どうもZIMAです。
本日はお馴染みのサイトマップについてお話させていただこうと思います。
さっそくですが、ひと昔前のサイトマップのイメージってどんなものでしょうか? ユーザーが使うためにあったイメージですよね。どんなにわかりづらいサイトでも、サイトマップページへ行けば一発で目的のページへリンクできる、とても便利で重要なページだったと思います。
でも、「いまはTOPからどこにでもいけるから、サイトマップなんて必要ないんじゃない?」、そう思う人も多いはず……。ところがどっこい、サイトマップはユーザーだけじゃなく、SEO対策においても重要な存在なのです!
なくてはならない存在、サイトマップ
みなさんが知っているサイトマップって、きっとフッターやヘッダーにあって、1ページのなかにサイト全体のページがリスト状に並んでいるイメージですよね。当然、わかりやすくて便利なわけです。
けれど「サイトマップ」でググってみると、どうやら目的はそれだけではないようです。サイトマップはユーザーのためだけに存在するわけではなく、ユーザーと同様に、GoogleやYahoo! などの検索エンジンのクローラーのためにも存在しています。
そして……。この話をしようか、それはとても迷ったんですが……。本当のことですし、もし知らない人がいたら、ぜひ知っていてほしいから話すことにします……。
実は、サイトマップって2つ存在するんです!
サイトマップの2つの顔
これを伝えないと先に進めないし、きっとみなさんは理解してくれるはずなのでお伝えします。
サイトマップは2つあって、それぞれ「HTMLサイトマップ」「XMLサイトマップ」と言うんですが、それぞれ別の目的のために存在しています。簡単にお話すると「HTMLサイトマップ」は、みなさんも知っているページとして存在するサイトマップです。最近ではSEOには効果がないと言われることもある「HTMLサイトマップ」。しかし、これはユーザーのためにつくるべきものだと思っています。
そして、もう一方の「XMLサイトマップ」のことは、ここではあえて「彼」と言いましょう。
彼は、私たちが見えているところには存在しない、見えないところで重要な役割を担ってくれているサイトマップなのです。
「XMLサイトマップ」またの名を……
「XMLサイトマップ」、いや彼の別名は「sitemap.xml」。
GoogleやYahoo! など検索エンジンから送られてくるクローラーにサイトのページ構成を知らせるために、彼は存在しています。裏の世界で情報を武器に活躍する、その様はまるで007(スパイ)のようなもの。ただ、その能力の高さゆえに伝えたくない情報まで伝えてしまう可能性があるので、取扱には十分注意が必要です。やれやれ、危ないヤツだぜ。
「XMLサイトマップ」には、サイトのなかにある各ページのURLや優先度、更新日、更新頻度などが書かれており、これを作ってサイトに設置しておくと、GoogleやYahoo! などの検索エンジンから放たれたクローラーへ、サイトの存在や更新情報を素早く効率良く知らせてくれるのです。
SEO対策として、サイトを制作したら「Google Search Console」への登録と併せて「XMLサイトマップ」への登録も、Googleで推奨されています。もちろん、情報を更新した場合も登録が必要です。そうしておけば、クローラーがサイト内を見にくるスピードが上がって、SEO対策として効果が上がります。
さて、そんな彼「XMLサイトマップ」をググってみると、自動で生成できるとの情報が……! あり得ないとは思いますが、もしまだ知らない場合、いやこの話にまだ飽きていないようでしたら、ぜひ読み続けてください……。
サイトマップを自動生成できるツール
とても重要な彼「XMLサイトマップ」を自動的に作る方法があるなら知りたいと思うのは当然のこと。ですが、そんな重要な情報を自動で生成するなんてこと、できるのでしょうか? ググってみたところ、「XMLサイトマップ」を自動生成できる便利なツールを発見しました!
そこで今回はわかりやすくて、お得で、簡単そうなツールを3つご紹介いたします。
サイトマップXML自動生成ツール
http://www.google-sitemaps.jp/
なんと嬉しい事に上限1000ページまで無料で利用できるありがたいツールです。とても素晴らしいので、みなさんもぜひ活用してみてくださいね。
sitemap.xml Editor
こちらのツールも同じく上限1000ページまで利用できる、ありがたいツール。ウワサによると、除外するディレクトリも設定できるんだとか。ちゃんとメモしておきましょうね。
FC2サイトマップ
お次はブログで有名な「FC2」が運営するサイトマップ作成ツールです。ほかと違う機能として、Google・Yahoo!・MSN(Bing)への登録状況をチェックできる機能がついています。細かい設定がないので、とりあえず作りたい人向けのようです。
まとめ
いかがでしたか?
結論から申し上げますと、サイトマップは必須で作ろう、作ったらちゃんとGoogleに登録しよう、作るのは面倒だから自動生成ツールを使おう! そういった内容でお送りいたしました。
ZIMA劇場に最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。
次の予定はさすがに未定ではありますが、もしこの感じがご好評をいただけたならば、次もなにか考えてみたいと思います。
もしも、そんなニーズがあったなら、の話ですが……。
それでは、また会いましょう!
エンドロールはフランクシナトラの「My Way」でお別れです。
ありがとう!
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