こんにちは、マーケターのまこりーぬです。
サービスや商品の魅力を余すところなく伝え、顧客の獲得を目指すためのランディングページの作成は、より多くの顧客を獲得したいと考えている会社にとって急務であるといえます。……しかし、より多くの顧客を獲得するランディングページを作るためにはコツが必要です!
この記事では、そもそもランディングページとはなにか、その構成と作り方のポイント、作成する際のポイントまで、まるっと解説いたします。
目次
ランディングページとは
ランディングページとは、広告からアクセスしてきたユーザーに対し、サービスや商品の魅力を余すところなく伝え、サービスや商品の購入を促すためのWebページです。公式サイトは複数のページで構成されているのに対して、ランディングページは主に、1ページ完結型となっています。
公式サイトとは別にランディングページを作る理由としては、次の3つが挙げられます。
- ターゲットユーザーのアクセスを集めやすくなる
- ユーザーが求める情報が詰まっているため、ユーザーの離脱を防げる
- 公式サイトを根本から作り変えるよりも低コストで制作できる
以上の理由から、公式サイトを持っている会社でもWebサイトの効果を最大化させるためには、ランディングページの作成をおすすめします!
ランディングページの構成と作り方のポイント
ランディングページを作成する際には、ターゲットにサービスや商品がより魅力的に映るように構成を工夫する必要があります。ここでは、ランディングページの一般的な構成と作り方のポイントを解説するので、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。
構成
ランディングページは一般的に次の10の要素で構成されています。
1.キャッチコピー
サービスや商品の魅力を端的に訴えます。ターゲットとなるユーザーの心に訴えかけるような言葉、大きく目立つようなデザインを選ぶことを心がけましょう。
2.サービス・商品の権威づけ
「売上No.1」などの文言で権威づけをします。数字が具体的であればあるほど、ユーザーからの信用を高める効果を期待できます。
3.メインビジュアル
サービスや商品の特徴がわかりやすく、キャッチコピーと合う写真を選びます。
4.よくあるお悩み
想定される悩みや不安を示して共感を誘います。
5.ベネフィット
サービス・商品を購入することで大きなベネフィットが得られると訴えます。
6.サービス・商品の説明
価格、サイズ、カラーといった仕様を詳しく明記します。
7.競合サービス・商品との差
他社のサービス・商品と比べてどれほど優れているかをアピールします。
8.お客様の声
顔写真や名前、年齢なども一緒に載せると信用度が高まります。
9.FAQ
ユーザーの立場に立ち、サービス・商品に対する疑問を列挙、解決していきます。
10.コンバージョンボタン
サービス・商品の購入など、コンバージョンにつながる動線を適所に盛り込みます。
作成方法
ランディングページの作成方法の概要は次のとおりです。それぞれの手順について解説いたします。
STEP1:ゴールの設定
ランディングページを閲覧したユーザーにどのような状態になってほしいのか、ゴールを明確に設定します。この設定をしっかり固めておかないと、サイト上でユーザーにどう行動してほしいのかがはっきりしないまま、そしてページの構成もあいまいなまま、作成することになってしまいます……。
設定するゴールは原則ひとつです! 複数のゴールを設けてしまうと、ユーザーが離脱してしまう可能性が高まるので注意しましょう。
STEP2:ペルソナの設定
ターゲットとなるユーザーの中でも、もっとも典型的な人物像がペルソナです。性別や年齢、性格、職業、家族構成、趣味など、具体的に考えましょう。また、「◯◯というキーワードで検索しているときにリスティング広告をクリックして……」など、ユーザーがランディングページを閲覧するシチュエーションは具体化することをおすすめします!
しっかりとペルソナの設定ができていれば、ユーザーのニーズ(求めていること)が明確になり、効果の上がるランディングページを作成することができます。また、反対に不要なコンテンツもわかるようになります。
STEP3:ページ構成の考案
ペルソナの立場に立ち、どのような情報がどこにあれば設定したゴールへ向かってくれるのか考えながら、ページの構成を整えていきましょう。上記10の要素をぜひご参考ください!
STEP4:コピーライティングとデザイン
それぞれのコンテンツは、完全に独立したものにするのではなく、全体をとおしてストーリー性を持つものになるように心がけて作成しましょう。
また、ランディングページにはついつい情報を詰め込みがちなので、ほかのサイトなども参考にしながら読みやすいデザインを意識してください。
STEP5:コーディング・公開
広告の遷移先を前提としている場合は、事前にコンバージョンタグやリマーケティングタグの設置を進めておくと出稿までがスムーズです。
また、ランディングページは「一回作ったらおしまい」ではなく、ユーザーの動きやコンバージョン率をチェックしながら、キャッチコピーやメインビジュアルを改善していくことでさらに効果を高めることができます。しっかりと改善のPDCAを回したい場合はヒートマップを導入しておくのがおすすめです。
ランディングページを作成する際のポイント5選
効果的なランディングページ作成には、5つのポイントがあります。
簡潔でわかりやすい内容・見やすいデザインにする
ランディングページにおいてもっとも重要なのは、わかりやすさです。簡潔でわかりやすい文章はユーザーの離脱を防ぎ、見やすいデザインはユーザーの心を強く引き込みます。
文章は箇条書きや表を駆使してより簡潔でわかりやすいものに、デザインはサービスや商品イメージをよりいっそうかき立てるものにするように心がけましょう。
広告との高い整合性をめざす
広告を見てランディングページにアクセスしたのに、広告とランディングページの内容がかけ離れたものである場合、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。
そのような事態を防ぐためにも、ランディングページを作成する際には、常に表示される広告のイメージを念頭に置き、広告が与えるイメージとランディングページが高い整合性を持つものになるように努めましょう。
使いやすいフォームにする
ランディングページをひととおり読んだユーザーをゴールまで導けても、フォームが使いにくいと、そこでユーザーが離脱してしまう可能性は高くなります。
フォームはなるべくシンプルなデザインにしたり、例を示したり、項目を極力減らすなどしてユーザーにとって使いやすくなるように心がけましょう。
ストーリー性を持ったコンテンツの流れ
ランディングページを作成する際には、ストーリー性を持たせるよう意識しましょう。ランディングページを読むペルソナがどのような悩みを持っており、どのように感情を動かしていくのかを予測し、その心の動きに連動するような構成を練ります。
そうすることによってユーザーの心を強く引きつけ、強い説得力を持つランディングページを作成できます。
他ページへのリンクを減らす
ランディングページには、フォーム送信ボタン以外のリンクを載せないように心がけましょう。他ページへのリンクをむやみやたらに掲載すると、ランディングページからユーザーが離脱する要因となってしまいます。
また、ソースが不明確な情報を載せると、「これ、ほんとか……?」とソースが気になったユーザーは離脱してしまいがちなので注意が必要です。あまり一般的ではない情報を載せる際には、ソースを明記しておきましょう。
さいごに
ここまでランディングページの基本的な作り方についてお話ししてきましたが、さいごにすこしだけ自社の紹介をさせてください!
わたしたち株式会社LIGはWeb制作部門とマーケティング支援部門が連携し、成果を出すことを目的としたランディングページ制作を承っています。制作をご検討中の方は、ぜひ一度お気軽にご相談くださいね。
LIGはWebサイト制作を支援しています。ご興味のある方は事業ぺージをぜひご覧ください。