エンジニア研修ってどうしているのか知りたい!あの大手企業にリアルを聞いた結果……。

エンジニア研修ってどうしているのか知りたい!あの大手企業にリアルを聞いた結果……。

Kazuya Takato

Kazuya Takato


こんにちは、LIGの取締役兼CTOのづやです。

突然ですが、企業の責任者として会社を大きくしていくために、採用と教育って大事ですよね。即戦力として活躍できるエンジニアは欲しいけど、実際優秀なエンジニアの採用ってなかなか大変だし時間もかかります。

LIGでは中途採用がメインですが、相場も高騰していてなかなか苦労しています。じゃあ新卒をバリバリ採用して育てる方がよいか!と思ったりもしますが、教育や研修のコストを考えるとなかなか大胆に舵を切るのが難しかったりします。

 

新卒エンジニア採用・教育で苦労すること
・新卒社員に即戦力として活躍して欲しい
・しっかり育成してあげたいが、リソースが厳しい
・自走するため良い研修を受けさせてあげたいが、良い研修がよくわからない

 

「新人教育」を担う研修関係者の方々は、少なからずこのような悩みや課題を抱えていますよね?

そこで今回は、サイバーエージェントグループのシーエー・モバイルで取締役兼エンジニアの採用・育成を行う齋藤さんをお招きし、新卒エンジニアの「採用」や「教育・育成」の本音を聞き出してみたいと思います。

人物紹介:齋藤さん大手SI(System Integration)企業で、チケットシステム構築、消費者金融の無人契約機システム開発、コールセンター構築などに携わる。2012年にサイバーエージェントに参加、基盤系システム統括後、技術人事としてエンジニア人材育成。2016年9月よりシーエー・モバイルへ。Technology Initiative Center 執行役員を経て、取締役に就任(現職)。

株式会社シーエー・モバイル
広告・コンテンツ・投資を軸にモバイル・スマートフォンのあらゆる可能性のもと、新しいマーケットニーズを拡充した事業展開を行なっている。

 

優秀な人材を確保するのが難しい

ico本日はエンジニアの研修担当が抱える悩みや課題をぶつけ合い、問題解決につながればと思っています。まず、シーエー・モバイルさんが現在、新卒エンジニアの採用や育成について困っていることを教えてください。
大学生の頃からがっつりプログラミングに慣れ親しんだ理系学部の学生は意外と少なく感じますね。
icoたしかに。そういった環境のなかで、未経験でも優秀な学生を見極めて採用するために意識していることはありますか?
ありますね。言語化するのは難しいですが、強いていうなら「大学の講義でもっとも出入り口近くの席を陣取る学生」を採用するように意識しています。
ico
それはどういうことですか?
要領良く仕事を覚えられる人、という意味ですね。大学の講義で扉の近くに席を陣取る学生って、決してまじめではなないけれど、確実に単位は取るじゃないですか。
ico
いました! 必要な講義だけサッと出席して、颯爽と去っていく学生……。

 

そんな人たちです。彼ら、すごく純粋な性格の持ち主が多いような気がしていて。採用面接の控え室でも、そういう学生は積極的に前方の席に着くことがないので、すぐにわかるんですよ。
ico
面接前から、それぞれの学生の特性を見極めているのですね。そうして採用した社員の方々には、日頃どのような研修を行なっているのでしょうか。
新卒採用の場合、入社後2ヶ月くらいは研修期間を設けています。部署に配属するのではなく、新入社員同士でチームをつくってもらって、プロダクトを制作するんです。
ico
(大変そうですね……)入社後、いきなりプロダクトを制作するのですか?
そうです。未経験でエンジニアになる場合、そもそもエンジニアの役割を理解していません。インフラ・バックエンド・フロントエンドなどを知ってもらうために、まずチームで話し合って役割を決めてもらっています。

ico
研修期間のなかで、自分の興味のある仕事内容を見極めていくイメージでしょうか。
そうですね。まずは知ってもらうところから。その後、配属を決めるときに「どの部署がいい?」と、社員一人ひとりからヒアリングしています。
ico
配属先を会社から伝えるのではなく、社員に部署を選んでもらうのは珍しいですね。
もちろん、すべてが希望通りとはいかないこともあります。ただ、未経験のエンジニアが成長するためには、とても大切なことだと考えています。社員たちがエンジニアとしてのキャリアを歩むうえで、できない言い訳をつくらないための方法のひとつなんです。

 

試行錯誤して一人前のエンジニアへ

ico
これまでに、採用や育成を担当していくなかで苦労したのはどんなことですか?
やはり文系学部出身の新卒社員の育成はとても難しかったですね。理系学生と比べて、PCやWebに関する基礎知識が少ないので、研修期間や入社前の内定者インターンの機会を設けて補填するようにしています。
ico
内定者インターン制度もあるのですね。
入社前から社内や仕事内容を知ることができるので、有意義な時間になっているようです。入社後の研修とは異なり、ローテーション制で様々な部署を回ってもらうようにしています。
ico
なるほど。シーエー・モバイルさんで新卒社員を育成する際のポイントは、様々な経験をしてもらう環境をつくることと、自分の道を自分で選んでもらうことなのですね。
そうですね。こちらから渡せる情報はすべて渡して、そのなかから納得して選んでもらうこと。だからこそ、自分で決めた道を歩く強さが生まれるのだと思います。
ico
様々な工夫をされているんですね。とはいえ、やはり育成は難しいですよね……。
「こうすれば成長する」という確固たるノウハウがあるわけではないので、試行錯誤しながら育成方法を模索しています。

 

 

ico
なるほど……確固たるノウハウ……といえば……。そういえば、この前、画期的な新人エンジニア研修を見つけたんです。その名も……。

「シリコンバレー式プログラミング研修」。

 

「シリコンバレー式プログラミング研修とは」
リナックスアカデミーが提供する短期間で未経験者が一人前のエンジニアを育成できる効率的なプログラミングを行なっている。シリコンバレー式は徹底的にアウトプットを行う環境をつくることで、自発的に学び行動する姿勢が身につく新人プログラミング研修。
……シリコンバレー式ですか。説得力ありますね! ところで何か気配を感じませんか?
ico
えっっ、急にやめてくださいよ!

 

 

 

(私を呼んでいるのは誰……?)

チラッ
チラッ、チラッ

(楽しい会話が聞こえてくるなぁ……)

 

(盛り上がっているなあ……いいなあ……会話に入りたいなぁ)

 


トォォォー!!!

どうもこんにちは! 「シリコンバレー式プログラミング研修」を提供するリナックスアカデミーの井野です!
人物紹介:井野さん大手SI(System Integration)企業で、メーカーや官公庁向けシステムの開発、流通業向けクラウドサービスの企画、導入支援、クラウド運用チームのリーダー等を経験する中で、ITエンジニアのキャリア支援に興味を持ち、キャリアコンサルタントを取得。また、支援の一環としてJava研修の講師や教材開発を進める中でリナックスアカデミーの教務メンバーとして参画。現在は、教務統括としてクオリティの高いカリキュラムや講師の育成なども行っている。

 

ico
おお、井野さんでしたか。びっくりさせないでください!
シリコンバレー式という言葉が10Km先にいる私の耳まで届いたので、つい来ちゃいました。
なんともまあ……。
ここからは私の出番ですね! 「シリコンバレー式プログラミング研修」について紹介していきます。
ico
せっかく登場していただいたのですが、続きは前回の記事で!

 

 

 

ちょっと待ってください! もちろんこちらの記事も読んでいただきたいですが、私もこの会にぜひ参加させてください!!!
ico
そうですね、せっかくなので3人で話しましょう!

 

成長のために必要なのは「実践」

ico
先ほどまで、齋藤さんと新人エンジニアの育成に悩みますよねって話をしていたところなんです。
とくに未経験のエンジニアは育成が大変ですから。我々も、スクールとしてエンジニアの育成には様々な工夫を凝らしています。たとえば、自分自身の実力を見つめ直す機会をつくることを目的とした小テストを、週に一度実施しているんです。一般的なスクールに比べてテストの頻度が高いですが、習熟度を理解することで今後の学習に役立ててもらっています。
ico
教えてあげるスタンスではなく、自ら学んでもらうように心がけているんですね。
とくに未経験のエンジニアは育成が大変ですから。我々も、スクールとしてエンジニアの育成には様々な工夫を凝らしています。たとえば、自分自身の実力を見つめ直す機会をつくることを目的とした小テストを、週に一度実施しているんです。一般的なスクールに比べてテストの頻度が高いですが、習熟度を理解することで今後の学習に役立ててもらっています。

ico
(……何かを悟ったかのように大きくうなずく)
少し厳しいようですが、エンジニアとして成長するためには大切なことだと思うので、助け舟を出しすぎずにハードルの高い場面をくぐりぬける体験を提供したいなと。
わかります。僕らも、育成するときには変に優しくしないよう心がけています。制作の際、慣れればリスクヘッジしようと考えることも、初めてだとわからないことばかりじゃないですか。だから、無理にアドバイスはしない。遠くから見守って、乗り越えるための力を付けてもらっています。

 

自走できるエンジニアを育成

当スクールでは講義をメインにするのではなく実際に手を動かす機会を増やすことで自分の実力と向き合ってもらっています。
その方が企業に入ってからも自ら考えて行動できるようになりますよね。
もともと自発的な人は、放っておいても一人で学ぶ力があるんですよね。難しいのは、比較的受け身で学ぼうとする人。考え方を変えてもらうため時間はかかりますが、自分の実力を知って改善できるようになれば、エンジニアとして成長していると実感できるはずですから。
ico
さらにリナックスアカデミーはサポート体制が充実しています!
やっぱり詳しいですね!
ico
17年間以上培ってきた研修講師の信頼性や教育スキルは、シリコンバレー式プログラミング研修でも活かされています。徹底されたサポート体制と実績のあるリナックスアカデミーなら、未経験でも短期間で即戦力として活躍できるエンジニアの育成できます!

そ、それワタシのセリフですよね……(笑)。
ico
自走できるエンジニアを育てるには、シリコンバレー式研修に依頼するのが最短の近道ですよ!
エンジニアにとっての喜びは、なによりも自分の書いたコードが反映されて動く瞬間ですよからね。その瞬間さえ迎えられたら、やりがいや達成感を味わえるような気がします。
ico
さらにリナックスアカデミーでは、研修に最適化された完全オリジナル教材なので、実践に役立つメソッドが豊富なんです。
とうとうワタシの役割が奪われた……。
ico
約2ヶ月の研修でまったくの未経験が一人前のエンジニアになれるんですよ。企業の研修担当者にとって夢のような話ですよ!
こういった研修を学生の間に受けられると入社後の習熟度が段違いな気がしますね。それこそ、内定者インターンの期間を利用して研修を受けておけば、前提知識をみんなが持った状態で社会人生活を迎えられますから。
それは良い案ですね。当スクールの掲げる「手が動く」エンジニア育成への導入として、即戦力の人材を企業にご提供できるような気がします!

 

まとめ


今回お話を伺ったシーエー・モバイルさんでも、未経験のエンジニア育成には工夫を凝らしていました。とにかく経験させて自ら考えて行動できるエンジニアへ育て上げることが大切であるとわかりました。

限りある時間のなか、社内でゼロから教えるには自分たちのリソースを割かないといけません。その場合、教育者の負担増加にもつながるのがエンジニア育成の現状です。そんな時は信頼できるITスクールやエンジニア養成学校を利用することが、一人前のエンジニアを育てる最短ルートだと思います!

そんななかでもリナックスアカデミーの「シリコンバレー式プログラミング研修」であれば、未経験の新卒でも短期間で即戦力のエンジニアに成長できるんです!

 

こんな企業の研修担当者にオススメ
・とにかく新人研修に悩んでいる
・即戦力となるエンジニアを短期間で育てたい
・自主的に行動できるエンジニアを生み出したい

 

新卒で未経験エンジニアの育成にお悩みの方は、日本初上陸となるリナックスアカデミーの「シリコンバレー式プログラミング研修」で自走できるエンジニアを育ててみませんか?

日本初!シリコンバレー式プログラミング研修はコチラ

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Kazuya Takato
Kazuya Takato 取締役 COO 兼 CTO / DX事業本部長 / 高遠 和也

1983年生まれ。SIerとしてのキャリアをスタートし、JavaやC#を中心に多岐にわたる開発プロジェクトにエンジニアとして参加。その経験を活かし、LIGを創業。バックエンドおよびフロントエンドエンジニアとしての深い知識と経験をもとに、多様なプロジェクトに従事。現在は、取締役COO兼CTO、DX事業本部長として、社内の体制やルールの最適化、AI技術の推進など、経営戦略の一翼を担う。

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