みなさん、こんにちは!
「突撃! 隣のSTUDIO生」でおなじみ、STUDIO by LIGの白井エリーです!
- デジタルハリウッドSTUDIO by LIGとは
- 株式会社LIGとデジタルハリウッド(通称:デジハリ)が業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。現在、上野と池袋にて受講生を募集しています!
さて本日は、STUDIO上野の「Webデザイナー専攻」を受講し、まったくの未経験からデザインを学んだエミイさんのインタビューをご紹介します!
パソコンすらほとんど触ったことがなかったエミイさんが卒業制作をつくりあげるまでのお話を聞いてきましたよ!
目次
エミイとエリーの対談、はじまります
▲モニカだったかもしれないエミイさん
――先日は卒業制作発表会お疲れ様でした! ずっと気になっていたんですけど、エミイさんって芸名ですか?
エミイさん:芸名じゃないです。実はお母さんもカタカナで、海外でも通用するようにと名前をつけてもらいました。もしかしたら私の名前がモニカになっていた可能性もあります。
――えー!! モニカだったら人生変わってましたね!?
エミイさん:そうですよね。画数が悪いからエミイになりました。
――今日はエミイとエリーの対談ということでよろしくお願いします。
前職はエステサロン
――前職について教えてください。
エミイさん:エステサロンで6年くらい働いていました。
――STUDIO by LIGはなにで知ったの?
エミイさん:インターネットです。いくつかほかのスクールにも見学へ行きました。3箇所くらい行ったのかな。そのなかで、STUDIOが一番よかったんですよね。
――どんなところがよかったの?
エミイさん:まずは通う時間帯が自由なところがよかった。STUDIOでいう個別トレーニングのように、ほかのスクールにもマンツーマンの授業があったんですけど、予約できる時間が限定されているし、キャンセルも1日前にしなくちゃいけないなど、いろいろなことが私には合わなくて。
――STUDIOはほかのスクールと比べて柔軟だったってこと?
エミイさん:はい。そうです。
▼Webデザインスクールを比較・検討したい方はこちらの記事から
運命に導かれ? STUDIOに入学
――エステサロンで働きながらSTUDIOに通っていたの?
エミイさん:いや、もうきっぱり辞めました。
――え! 入学前に?
エミイ:そうなんです。占い行ったときに先生に言われて。
――(占い???) 具体的にどういうことを言われたの?
エミイさん:「あんたは2つのことを同時にできないから」って言われまして。
――お母さんみたいなアドバイスだね。
エミイさん:あはは。それがあって、けっこうすんなり仕事を辞められました。
――じゃあ占いに行って相談した結果、STUDIOに決めたってこと?
エミイさん:そうです。あと、説明会で見せてもらったSTUDIO生の作品がほかの学校よりもセンスがよかったんです。それを見て「わたしこんなふうになりたい!」と思って。
――なるほど! なりたい姿が見えたからSTUDIOに入学を決めたんだね。
エミイさん:そうですね。
最初はパソコンすら立ち上げられなかった
――実際にSTUDIOに通ってみて、どうだった?
エミイさん:Macを使うことになったのですが、最初はパソコンを立ち上げることすらできませんでした。
――人生初のMac?
エミイさん:そうです。普段もパソコンを使わないし、 Windowsを持ってたけど実家に置いてきちゃって家にパソコンもなかった。本当に1から教えてもらった感じですね。メモリースティックなんて外す場所すらわからなかったです。
――それは苦労したね。じゃあ、もちろん「Illustrator」やHTMLとかもさっぱりだったってこと?
エミイさん:そうですね。もともと、「Photoshop」だけやろうかなって感じで学校見学してたんですよ。
――どうしてPhotoshopだけ?
エミイさん:デザイン系の仕事に就きたくて、求人見てたら「Photoshopが必要」って書いてあったんです。じゃあPhotoshopっていうのを勉強しなくちゃいけないんだと思って、学校を探しました。
でもSTUDIOの説明会のときに、Photoshopの技術だけだと就職先が限られてくるので、どうせやるんだったらコーディングも一緒に学んだほうがいいんじゃないかってアドバイスがあったので、デザインとコーディングを一緒に学べる「Webデザイナー専攻」を選びました。
初心者だからこそ感じた困難
――エミイさんはパソコンもWebデザインも初心者だったから、困ったことがたくさんあったんじゃない?
エミイさん:Photoshopの勉強は楽しくできたんですけど、HTMLを学びはじめたあたりから、本当にちょっとやばいかもってなりました。
説明会のときに「挫折する人はいますか?」って質問をしていたんですけど、「HTMLとかコーディングで伸び悩む方はいます」って言われていたので「コレかぁ」と思って。
実ははじめのころ、あるHTMLの課題でめげそうだったんです。それでトレーナーさんに相談したら、いったん次のカリキュラムに行ってもいいよと言ってくれんです。次に進んで、新しい気持ちになってからは、また勉強を楽しく続けられました。
――そっかぁ、やり直しばっかりやってると上手くいかないときもあるもんね。
エミイさん:そうですね。あと、コードを打つのが間に合わないから、動画を止めて入力して、止めて入力してと繰り返しやってました。
――あぁ! パソコン操作にも慣れていないからブラインドタッチも難しいもんね。
エミイさん:週4で通っていたんですけど、とにかく先生に聞きまくっていましたね。
後半になって、いろいろと理解してきたときの方が聞きにくかったかもしれないです。わかっていないと思われるのが恥ずかしくて。はじめたばかりほうが聞きやすかったですね。
――トレーナーさんには相談しやすい環境にあったんだね。
エミイさん:トレーナーさん達には本当に感謝しています。HTMLとかCSSでつまづいてしまったとき、トレーナーさんがわざわざ自分のパソコンに一度データを入れて、問題を解決してくれたことがありました。ただ答えを教えてくれるだけじゃなく、時間をかけてきちんと理解できるまで教えてくれたんです。
STUDIOの卒業制作では一からWebサイトを作ったのですが、「和風な感じ」をどう表現したらいいのかわからなくて相談してみたんです。「まずは作りたいイメージに近いもののキャプチャをとって、それをPhotoshopでトレースしてみたら良いんじゃない?」と具体的なアドバイスをもらったこともありました。
はじめてのクライアントワーク
――卒業制作では実在するお店のサイトを担当したそうだけど、どうやって交渉したの?
エミイさん:たまたま近くを通りかかったときに、和菓子を作るところから見えていいなと思っていたんです。思い切って「学生ですが、Webサイトを作らせてください」とオファーしました。ちょうどWebサイトを頼もうかなってときに私が行ったみたいで、タイミングもよかったんです。
お話を聞いて、新規顧客開拓を目指しているとのことだったので、まずお店の紹介に力をいれました。和菓子屋さんだと思ってたんですけど、「うちはいなり寿司を押してるんで」と言われたことで、どれをメインにしたらいいんだろうとすごく悩みました。
お店の方のいうとおりに稲荷寿司メインでいこうと思ったんですけど、魅力のある和菓子も目立たせたい。お店の紹介・いなり寿司・和菓子の3つをうまい具合に押し出す方法はなんだろうってすごく考えました。
――和菓子屋さんのサイトは実際に使われるの?
エミイさん:いや、まだわからないのですが、お店の人に見せたら「いいね、実際に使いたい」とは言ってくれています。
――うん。すてきなデザインだもん。このサイトを見たら、きっと新しいお客さんも興味をもってくれると思う。
- エミイさんの卒業制作
- http://emitii.sakura.ne.jp/miyoshi/
写真撮影にも挑戦
エミイさん:カメラも初心者だったんですけど、卒業制作は写真撮影も自分でしたんです。
――すごい! カメラは買ったの?
エミイさん:いや、レンタルです。5日間で1万円くらいかな。
――そんなのあるんだ! 一眼レフのカメラ?
エミイさん:そうです。卒業制作の商品写真やお店の外観とかも借りたカメラで撮影しました。
商品の撮影は、担任の天ちゃんに「白いカーテンを使うといいよ!」とアドバイスをもらって、家に持ち帰って自宅の窓際で行いました。
――カーテンと自然光だったんだ! めっちゃキレイだったんで、もともとある素材を使ったのかと思ってた。カメラについては誰に教わったの?
エミイさん:動画教材と、あとトレーナーさんにも聞きました。人を撮るときは明るすぎるとよくないとか、暗すぎる分には修正が可能なこととか。
――トレーナーの先生はカメラのこともわかるんだね。はじめての撮影はうまくいった?
エミイさん:撮影は昼間に行ったのですが、太陽の位置によって雰囲気がかなり変わっちゃうのに苦労しましたね。
――和菓子だし、暑くて溶けたりしなかった?
エミイさん:そうなんです! だから何回も買いに行ったんです!! お店の人には、なんでこの子何回も来るんだろうと思われたかも。
――大変だったね……! 撮影にかなり時間がかかっちゃったんじゃない?
エミイさん:実は、写真は600枚くらい撮っちゃって。先生には撮りすぎって笑われました。でも、写真の整理には動画教材で勉強した「Lightroom」というソフトを使ったのですごく簡単にできました。
あと撮影のために、お皿とか背景の布とかも買いに行きました。最初は100円均一で済ませていたんですけど、もっと良いのがいいなと思ってきちゃって合羽橋まで足を運んだり。1,000円以内のものを選んだのですが、かなりこだわりました。
――ほかに大変だったことはある?
エミイさん:撮影に使う布の大きさには苦労しましたね。撮影で見えるところだけの小さいの買っちゃって。
――物撮りって撮影したい範囲以上の大きさの背景が必要だもんね。
エミイさん:はい。撮影を経験してはじめてわかりました。
――すごく試行錯誤してるし、行動力もある! Webサイトの制作で実際に外に出て必要なものを探さなくちゃいけないって想像つかない人も多いかも。
さいごにひとことお願いします
――未経験からデジハリにチャレンジしようとしている人にひとことお願いします!
エミイさん:未経験でもここまでできますっていう感じですね。未経験でも、自分の作品を作ることができる!
あとは、どんどん学校に来て、トレーナーさんにいっぱい聞いたほうがいいよってことですね。
――未経験で悩んでいる人の勇気になると思う! ありがとうございました。
まとめ
いかがでしたか?
STUDIOに通うきっかけが占いだったとは初耳でした! 仕事をやめて制作に集中したことで、より高い技術を身につけることができたエミイさん。
前職が人と関わるお仕事だったこともあり、持ち前のコミュニケーション力でトレーナーさんやクライアントとしっかりやりとりをされていました。パソコンが使えないから……と悩んでいる方も、エミイさんのようにチャレンジしてみませんか?
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGでは、エミイさんが受講した「Webデザイナー専攻」をはじめとした、未経験からクリエーターを目指す方にもぴったりなカリキュラムをご用意しています! すこしでも気になった方はぜひ説明会へお越しください!
それでは、白井エリーでした!