視するほど冷たい人もいない。厳しいと感じられることもあるかもしれないけど、心の芯は暖かい、人間味のある人が多いです。排他的ではありません。

目的意識を持って移住してきた人には、初めは遠巻きに見ていたのに、しだいに周りの人が手を差し伸べてきてくれたと言う話は、よく聞きます。

9月末発売の次号について

そらのレストラン

玉:お忙しい中、いろいろと聞かせていただきありがとうございます! 最後に、9月末発売の次号についてお聞かせいただけますか。

八木さん:次号は、宿の特集です。宿の特集は過去何度かしてきたので、かなり出し尽くしてきた所があります。したがって今回は、「北海道最新の宿」というテーマで、小さな宿から大きな宿まで厳選してご紹介する予定です。

玉:どんな宿があるのかとても楽しみです!お忙しい中、北海道生活のお話しや移住に関するお話までたくさん聞かせていただきありがとうございました。

お話を聞いてたら……めちゃくちゃ札幌に行きたくなりました!

八木さん:来りゃいいじゃん(笑)。ありがとうございましたー。

まとめ

さあ、「北海道、行ってみたいんだよなぁ」とつぶやいているみなさん! 「私、北海道結構行ってるよ」と北海道知ってる感出してるそこの方! 雑誌『北海道生活』のバックナンバーを眺めて、新たな北海道を発見してください!

ちなみに、札幌への転勤や長期出張の際、同じ出版社(えんれいしゃ)が出している『poroco (ポロコ)』がとってもおすすめ。(自分が転勤で札幌に行った際、めちゃくちゃお世話になりました)

これからも、北海道についての記事を書き続けて行きたいです。北海道のみなさん、お仕事もお待ちしています。

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