どうもです、LIGでメディアディレクターをしているバンビです。
みなさんはどんなITツールを使っていますか? LIGでは、タスク管理に「Asana」(アサナ)、連絡に「Chatwork」(チャットワーク)といったITツールを導入しています。
そういったITツールは、「業務効率化」「円滑なコミュニケーションの促進」など、それぞれにメリットがあります。ただ、ITツールって多すぎるのでどれを使えばいいのかわからないこともありますよね。
なので、「ここが良い!」「ここはもう少し改善してほしい!」など、実際に使った人の意見を聞きたい。欲をいえば、イケてる会社が導入してるツールの使用例も聞いちゃいたい。
ということで今回は、ITツール開発企業が実際に導入しているツールを調査したいと思い、freee株式会社へ訪問して根掘り葉掘り聞いてきました。
freee株式会社
- freee株式会社とは
- クラウド会計ソフトのパイオニア。最近freeeアプリストアをリリースした。利用しているサービスを連携し、さらなる業務の最適化を提供している。
クラウドサービスを作って世に発信しているfreeeではいったどんなツールを使っているのか、freeeだからこそ使っているツールがあるのか……。
LIGと同じIT企業ではどんなITツールを使っているのか非常に気になります!
それでは、社員のみなさんはどんなITツールを使っているのか片っ端から聞いてみましょう。
freeeのCTOが使うITツールとは?
人物紹介:横路さんCTO。いまは遊撃エンジニアとして、APIチームの急速立ち上げを見守っている。最近はとにかく出汁をとることにハマっている。 |
バンビ:まずはCTOの横路さんに伺いたいと思います。どんなITツールを使っているのか教えてください!
横路さん:メインで使っているのは「Slack」ですかね。
バンビ:王道のツールですね。全社的に使っているんですか?
横路さん:いえ、全社員が使っているわけじゃないですが、エンジニアは必ずSlackを入れるようにしています。
バンビ:どうしてですか?
横路さん:エンジニアがそれぞれ使っている開発向けのITツールは、全てSlackとインテグレーションされているんですよ。何かあった時にはSlackに通知が来るようになっているからです。
バンビ:なるほど。他のITツールと連携できるのは大きいですね。
横路さん:はい、導入するときは、Slackと繋がれるかで判断することもあります。
バンビ:そうなんですね。他にも何かオススメなITツールはありますか?
横路さん:やっぱり、エンジニアには不可欠な「GitHub」ですね。
バンビ:ギ、ギットハブ……?
横路さん:開発者でなければ、なじみが薄いツールですね。
バンビ:どんなツールなんですか?
横路さん:Gitというプログラミングなどを用いた現場で利用される「バージョン管理システム」ツールがあるんです。そのGitの仕組みを使いつつ、世界中の人々が自分のプログラムコードやデザインデータなどの作品を保存、公開することができるようにしたITツールが、GitHubです。
バンビ:そうなんですね。どんな機能が便利なんでしょう?
横路さん:「プルリクエスト機能」ですね。GitHubは、社内にクローズドでも使うこともできるし、オープンソースとして公開することもできるんです。社内に使っているツールをオープンにすることで、外部の開発者からこういう機能を入れたらどうかという提案が飛んでくることもあるんですよ。社内に閉じずオープンに開発が行える「プルリクエスト機能」はオススメですね。
バンビ:社外から提案があるのはおもしろいですね。
横路さん:そうですね。今までよりも改善のスピードが上がったり、多くの開発者がオープンソース開発に参加しやすくなって、バグが起こりにくくなりました。なので、より品質の高いコードを追い求められると思います。
バンビ:それはエンジニアにとって欠かせないですね。他にも便利なITツールはありますか?
横路さん:「things3」というタスク管理アプリを使っているんですけど、Siriに対応しているので便利ですね。思いついた時にいつでも音声でも入力できるので。
バンビ:音声入力に対応していると、手が離せない時に助かりますね。
横路さん:メモできるツールやアプリは現在模索中で、いろんなものを使ってみて自分に合っているかどうか判断するようにしています。
バンビ:実際に使って使用感を確かめるんですね。ITツールを導入する時、インターネットの情報を参考にすることもあると思うんですけど、実は第三者目線のリアルな意見が載っているITreviewっていうWebサイトがオススメなんですよ。
横路さん:なるほど。ウチのツールの口コミも結構集まってるね!
バンビ:(そっか、ベンダーは先にそっちに目がいくのか……!)
横路さん:他の製品も結構レビュー集まってるね。あっ、このメモアプリよさそう!
マーケ出身のふたりにも聞いてみた!
人物紹介:前村さん(中央)freeeの製品をより多くの方に知っていただくためのマーケティング活動を行う、プロダクトマーケティングチームの立ち上げ・運営。最近はゴルフやジムに行き、身体を動かしている。 |
人物紹介:佐藤さん(右)freee APIおよびfreeeアプリストアの認知向上を中心に、プロダクトマーケティングを担当。最近の趣味は5〜10kmぐらいの散歩をしたり、映画鑑賞をすること。 |
バンビ:場所を移動して、今度はマーケター出身のおふたりに話を聞いていきます。まず前村さんはどんなツールがお気に入りですか?
前村さん:王道だとは思うんですが、「Marketo」(マルケト)ですね。世界39カ国・6000社以上の企業が導入するマーケティングプラットフォームです。freeeでは、Marketoを結構前から使いはじめていまに至ります。
バンビ:どんどん新しいツールを導入していくんですね。どんな特徴があるんでしょうか?
前村さん:外部連携がしっかりしているんですが、機能というよりも、ユーザー同士が繋がることができて、ユーザーコミュニティーが確立されているんです。
バンビ:珍しいですね!
前村さん:他社さんの事例が聞けたり、ナレッジを共有できたり、ときどき希望者を集めて勉強会のようなものも開いてくれたり、いろいろな意見が聞けるのは使っていてありがたいですね。
佐藤さん:私も使っています。細かい連携ができて、汎用性が高いんです。
バンビ:なるほど。佐藤さんがお気に入りのITツールは何ですか?
佐藤さん:知っている人も多いと思いますが、「Google カレンダー」ですね。
バンビ:僕も使ってます! 外出中でもスマホで確認できるし、次の予定の通知が何分か前に届くようにも設定できるし、便利ですよね。無料でここまでできるのはさすがだと思います。
佐藤さん:タスク管理もしやすいですし、時系列で表示されるので全体の動きを把握するのに最適だと思っています。
前村さん:私も大学時代からずっとGoogle カレンダーを使い続けているので、もう10年以上ですかね〜! 昔の思い出も残ってますね(笑)。
バンビ:あとマーケターに欠かせないのは「Google Analytics」(GA)ですよね? 僕もディレクターではあるんですけど、GAは多少勉強しました。
前村さん:弊社のマーケターは50人近くいまして、GA専属や「Google Optimize」専属とそれぞれ分業することで、マーケターのなかでも業務効率化を図るように心がけています。
佐藤さん:みんなひと通りは使えるけど、専属の人はずっとそれだけを見て分析していますね。相当詳しくなると思います。
バンビ:他にはどんなツールに専属のマーケターがついてるんですか?
前村さん:「Google Search Console」とか、「Google タグマネージャ」ですね。
バンビ:ちなみに、ツールを選定する基準はありますか?
前村さん:ツールが無限に増えると管理が大変なので、あまり数は増やさないようにしています。いろいろと手を出しすぎると、逆にタスク管理ができなくなりますからね。
佐藤さん:最初は同じ業種の人にまず聞いてみることから始めます。そこでヒントがもらえることを期待して。あとはSNSとかも参考にしてますね。
前村さん:だいたい新しいガジェットを買った時とかに新しいツールを入れたくなりますよね〜!
バンビ:めっちゃ分かります! iPadとかMacBookとか買ったら速攻入れたくなります。
前村さん:そういえば、もうひとつ特にオススメのツールがありました!
バンビ:えっ、なんですか? 気になります!!!
・
・
・
前村さん:「クラウド会計ソフトfreee」ですね。銀行口座やネットバンクやクレジットカードをfreeeに連携すると、日付や金額、取引先などの利用明細を自動で取得します。請求書作成も簡単にできるので、経理作業にかかる時間を大幅に削減可能です。フリーランスの皆さんにもオススメです!
バンビ:あ、ありがとうございます……。すごく便利そうですね。ただITreviewでは「自社製品」と「競合他社製品」のレビューは禁止されているんです。なので、ITreviewに書き込む際は気をつけてくださいね。
前村さん&佐藤さん:は、はい……!
マーケターならではの意見を聞くことができました。CTOとは違う角度でツールを使っているので、これまた参考になりました。
ITreviewでお気に入りのツールをチェックする
サポート企画に聞いてみた!
人物紹介:川後田さんfreeeが提供する製品について、プロダクト改善や施策を企画・担当している。晴れの日に散歩したり、本を読んだり、季節のご飯を作ったりするのが趣味。 |
今度は、サポートサービス企画でユーザーさんからの問い合わせをいかに減らして内容を改善するかなど、顧客の体系を変える部門でプロジェクトマネージャーをしている川後田さんに話を伺ってみます。
ただ話を聞くだけでは飽きてきたので、ちょっとこの辺で
・
・
・
なんと会社に卓球台があったので、ラリーしながら聞いちゃいました。
バンビ:こんな形式ですいません。川後田さんが普段使っているお気に入りのITツールは何ですか?
川後田さん:「Trello」です! 私は複数のプロジェクトに関与しているので、プロジェクトでの役割の違いでタグ付けできるところと、今何に関わっているのか一目で把握できるところが気に入っています。
バンビ:LIGでもタスク管理に使っている人が多いですね。付箋のように貼っていって、完了したら消せるんですよね。
川後田さん:はい。だからタスクの抜け漏れもなく、さらに周りの人にも自分の今の状況をTrello上で確認してもらうようになっています。その他には「Zendesk」を使ってますね。
バンビ:ゼンデスク? どんなツールなんですか?
川後田さん:月間2万件近くもの問い合わせがあります。Zendeskの問い合わせデータをサポートチームだけでなく開発チームや営業、マーケティングと共有することでプロダクトの改善に繋がったり、ユーザーの課題がスピーディーに解決できるんですよ。なくてはならない存在ですね。
バンビ:2万件!! それだけの問い合わせに対応するのは相当大変ですね。
川後田さん:Zendeskに顧客からの問い合わせやコミュニケーション履歴を一元管理して共有できる基盤があるので、これだけの数の問い合わせがあっても対応や改善ができるようになっています。
バンビ:なるほど。実際にITツールを新しく導入する時、何を参考にして決めますか?
川後田さん:まずは、近い人に聞きますね。そこから自分で判断してどのツールが合っているのか決めます。
バンビ:freeeさんみたいにまわりに詳しい人が多ければいいですが、そうでない人はどうすればいいですかね……?
川後田さん:うーん、やっぱりインターネットの情報を参考にするしかないですよね!?
バンビ:はい、 ITreviewなら実際に顔や会社名、担当部署などを載せてレビューされている方も多いので、ツールごとに信用できる情報が集まっているんです。
川後田さん:そうなんですね! レビューしている人が同じようなサービスを提供している企業の方だったら特に参考になりそうですね!
バンビ:そうなんです! ご協力ありがとうございました! ちなみに今なら、ITreviewでレビューするとAmazonギフト券がもらえるキャンペーンもやってます〜!
再びエンジニアに聞いちゃいます!
人物紹介:小手川さんfreeeのAPI・連携をより使いやすくするための開発に携わっている。最近は早起きして朝食を作る健康的な生活を心がけている。 |
最初の横路さんに続いて、またエンジニアの人を捕まえました。これで5人目ですね。図書館みたいなところに来ました。オフィスは広いし、そろそろ疲れてきたかもしれないです……。
バンビ:小手川さんは普段どんなITツールを使っていますか?
小手川さん:「JIRA」(ジラ)ですね。エンジニアには欠かせません。
バンビ:簡単に言うとどんなツールですか?
小手川さん:ソフトウェアを開発する際のプロジェクト管理ツールです。これでチーム内の進捗状況を常に新しい状態で把握できます。
バンビ:そうなんですね。お気に入りポイントはどこですか?
小手川さん:それこそTrelloのようにタスクを付箋みたいに縦軸で貼っていくことができるんですけど、タスクが多すぎると赤く表示されてアラートが出るようになるんです。
バンビ:それはわかりやすい機能ですね。
小手川さん:みんなの状況を可視化することで、この人はこんなにタスクがあるからフォローしようとか、常にまわりの情報がわかるようになっているので便利ですね。
バンビ:他にどんなツールを使っていますか?
小手川さん:ツールではないですけど、Apple Watchが便利です!
バンビ:違ったところを攻めますね。
小手川さん:仕事中に連絡があった時に、すぐ確認できるところが便利ですね。集中して仕事している時に何度も連絡があると効率が落ちてしまうので、緊急性があるもの意外はあとでまとめて連絡できるようになっているんです。おかげで作業効率が上がりました。
バンビ:Apple Watchってやっぱり便利なんですね。でも、ソフトウェアやクラウドサービスではないので、ITreviewには載っていないんですよね……。
小手川さん:あ……そうなんですか。
バンビ:とはいえ、いろいろな方法で業務効率化に取り組んでいるのがわかりました。ありがとうございました(やっぱり聞いてまわるのは大変だな……)。
ITreviewって便利で使いやすい
freeeでは、一人ひとりが業務効率などを考えながら効率的にツールを使っていました。ただ、どんなツールがオススメなのか聞いて回るのは本当に大変。その点、わざわざ聞きにいかなくても、ITツールのレビューがまとまっているITreviewは非常に便利だと思いました。
どんな時に使うの?
気になるツールのレビューを見る
・他社評価を確認し、自社に合うか判断の材料となります。同じ業種、従業員規模の人のレビューが参考にできます。
ツールのポジショニングを確認する
・満足度と認知度で表現する「ITreview Grid」を参考に評価が高い製品の検討漏れを防ぎましょう。
自分の体験を投稿する
・普段使っているツールの使用感を公開することで、これから検討するユーザーの参考情報になります。
信頼できるレビューしか掲載されない
改めてITreviewとは、情報共有、セールス、マーケティング、ERP(会計・財務、人材育成、労務管理)、AI(人工知能)、データ分析、システム運用、セキュリティ、開発など、約400種類以上のIT製品・サービスに関するレビューが集約されています。もちろん閲覧するのも、投稿するのも無料です。
ただ単に投稿されたレビューがそのまま掲載されるのではなく、一度レビューの審査が入ってから公開されるため、信頼性の高い投稿しか掲載されません。だから安心して載っている情報を参考にできます。
さらに投稿されたレビューが表彰される「ITreview Grid AWARD」も開催しています!
- 「ITreview Grid AWARD」とは
- Treviewで投稿されたレビューをもとに四半期に一度ユーザーに支持された製品を表彰を行なっている。各部門ごとに表彰が行われ、一定の基準をクリアしたツールにはバッジが与えられる。
だからどのツールがみんなから支持されているのか、すぐにわかるようになっています。現在は2018年10月~12月の期間に掲載されたレビューを集計した結果を「2018 Winter」として公開されています。「2019 Spring」は、2019年1月~3月に掲載されるレビューが対象なので、ぜひ投稿してチェックしてみてください。
これから新しくツールを導入したい、もしくは導入しようかどうか悩んでいる人は、今回のようにリアルな使用感が知りたいものです。ITreviewは信頼できる情報が揃っているので、気になる商品があれば口コミをチェックしてみましょう!
カテゴリからは、製品の「認知度」「満足度」をマッピングした「ITreview Grid」から製品を探すこともできるので参考にするとよさそうです。
キャンペーンを期間限定で実施中!(3月31日まで)
そんなITreviewでは、期間限定でキャンペーンを実施中しています!
キャンペーンに参加する手順
1. 製品を選ぶ
・自分がレビューをしたいと思っているITツールを探します。
2. 会員登録
・メールアドレスやパスワードを入力します。
3. アンケート記入
・実際に使用感をITreviewに投稿します(投稿時はキャンペーンコードを入力)。
4. レビュー確認&掲載
・全ての入力が完了し、掲載されたら連絡があります。
5. 漏れなくAmazonギフト券をプレゼント!
・投稿して掲載されると漏れなくAmazonギフト券がもらえます。条件によって金額が異なり、実名で投稿した場合、匿名の2倍の金額となります。
いまならなんとアンケート1投稿につき、最大4,500円分(※)のAmazonギフト券がもらえるキャンペーンを実施しています(3月31日まで)。抽選ではなく漏れなくもらえます!!
(※条件があります)
お気に入りのツールや使い方をぜひITreviewに投稿してみてください! 漏れなくAmazonギフト券がもらえるキャンペーンは下記から!