こんにちは、RISHでございます。
まだまだ寒い日が続いていますが、季節に関係なく、日々仕事をしているとこんなことありませんか?
- どこから手をつければ良いのか分からない膨大な仕事をいきなり頼まれた!
- 問題が複雑過ぎて思考が拒否反応を起こしている。
- 話の落とし所が分からない人の話を聞いて、何をして欲しいのか分からずますます疲れた。。
こんな状況は誰でも嫌でしょうし、ストレスの原因につながりますよね。ただ、「誰もが苦手なこと」が「得意なこと」だとビジネスの世界では無敵になれるみたいです。
幸い僕の周りには優秀な人がいっぱいいて、彼らが打ち合わせの場で発言する「言葉」だったり、書く「文章」に無駄なことがまったく含まれておらず、シンプルにすごいな、といつも思っています。
そこで彼らが、同じような状況に陥ったときに、どうその問題に立ち向かっているのか、についてRISHはどうやら無意識のうちに分析していたみたいなので、今回はそこについてお届けしようと思います。
①考えなきゃいけない事を全部書き出そう
まずは鉄板ですが、これですね。ただ、「分からない事」を書き出すというもの、「何が分からないか分からない」という状態のことが多いと思うので、まずは眼の前の問題に対して思うことから書き出します。
- そもそもこの話は誰のためにやるものでしたっけ??
- なんで僕に頼まれてるんでしたっけ??
- それをやることによって、何が良くなるんでしたっけ
- 最終ゴール何でしたっけ??
みたいなところから書き出しいけたらベストですが、それが難しい場合、その問題を提示してきた側が使っていた文章の中から、「キーワード」だけざっと出してみる。という所からも始める。というのでも大丈夫です。
②書き出して項目を分類しよう
上記まで出来たら、書き出した「文章」だったり「キーワード」に共通するものを分類していきしましょう。そうすることで、いろんな要素が散らばりまくった問題や課題に、「ある程度の規律」が生まれ始めます。
人に関すること | そもそもこの話は誰のためにやるものでしたっけ?? なんで僕に頼まれてるんでしたっけ?? |
---|---|
物事に関すること | それをやることによって、何が良くなるんでしたっけ?? 最終ゴール何でしたっけ?? |
問題の種類によっては、この時点でクリアになってくるものも案外多いのでやってみる価値アリです。
③分類が出来たら、それぞれの分類にあるべき姿を定義しよう
上記の分類まで来たら、そこにどうあるべきでしたっけ??って部分を分かる範囲で、超絶雑でも良いので各項目に追加します。そうすることで、このあとどんなアクションをしなくてはならないのか。みたいな部分が粒度が下がって見えてきます。
人に関すること | ○○さんの▲▲▲における問題を解決するため 過去の自分の■■■における経験がある人が他にいないため |
---|---|
物事に関すること | XXXXXのビジネス資料の改善 YYYYYYの達成 |
④あるべき姿が分かったら時間軸を加えてみよう
あるべき姿が出てきたら、その横に「いつまでに、どのくらい」という項目を加えてみます。
ここまで来るとかなり具体的な粒度のタスク化が可能になることが多いです。
少しだけクリアになった頭で①から④を何回か繰り返してみよう
そして最後に①から④までのステップを再度繰り返してみます。
すると1度目に上がってこなかった事項が出てきたりします。
するとはじめは、
- どこから手をつければ良いのか分からない膨大な仕事をいきなり頼まれた!
- 問題が複雑過ぎて思考が拒否反応を起こしている。
- 話の落とし所が分からない人の話を聞いて、何をして欲しいのか分からずますます疲れた。。
みたいな状態だったところから、かなり検討要素が分解され、解決方法に近づくのではないでしょうか。
まとめ
意外と今回紹介した思考法は当たり前なことを書いているだけじゃん。みたいな事を思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、これまでに僕の周りにいたスンバラシイ方々は、こういったシンプルな事を、ゴチャッたシチュエーションの中で冷静にやってみるという素直さを備えていらっしゃる方ばかりでした。
僕はそこまで修羅場をくぐったわけではないので、偉そうなことは言えませんが、あながち「難しい問題」に立ち向かう方法は「簡単な方法」から始まるのかもしれません。
そしてそれが、「誰もが苦手なこと」が「得意なこと」に変わっていくと、すごいことになりそうですね。
ではまた!
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