こんにちは。仕事と二児の子育てに、奮闘中のしもです。
我が家には保育園に通う6歳の娘と3歳の息子がいます。
幼少期に蝶々を追いかけたり、カブトムシを捕まえたり……。みなさんもそんな経験が一度はあるのではないでしょうか。
好奇心旺盛な我が家の子どもたちにも、今まさに虫ブームが到来しています。とくに3歳の息子は、公園に遊びに行くと飽きずに虫を探し続け観察することに夢中です。
が、しかーし我が家は夫婦共働き。仕事・育児・家事と日々やることも満載です。そもそも妻は虫が苦手だし、虫を飼うことが負担になるのは避けたいと考えていました。
それでも親として子どもために努力したい……。
息子の虫が好きという熱意に心動かされ、誰もが一度は見たことがあるあの虫を新たな家族として迎えることになりました。
夫婦で検討した結果、我が家が選んだのは……
ダンゴムシでした!
そこで今回は、ダンゴムシを選ぶに至った理由やダンゴムシの飼い方をお伝えいたします!
ここがすごいよダンゴムシ!!
お世話に手間がかからない
基本放置プレー可です!! ダンゴムシは、特別にはお世話の必要はありません。
ただし生き物なので、水分補給は必要です。1日に1回霧吹きで虫かご内の土に水分を与えてあげてください。
写真は霧吹き後の虫カゴです。
飼育にお金がかからない
餌代は一切必要ありません。ダンゴムシに与えるご飯は、外から拾ってきた落ち葉を与えればOKです!
ダンゴムシは雑食性のため、落ち葉のほかにも、わりとなんでも食べます。きゅうりやにんじんなど、やわらかい野菜も好むようです。
経済的に大きな負担がないのが嬉しいですね。
子どもへの情操教育に活かせる
オスとメス、生活できる環境だけを整えてあげれば簡単に繁殖します。
我が家では飼い始めてから、約2週間でダンゴムシの赤ちゃんと対面できました。脱皮を繰り返して大きくなる姿を楽しむこともできます。
子どもにダンゴムシの飼育を通して、命の尊さ、大切さ、生命の神秘を教え、感受性を育むことができます。
写真をよーく見ると子どものダンゴムシが1匹います。我が家では親が大人が5匹、子どもは20匹ほどいます。
夜行性なので、昼間は石の下や土の中に隠れています。
ダンゴムシの飼い方
では実際に、飼育には何を準備すれば良いのかをお伝えいたします。ほとんどが100円ショップで購入可能なものです。
①ダンゴムシ
ダンゴムシは比較的にどこにでもおり、簡単に捕まえることができます。お庭、公園、花壇などを探してみて、飼いたい数だけ集めてきてください。
オスとメスは、模様で簡単に見分けることができます。メスは背中に白い斑点模様がたくさんあります。オスはその逆に背中にあまり白い斑点模様がありません。
②虫かご
小さい虫かごで良いので、ダンゴムシが生活できるお家を準備してください。
③霧吹き(虫かご内に水を散布できるもの)
ダンゴムシが生きていくためには、一定の水分が必要です。霧吹きでなくても良いので、土を湿らすために水を散布できるものをご用意ください。
④土
ダンゴムシが生活するための土を用意してください。土は販売されているカーデニングや野菜栽培用の土、公園の土でもなんでも大丈夫です。
さいごに
手軽に飼えるダンゴムシは幼児を持つ共働き世帯でも簡単に飼うことができます。虫が苦手で最初は抵抗があった妻も、今では息子以上にダンゴムシを可愛がっています!
子どもから虫を飼いたいと相談されたら、ダンゴムシを飼ってみるのはいかがでしょうか?
ダンゴムシを飼うために参考になる親子で読める絵本
子どもたちに人気のダンゴムシ。でもその生態は案外知られていません。じつは昆虫ではなく、エビやカニと同じ甲殻類のなかまなのです。その固い外皮を作るためにはカルシウム分が必要なので、時折コンクリートを食べています。だから、わたしたちの身でよく見られるのですね。落ち葉をはじめ、いろんなものを食べる「自然界のお掃除屋さん」ダンゴムシ。そんなかれらの生態を暖かく親しみやすい貼り絵で描いた自然観察絵本です。
引用元:ぼく、だんごむし