みなさんこんにちは! ゲストハウスLAMP野尻湖の井手ちゃんです!
ここ野尻湖では一足早い冬を迎え、寒い日々が続いております。特に朝方が冷え込み、毎朝ベッドから出るのが本当に辛いです。。。
こんな寒いときってみなさん温泉に入りたくなりませんか?
温泉で体を芯から温めて、ぐっすり寝ると次の日も調子が良かったりしますよね。
これって、温泉に含まれる成分によるものなんです。
今回はその温泉の効能に着目し、LAMP野尻湖近くにある温泉を前編と後編に分けていろいろと紹介します!
目次
妙高高原温泉郷について
LAMP野尻湖から車で数分行った場所に妙高高原というエリアがあり、ここにはぜんぶで下記7つもの温泉地があります。
- 妙高温泉
- 赤倉温泉
- 新赤倉温泉
- 関温泉
- 燕温泉
- 池の平温泉
- 杉野沢温泉
また、ここでは下記5つの泉質がさまざまな形で混ざり合っています。
- 単純温泉
- 塩化物泉
- 炭酸水素塩泉
- 硫酸塩泉
- 硫黄泉
1つのエリア内にここまでたくさんの泉質が集中しているのは全国的にとても珍しいんです!
前編では妙高温泉、赤倉温泉、新赤倉温泉を紹介します。これから紹介する温泉施設はすべて100%掛け流しの天然温泉となります。
※ 杉野沢温泉については、日帰り入浴で利用できる施設が循環式のもののみとなっているため今回は割愛します。
参考:「温泉法第18条第1項の規定に基づく禁忌症及び入浴又は飲用上の注意の掲示等の基準」及び「鉱泉分析法指針(平成26年改訂)」について
妙高温泉
妙高温泉はLAMPから一番近い場所にある温泉地で、その泉質は“単純泉”です。
単純温泉は、全国的に一番多い泉質であり、無色透明で温泉独特な匂いもかなり弱いものとなります。おそらくみなさんにとって一番馴染み深いものではないかと思います。
適応症は、自律神経不安定症、不眠症などの症状です。
大家族や温泉初心者にオススメ!
単純温泉は、全体的に温泉の成分が薄く、肌への刺激が少ないため、子供から高齢まで幅広い年齢層に親しまれています。
そのため、小さいお子様を連れたご家族や、お湯には浸かって温まりたいけど温泉臭いのは嫌という方にオススメです。
- 妙高温泉
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- 泉質:単純泉
- 源泉:南地獄谷 ろ過済
- 源泉温度:70.5℃
妙高温泉のオススメ温泉施設「香風館」
内装は全体的に落ち着きのある色合いに統一されており、視覚的にとてもリラックスできます。
写真ではススキが窓の外に見えますが、冬は美しい雪景色を堪能できます。
毛むくじゃらの手で失礼します。
お湯は無色透明で、臭いはほとんどしません。
温度は40~41℃くらいで、ゆっくり長く浸かれるちょうどいい湯加減でした。
同館には、ほかに貸切風呂もあるのでぜひご家族みんなでご利用下さい。
- 香風館
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日帰り入浴時間 12:00 ~ 21:00 / 貸切時間 8:00 ~ 18:00
※ 露天風呂は冬期間12月~4月中旬までお休みです。入浴料金 入浴料金:700円(LAMPに宿泊の方は500円!!)
貸切料金:別途2,000円
赤倉温泉
赤倉温泉は江戸時代(文化13年)に開湯して以来200年の歴史を持っており、“硫酸塩泉”と“炭酸水素塩泉”2種類の泉質を併せ持っています。
硫酸塩泉の適応症
硫酸塩泉の適応症はきりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症です。血管を広げて血の流れを良くする効果があります。また、飲用することで胆汁の分泌を促進させるため便秘、痛風、肥満などの生活習慣病の症状にも適しています。
炭酸水素塩泉の適応症
炭酸水素塩泉には、皮膚を軟化させる効果があるため、肌表面の余分な脂肪分や分泌物を洗い流してくれます。また、同時に切り傷ややけどなどの症状にも適応しています。
美肌になりたい人にオススメ!
日本三大美人の湯として有名な川中温泉(硫酸塩泉)と龍神温泉(炭酸水素塩泉)がありますが、なんと赤倉温泉はこの両方の泉質を併せ持った“ハイブリット美人の湯”なんです!!
硫酸塩泉の効果で皮膚乾燥を和らげ、炭酸水素塩泉の効果で肌表面の余分なものを除いてくれるこの奇跡の湯を逃す手はありません!
- 赤倉温泉
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- 泉質:硫酸塩泉、炭酸水素塩泉
- 源泉:北地獄谷
- 源泉温度:51.1℃
赤倉温泉のオススメ温泉施設「ホテル太閤」
日帰り温泉の料金は800円とほかと比べやや高めですが、それだけの価値はあります! ここ一帯では珍しく冬季でも露天風呂があり、その広さと眺めは最高です!
12月頭に取材で入ったときはやや熱めの湯で、のぼせてきたら立ち上がって夜風で体を冷やすこともできます。これがまた気持ちいいんです!
そう、この写真のように!(セクシーショット失礼します)
夜だとわかりませんが、日中は妙高の山々が一望できます!
横になってゆっくりもできます。
内湯は2つに分かれており、奥が熱めで、手前がぬるめに調節されていました。
内湯の泉色は無色透明ですが、香風館より湯の花の量が多く、やや硫黄のような香りもしました。
露天風呂は循環式なのに対して、内湯は源泉かけ流しとなっており、泉質の効果を得たい方は内湯に長く浸かるのがいいでしょう。個人的には、露天で景色を堪能したあとに内湯に入って上がるという順番がオススメです。
よく上がる前にシャワーで体を洗う人がいますが、これは本当にもったいないです。。出浴後も温泉の効能を持続させるためにも、温泉成分で体をコーティングし、洗い流さす、優しくタオルで拭くのが一番です!
- ホテル太閤
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日帰り入浴時間 11:30 ~ 21:00 入浴料金 800円
参考・引用:http://www.akakura.gr.jp/books/books_index.html
新赤倉温泉
新赤倉温泉は赤倉温泉と池の平温泉のちょうど間に位置しており、1929年に別荘地として始まった比較的新しい温泉地です。
温泉の源泉は赤倉温泉と同じ北地獄谷で、泉質も同じものとなります。
新赤倉温泉のオススメ温泉施設「旅館おかやま」
シンプルな岩風呂となっています。
ブレブレの写真で失礼します。。
写真を見てわかるように、湯の色は透明ですが、ホテル太閤より湯の花の量が多いように感じました。
香りはやや硫黄の香りがしましたが、強すぎず個人的にはちょうど良いものでした。
湯の温度は42℃くらいのやや熱めで、体の芯から温まります。
こちら旅館おかやまは2013年に館内リニューアルをしており、とても新しく、清潔感のあるつくりとなっています。
LAMPに宿泊の方は日帰り温泉を500円で利用できるので、ぜひご利用ください。
- 旅館おかやま
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日帰り入浴時間 15:00 ~ 20:00
※ 露天風呂は冬期間11月~4月上旬までお休みです。入浴料金 入浴料金:600円(LAMPに宿泊の方は500円!!)
貸切料金:1,050円(45分)
まとめ
いかがでしたか?
温泉に入りたくてウズウズして来ませんか?
妙高高原は冬は豪雪地帯となり、気温もかなり低いため、冬季で露天風呂をやっているところはほとんどありません。
私はここに来るまで温泉は露天風呂の景色やロケーションの良いものが一番と思っていましたが、ここに来てその考えがガラリと変わりました。本当に一つひとつの温泉に違った特徴があって、知れば知るほどワクワクします!
このブログを書いているこの間にも、近くの山々は雪で白く色づいていっています。近隣のスキー場でスノースポーツを思いっきり楽しみ、温泉で疲れや怪我を癒してみるのはいかがでしょうか?
後編へ続く…… スキー帰りにオススメ!妙高高原温泉郷にある日帰り温泉6選〜泉質・湯治効果別〜《後編》
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