こんにちは、営業活動5年目で現在マネージャーをしております、よすけです。
LIGには、前期でもっとも活躍したメンバーを「MVP」として表彰する制度があるんです。ありがたいことに、僕は先日そのMVPをいただきました。たまには、堂々と自慢です。
ただ、MVPをもらうほど案件をいただけて嬉しい反面、リソース不足にぶち当たってます。もうね……どうしたって一人では手が回らないんですよ……(泣)
普段、僕をサポートしてくれているメンバーも、たまに無表情で宙を見つめることがあるくらいにはリソース不足です。
僕の業務をサポートしてくれるスタッフがもっと欲しぃィィイ! でも営業利益とか……くぁwせdrftgyふじこlp(切実な心の叫び)
結論からいうと、今回はクラウドソーシングを利用したら、「もうとにかく、めっちゃくちゃよかったです!」というお話をいたします。
ではさっそく、使ってよかったポイントをご説明しましょう。
仕事の依頼もマッチングも支払いも、ぜんぶオンライン上で完結してめちゃくちゃ楽でした。
僕が今回利用したのは、株式会社クラウドワークスが提供する、日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」です。
- 「クラウドワークス」とは?
- 仕事を依頼したい人(以下、クライアント)と、多様なスキルと実績を持った働き手(以下、クラウドワーカー)がインターネットを介して直接つながり、仕事の受発注を行えるクラウドソーシングサービス。仕事のマッチングから支払いまで、すべてオンライン上で完結でき、人材調達にかかる時間の大幅な短縮と、費用対効果の向上を期待できる。また、必要な分だけの仕事量を依頼可能。
「クラウドワークス」って「ライティングしか依頼できないんでしょ?」と思っていません? 僕もそう思っていました。はい、それは間違いです。
記事のライティングや校正はもちろん、ロゴマークやチラシのデザイン、システム開発、商品モニターや経理代行、データ収集といったことまで、依頼できるそうです。
さらに、ネットならではのスピード感もいい感じでした。実際にLIGで発注してみたところ、最短約10分でクラウドワーカーとマッチングできました。
うおおお! まじではえぇぇっ!……つい心の声が漏れてしまいました。戻します。
依頼の方法は、「依頼内容を公開して応募を待つ方法」、「クラウドワーカーを指名する方法」の2つがあり、今回は、実際に使用した後者で依頼する方法をご紹介します。
まず「クラウドワーカーを探す」から、与件や条件にあった気になるワーカーを探し、コンタクトを取りました。その後、クラウドワークス上で連絡を取り合いながら、細かい条件の調整をして、契約を結びます。
サイト上でクラウドワーカーの実績と評価を確認しつつスピーディーに依頼でき、しかも、当然ですが、人手が欲しいタイミングだけ依頼できるので、必要なときに必要な人へ専門的な仕事をお願いできました。
僭越ながら実際の依頼を説明させていただきます。
まさに欲していたサービス。常日頃、仕事で忙殺されていたので、重要だけどどうしても手間のかかる仕事を「クラウドワークス」で発注しました。
そして、普段その仕事にかかっている時間が実際どれくらい短縮できるかもご紹介させていただきます。
手間のかかる「キーワード解析」を依頼させていただきました。
たとえば、プロダクトサイトの制作依頼があったときや、サイト自体の訪問数を増やしたいときは、人気のある競合サイトのキーワード解析などを行なう必要があります。ただ、一つひとつの競合サイトをチェックして、コンテンツやキーワードをまとめるだけでも、時間と労力が必要です。
今回は、決済機能がついているプロダクトサイトの制作だったので、よりCV(コンバージョン)に近いキーワードの抽出が必要でした。そのためSEOに対する専門的な知見とスキルが必要だったので、クラウドワーカーを指名する方法で、おーたぁさんにプロジェクト形式の依頼をしました。
- クラウドワーカー:おーたぁさん
- GMOペパボ株式会社で、Webサイトの分析や改善、プロモーションなどの業務を行なっていて、SEOに詳しいクラウドワーカー。Webマーケティングだけではなく、市場調査から具体的な改善提案、SEO、プロモーションの集客、LPO、EFO、サイト改善でのCVRアップなどを支援してくれる。
まずは、おーたぁさんにショートメッセージを送り、次の今回依頼したいキーワード解析の詳細を伝えました。
- 依頼内容:キーワード調査
- 概要:シャンプーを購入する際に検索で使用しそう、かつ、新規でECサイトとして立ち上げた際に検索のTOPページへの掲載が見込めそうなキーワードの選定と、その検索ボリュームやマーケティング&SEO観点から、その選定根拠を簡単な資料としてまとめる。
契約が完了して仮払いしたあとは、成果物を待つだけです……!
▲クラウドワーカーの納品物
数日後、納品された資料を社内で確認したところ、「ポイントがまとまっている!」「見やすい!」「わかりやすい!」と好評でした。
あとは僕が資料にまとめてもらったキーワードから、カテゴリ設計やmeta情報設計などのSEO施策、狙うべきキーワードを元にしたコンテンツ企画案などに落とし込んでいきます。
初めての依頼でしたが作業工数を効率化でき、かつ質のいい資料をいただくことができ、「なんでもっと早く、クラウドソーシング使わなかったんだ?!」と自分に問うています。
- いつもかかっていた時間:今回の時間
- 60分:10分
市場調査&資料作成を同時に依頼させていただきました。
「商品開発をするために、ターゲットユーザーのニーズや不満点を知りたい」「自社商品と競合商品のイメージを知りたい」などのとき、多くの企業では市場調査をしていますよね。僕もしています。はい。
そのために、たとえばアンケート調査をしようと思っても、情報収集やアンケートの実施、取りまとめなどには時間がかかります。さらにそれ以外の調査データやホワイトペーパーなどを集め、それを資料としてまとめるのに、また時間がかかります。
これは依頼したい。と、今回もプロフィール検索でクラウドワーカーを探したところ、条件にぴったりの方がいらっしゃったので、「市場調査」と「資料作成」をプロジェクト形式で依頼させていただきました。
- クラウドワーカー:Lu111さん
- Webサイトやオウンドメディアをはじめとしたデジタルマーケティングコンサルタントとして、大手企業(とくに製造業)を中心にコンサルティングを支援。現在は拠点をベトナム・ホーチミンに置いて、ICT活用を推進するコンサルティングセールスの担当。ビジネス資料作成も得意分野。
お願いしたのは、次の2つです。
- シャンプー業界市場調査
- 「今一番売れているシャンプー、その数、金額」「シャンプー、トリートメントはどれくらい今、売れている?」「購入場所は?」「選ぶ基準は?」など
【条件】情報を集める方法:統計データ・市場調査データを引用
- 資料作成
- 市場調査の結果をもとに、提案書へ記載する資料の作成
今回も、おーたぁさんのときと同じく依頼を進めていきました。契約してみて感じたのは、わからないことや疑問点があるとき、メッセージ機能を使って、気軽に相談できるのが便利なことです。また、契約後はビデオチャットでの打ち合わせも可能でした。
さらに、仕事依頼を公開するときに「本人確認オプション(本人確認済みのワーカーからの応募が集まる機能)」や「NDA締結オプション(NDA締結済みで、スカウトを送られたクラウドワーカーのみ仕事の閲覧・応募ができる機能)」を使うことで、条件をクリアしたメンバーだけを募集できます。
Lu111さんと条件を確認し合い、契約を結びました。さらに、クラウドワークス上で秘密保持契約も結べるのですが、基本的な内容を記した定型文にプラスして、案件ごとに特記事項などを追加できるんです。これは本当に便利だと感じました。
しかも、その手順は、発注者がクラウドワークス上で送信した「秘密保持契約リクエスト」をワーカーが承認するだけでOK。わざわざ契約書を作成する必要がないので正直とてもラクでした。
▲クラウドワーカーの納品物
数日後、市場調査の結果と、それをもとにした提案書が納品されました。納品物は画像やグラフがふんだんに使われており、大変失礼な物言いで恐縮ですが、予想以上に見やすくまとめていただいていました。
「エビデンスのしっかりした統計データがほしい」など、こちらが希望する条件もしっかりと満たされていました。これを頼まない選択肢なんてあるんでしょうか? 答えは否。以上。
- いつもかかっていた時間:今回の時間
- 120分:10分
条件に合わせて会食先の情報を収集する
会食先を探すのって意外と時間がかかりませんか? そして、何度も似たような条件で検索するとどうしても同じ店に行き着きがちに。はい。「クラウドワークス」。便利でした。今回は、会食先のリストアップを、タスク形式で依頼しました。
タスク形式では作業フォームを作成して、その内容をクラウドワーカーに満たしてもらいます。クラウドワーカーが、作業件数or募集期間が終了したら、依頼内容を満たす作業を承認して、完了でした。
しかも、作業内容が集まるのが想像以上に早かった。依頼を公開して1時間後くらいに1件くらい応募あったかな? と思っていたら、なんと30件の募集に対してすでに25件の応募があり、その日のうちに募集完了。これなら急ぎの案件でも、お願いしやすいでしょう。
▲実際の回答
たくさん集まったので、あとは会食先を選ぶだけ。どういったところがオススメか? という項目も、みなさん想像以上にしっかりと回答してくれていました。実際に依頼してみて、「今まで苦労して探してたのは何だったのか……?」と思うくらいラクでした。
- いつもかかっていた時間:今回の時間
- 60分:10分
「クラウドワークス」を使って、87.5%時間を削減!
「で、結局、作業時間は合計で何分削減できたわけ?」と、気になっている人がいるかと思います。
僕が使ってみた結果……、87.5%の削減に成功!
かなりの時間を効率化できました。
- 内訳
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- いつもかかっていた平均時間:240分
- 依頼した場合の時間:30分
- 削減できた時間:210分
シャア!
今回は3つの依頼をしたのですが、仮にこれを1ヶ月に5回発注したとすると、相当な効率化が想定できるかと思います。また、一度依頼させていただいた方へ継続的に依頼することでコミュニケーションコストを下げつつ、質、量のどちらも担保しながら効率化を測ることもできるのではないでしょうか。
- 1ヶ月に5回発注した場合
- 削減できる時間:1,050分(17時間半)=いつもかかっている時間:1,200分(20時間)-依頼した場合の時間:150分(2時間半)
- いつもかかっている時間:1,200分=240分×5回
- 依頼した場合の時間:150分=30分×5回
では最後に、僕が「クラウドワークス」を使って感じたメリットをまとめます。当たり前のことも含みますが、当たり前って大事ですよね。
- 「クラウドワークス」のメリット
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- 人手が欲しいときだけ依頼できる!
- 単発のスポット利用として使える!
- スポット利用なので、固定費がかからず安い!
- 集中できる時間が増える分、よりクリエイティブな仕事に専念できる!
- クラウドワーカーとのマッチングサポートが充実している!
ただ、正直なところ個人的には、「誰に発注するかの選定が難しい」「突然の音信不通になったらどうしようと少し心配になる」という点が今後に期待かな……、と思っていたら、そこをもサポートしてくれる「ビズマッチ・エージェント」というサービスがあるそうです。
クラウドワーカーと契約するとき、「本当に信頼できる人なのかな?」「求めている品質を担保してくれるの?」と見極めに苦戦している企業にも、プロのエージェントが、最適な人を紹介したりサポートしてくれるそうです。
ここまで至れり尽くせり……、もうそれは「愛」だと思うんですよね。
業務を効率化して売上を伸ばしたい方、日々の業務に追われている方は、「クラウドワークス」の利用を検討してみてはいかがでしょうか?