やっとかめだなも! 東京都台東区で働く、名古屋出身・Webディレクターのちゃんれみです!
突然ですが、LIGの名刺には「From」と「Like」という項目があります。
「From」は出身地、「Like」は好きなものや趣味を記載していて、名刺交換のときのいいアイスブレイクになったりしています。
ちなみにわたしの名刺はこちらです。
高確率で「この『巨像』ってなんですか?」と聞かれるので、今回は僭越ながら、わたくしの趣味「巨像」について書いてみたいと思います。
そもそも「巨像」とは
その名の通り「巨大な像」です。
どこからが「巨大か」という定義が難しいですが、自分ルールで「18m以上」と決めています。
なぜ巨像が好きなのか
「巨大物恐怖症」ってご存知でしょうか。
巨大なオブジェや銅像、ビルを見ると不安や恐怖を感じその場から動けなくなる恐怖症。想像力が豊かな人に多い恐怖症の一種で通常時に認識している大きさ以上の物を見ると足がすくむ。空や異常気象などに感じる人もいる。
また、巨大物に恐怖を感じる人には「怖いのになぜか見てしまう」「どこにどんな恐怖を感じるのか確認したくなる」という人が多い。
参照:togetter:これ見てお尻がフワッとしたらあなたも巨大物恐怖症かもしれない!?
おそらくですが、私はこの「巨大物恐怖症」にあたるんだと思います。
恐怖症なのになぜ惹かれるのかというと、いわゆる「怖いもの見たさ」という好奇心が優っているからなのだと、自己分析しています。
ただ、ビルやタワーなどはその限りではなく、「もともと大きいもの(ビルやタワー)」には反応せず、「原寸より遥かに大きいもの(人や動物の像)」のみが対象なんです。
よく勘違いされること
日本で巨像というと、「大仏」または「観音」像がほとんどです。そのせいか、よく「仏像好き」と勘違いされやすいのですが、ここで声を大にして言いたい。
私は仏像ではなく大きな像(巨像)が好きなんだと。
つまり大仏や観音様に限らず、自由の女神などもその対象になります。
勘違いからプレゼントされた小像たち
一生に一度は見たい世界の巨像10選
続いて巨像好きの私が独断と偏見で選定した「一生に一度は見たい世界の巨像」をご紹介いたします!
余談ですが、私が巨像を評価するときは、まずはその巨大さを計る「台座を含まない全長」と、時にはその全長をも超える演出を生み出す「ロケーション」、あとはその像そのものの「造形」の3軸で見ています。
ちなみになぜ台座を含んでいないかというと、私の趣向に「原寸より遥かに大きいもの(人や動物の像)」に要件として含まれるため、台座部分は巨像と認められないからです(※ あくまでもわたしの評価軸です)。
かの「自由の女神」は台座を含むと約93mあり、世界でも屈指の全長を誇りますが、実は台座を抜いた像の部分は約46mと半分以下となるので、「46m」での評価となるわけです。
1位 統一の像(インド) 240m
Glimpses of the ‘Statue of Unity’ that will be dedicated to the nation shortly. pic.twitter.com/UWVYhizMn8
— PMO India (@PMOIndia) 2018年10月31日
輝く第1位はこちら! 2018年10月末に完成したという、インドのグジャラード州の遠隔部にある「統一の像」です。
なんと全長240mという、自由の女神の2倍もあるこの像は、2019年2月現在、中国河南省の魯山大仏を上回り世界最長となりました。
世界一の全長、この大きさにおいて服の布の柔らかさや顔のシワまで表現された造形、そして何もない湖畔に佇むこのロケーション、どれをとってもピカイチです。
2位 母なる祖国像(ロシア) 85m
ロシア、ヴォルゴグラード(旧スターリングラード)のママエフの丘にスターリングラード攻防戦を記念して建てられた巨像です。
剣の先端から台座の天面まで85mあり、1967年の建造時は世界一の巨像でした。
ロシアの広大な自然、丘の上に佇むロケーション、そして何より巨像であることを忘れるほど躍動感のある造形、全長も巨像界のK点とも呼ばれる80m超えと文句なしのランクインです。
3位 ガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像(バリ/インドネシア) 121m
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インドネシアのバリ島に2018年8月に完成した巨像。
建設中は「完成したら世界最大!」と期待されていました。しかし、完成の翌々月、インドの統一の像に、圧倒的な体長で抜かれてしまいました。世界屈指の高さ、壮大さを演出するロケーション、人型だけでなく翼など細かい作り込みが多い造形、すべてにおいてバランスの良い巨像です。
4位 コルコバードのキリスト像(ブラジル) 39.6m
ブラジルのリオデジャネイロ、コルコバードの丘にある巨大なキリストの像。
全長 39.6mと小ぶりながら、圧倒的なロケーション加点によりランクイン。リオオリンピック・パラリンピックの街の象徴としてたびたび登場しており、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
5位 シヴァ神の像 26m(インド)
インド・ビジャープルの水辺沿いにそびえ立つシヴァ神の像。
体長は小ぶりながら、造形・ロケーションの抜群のよさによりランクイン。
6位 関羽像 (中国) 58m
デザイン性の高い関羽像。体長もさることながら、横幅も大きく、存在感もあり、文句なしにカッコいいです。
7位 ムルガン像 43m(マレーシア)
マレーシアのクアラルンプール「バトゥ洞窟」のムルガン像は、全身金箔の像の中では世界最大。黄金のインパクトもさることながら、細かい装飾や曲線の多い造形も加点ポイントです。
8位 レイチュンセッチャー大仏 (ミャンマー) 116m
余裕の100m超えを誇る全長もさることながら、造形のシュールさが印象的なミャンマーの大仏像。
涅槃像との相乗効果もあり、堂々のランクイン!
9位 楽山大仏(中国)71m
「磨崖仏」という岩壁に掘られた像の中では、世界最大級を誇るこの「楽山大仏」。なんと顔だけで畳100畳ぶんの大きさなんだとか!
自然と共存している様が素晴らしく、ロケーション評価も高いです。
10位 布袋の大仏(愛知県江南市/日本)18m
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個人的にどうしても外せないのが愛知県江南市にあるこの「布袋の大仏」。
18mとトップ10内で最小、かつ造形も顔が大きく作りも大雑把で、なぜランクインしたか初見では理解されづらい巨像ですが、なんとこちら個人宅の巨像なんです。個人所有の中では最大級の大仏なんだとか。
さらに誕生のきっかけはというと、針灸院を営む家主がある日夢で「大仏をつくるのじゃ」というお告げを受け、なんと自主制作で作っちゃったというトンデモ大仏。だからこそのクオリティ。
住宅地に突如現れるその姿は、対比物の少ない立地にある日本最長の「牛久大仏(茨城県)」に負けずとも劣らない存在感を放っています。
(余談ですが、私が巨像好きになったきっかけの、思い出の巨像でもあります)
他のディレクターの「Like」を聞いてみた
Webディレクター てらみ:イケメン
EXILEが所属するLDHグループの大ファン、てらみのLikeは「イケメン」。デスクの周りもイケメングッズで溢れています。イケメンは私も好きです。
Webディレクター きくりん:仏像
巨像好きもいれば、仏像好きもいる。
Likeの話をしたら仏像について熱く語り始めたんですが(最近仏像界隈で上野がアツいらしい)、小さい像には興味ない私としては「一緒にされちゃ困る」と言わんばかりに早々に会話を終了させました。
巨像好きの方も、そうでない方も
人それぞれ、さまざまな「Like」があるんですね。今回の記事で巨像のこと、LIGのメンバーのこと、みんなの「Like」のこと、少しでも興味を持ってもらえたなら嬉しいです!
(そして叶うものならば巨像女子として「タモリ倶楽部」か「マツコの知らない世界」に出たい!)
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