営業の枠から飛び出せ!
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2019.05.10

『7つの習慣』を取り入れたら、少し強くなれた気がするお話

なお

みなさんは『7つの習慣』という本をご存知でしょうか?

わたしは前職のときに毎月1冊、社長から課題図書が渡されていました。『7つの習慣』はそのときに渡された本のひとつです。

当時は強制的に読んだものだったのであまり記憶に残っていませんでした。しかし先日何の気なしに読んでみたら「実践しよう」と心から思えたので、実際に読んで思ったこと・やってみたことをご紹介できればと思います。

一つひとつは簡単なので、ビジネスマンに限らずオススメです。

そもそも『7つの習慣』って?

1996年にスティーブン・R・コヴィーによって書かれ、出版された『7つの習慣』。物事を習慣化することがいかに強いか、それがどのような効果をもたらすか説明しています。

まずは7つの習慣について簡単にご紹介します。

第1の習慣・主体性をもってやっていること

身の回りのことは、2つの円で描いたことで説明できるとしています。

関心の輪・・・自分が関心をもつすべてのこと
影響の輪・・・自らがコントロールできること

この自らがコントロールできる影響の輪に力を入れることで、物事に影響を及ぼすことができ、さらに自分が良い経験をすることができます。

第2の習慣・終わりを思い描く

目的のないまま人生を過ごしてしまうと、はしごを間違った場所に掛けたまま、一生懸命登ってしまうこともあるかもしれません。

そのためにミッションステートメントを書くことを推奨しています。

その中心はもっとも果たすべき「原則」であること。お金とか仕事とかはその周りに描かれるものです。私の場合の原則は昔から「可愛いおばあちゃんになること」。そのために周りを埋めていこうと思います。

第3の習慣・最優先事項を優先する

緊急度と重要度の4象限のリストで表しています。

領域Ⅰ(緊急度高/重要度高)・・・やらないと大きな損失につながる
領域Ⅱ(緊急度低/重要度高)・・・将来の大きな備えになる
領域Ⅲ(緊急度高/重要度低)・・・無意味だけどやらなければならないこと
領域Ⅳ(緊急度低/重要度低)・・・楽しいだけであとにはなにも残らないこと

このとき領域Ⅱの重要だけど緊急でないことをもっとも重要としています。地道な努力や将来の設計などがここにあたります。中長期的に人生を左右する要素はすべてここにあてはまるため、最優先事項としています。

もちろん領域Ⅰのすぐにやらなければならない重要なこともたくさんあると思います。しかし領域Ⅱに力をいれることで、Iの領域の量は減ってくるそうです。

第4の習慣・Win-winを考える

Win-winは、物事を相手との競争ばかりではなく協力する舞台として見ることです。

Win‐Lose = 自分を押し通す
Lose-Win = お人好しになる
Lose‐Lose = とにかく相手に損をさせる
Win = 勝つことだけを考える

上記のように比べたとき、Win‐winだけが相手と長期的に友好な関係を築くことができるのがわかりますね。わたしはどうしてもLose-winになりがち……。相手のためになればいいと思っていたのは、自分を大切にしないことだったとわかりました。

▲LIGの93年生まれ飲み会は、みんな楽しいWin-winでHappyな飲み会でした◎

第5の習慣・まずは理解に徹し、理解される

たとえばとある営業マンが来社したとします。その営業マンに「弊社の悩みはこれなんです!」と伝えてもぜんぜん聞き入れてくれず、トンチンカンな提案をされたとします。

……そんな一方的な提案はまったく心に響かないですよね。

人が求めている助言や提案をするには、まず話を聞き理解することが大切です。相手もちゃんと自分のことを聞き入れてくれれば、心の中を打ち明けられると思うのです。

第6の習慣・シナジーを作り出す

二人の人がまったく異なる意見を出したときに、片方の意見を切り捨ててしまう。これは妥協であってシナジーは作り出せていません。妥協するのではなく、1+1が3にも4にもなるような第3の案を導く相乗効果がシナジーを作り出すと綴っています。

第7の習慣・刃を研ぐ

人生で最大の結果を生み出す投資は自己投資だそうです。「肉体」「精神」「知性」「社会・情緒」などを磨けば、人は成長していきます。

『7つの習慣』で伝えたい! 4つのポイント

全編ぜひ読んでいただきたいのですが、4つだけポイントをご紹介させてください。

人格が人生を決める

本書では、どうみせるかというテクニックではなく、どのような人間かという人格で人生が成功するか否かを説明しています。その人格も先天性のものではなく、後天的に意思をもって向上させることができるものであると綴っています。

たしかに人格形成って周りの環境だったり、自分の意思だったり、いろんなもので形成されますよね。自分の意思で変えることに遅いも早いもないと思いました。

インサイド・アウトの原則

インサイド・アウトとは自分自身の中身、動機、人格を最初に変えてから、外側である環境や他人を変えるということです。つまり、他人のせいにして環境が変わらないと嘆くのではなく、自分を変えないと何も変わらないよ、ってことですね。

己に甘いわたしには耳が痛いお言葉……。

子どものころによく怪我をしていて、「なんで自分ばっかりで、弟は丈夫なんだ」とぐぅたれていましたが、自分の注意力がないせいですもんね。

パラダイムの転換

私たちは事実ではなく、物事を主観や先入観で見てしまいがち。これをパラダイム呼びます。自分の思い込みや主観ではなく、見方を変えると良い方向に進む=パラダイムシフトするよ、と教えてくれています。

たとえばこちらの有名な絵。


引用元:Wikimedia Commons

若い女性の振り向き姿にも、老婆の横顔にもみえますよね。

この絵をまったく知らない人に、「この絵の女性は何歳くらいに見える?」と質問して、いきなり若い女性と老婆、2つの年代を答える人は少ないと思います。多くの人は答えがひとつだと決めつけてしまうはずです。人は知らないうちに物事を決めつけて見てしまうということですね。

見方を変える(パラダイムシフトする)ことで、いままでは目も向けなかった新たな選択肢が見えてくるものなのです。

まずは自立、その次は共依存

成功には2つあります。1つは私的成功。私的成功とは依存状態から自立することをいいます。本書で説明している第1〜第3の習慣はこの私的成功に含まれます。

第1の習慣・・・主体性をもってやっていること
第2の習慣・・・終わりを思い描く
第3の習慣・・・最優先事項を優先する

私的成功は人生に充実感を与えてくれる習慣のようです。

 
2つ目は公的成功。公的成功とは自立から共依存することです。第4〜第7の習慣はこの公的成功に含まれます。

第4の習慣・・・Win-winを考える
第5の習慣・・・まずは理解に徹し、理解される
第6の習慣・・・シナジーを作り出す
第7の習慣・・・刃を研ぐ

公的成功は自立した個人が協力することによって生み出せる、本当のシナジーです。まずは自分が自立しなければ本当のシナジーは生み出せないのね、ふむふむ。

自分が変わるのが一番の近道

環境を変えるだけでは根本的な改善になっておらず、まずは自分を変える事が大切と、『7つの習慣』を読んでわかりました。兎にも角にも、まずは自分から! ここからは、『7つの習慣』を受けて実践してみたことをご紹介します。

実際にやってみたこと① インサイド・アウトを心がける

どうしても小さいころから「自分がうまく行かないのは××のせい」と、他人や環境のせいにしがちでした。

環境を変えるためにはまず自分から。それを心がけるだけで、物事にイライラすることも少なくなった気がします。それに新しい発見や出会いも増えた気がします。何よりも行動が大切なことが身をもってわかりました。

実際にやってみたこと② 見せかけではない自立を目指す

第1〜3の習慣を現在進行形で続けています。自立はできていると思っていたのですが、改めて自分を見直すとまだまだだなぁと。

とくに終わりを描くことが苦手な私。むかしからとりあえずやってみがちで、行動に写せるのは良いのですが、ゴールが思い描けていないので振り返りすら難しかったのです。大きな目標である可愛いおばあちゃんになるため、もう少し小さなゴールをしっかり立てるようにしようと思いました。

また優先順位はもちろんつけていたのですが、自分に甘い日本代表。しっかり流されずに行動に移していくことをここに宣言します。

『7つの習慣』を改めて読んで、実際に行動にすぐ移せたこと・今後やっていきたいことが多くありました。その理由のひとつは主体性を持って取り組んだから、しっかり腹落ちしたのかなぁと。

さいごに

『7つの習慣』を読んでくれと強くはいえませんが、少しでも自分や環境を変えたい人の道しるべになると思います。頭のすみっこに置いてもらって、機会があったらぜひ一読してみてください。

そして『7つの習慣』は一回読んで本棚へ返すのではなく、行き詰まったりと何かあったときに読み返す本とされています。本を読み終わって「あ、この行動は『7つの習慣』に書いてあったことだ」と思えるのは頭の中に残っているから。意識し続けられるようにこれからも読み返したいと思います。

ちなみに……本を読む時間がない、活字が苦手……そんな方でも大丈夫! マンガでわかるシリーズでも出版されています。

物事の見方を変えて、習慣を取り入れてみませんか?

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