こんにちは、Webディレクターのともぞうです。
今回は、ガジェット好きの私が最近ハマっている「VR」について記事にしてみました。VRの良いところ、悪いところをまとめてみたので是非参考にしてみてください。
目次
VRの解説
VRとは
VRとは「Virtual Reality」の略で、日本語だと「仮想現実」です。
VRが世に出始めたのは2016年といわれており、この年をVR元年と呼んだりします。この年に「Oculus Rift」や「HTC Vive」などの端末が普及し始めたからだといわれています。
そして、今年2018年はVR3年と呼ぶそうです。
ちなみに、LIGのメディアディレクター・こやにいもVRの記事を書いているので、お時間がある方は読んでみてください。
いまさら聞けない!VR&360度コンテンツの魅力とオススメ動画まとめ
似た名前のARとは
よく混同するものとして、似た名前の「AR」というものがあります。
ARは「Augmented Reality」の略で、日本語だと「拡張現実」と訳されることが多いです。
最近だと「Pokémon GO」の登場によって一気に身近なものになりました。その他にもARカメラアプリなどが、この5年くらいで普及してきている印象です。
ヘッドマウントディスプレイの種類
VRを楽しむには「ヘッドマウントディスプレイ」という頭に装着するものが必要です。
ヘッドマウントディスプレイには大きく3種類あります。
- スマホ挿入型
- 機器接続型
- スタンドアローン型
※それぞれの名称は正式なものではなく、私が勝手に呼んでいるものです。
スマホ挿入型
スマホをヘッドマウントディスプレイに挿入して楽しむタイプです。スマホでVR用のアプリや映像を流し、それを端末のレンズを通して見る感じです。
3種類の中で一番安価なので手軽にVRを体験することができ、安いものだと2,000円くらいで販売されているそうです。
機器接続型
ヘッドマウントディスプレイと、PCや「PlayStation4®」などを接続して楽しむタイプです。VRといったらこのタイプが一般的なんじゃないかなと思います。
有名どころはHTC VIVEや Oculus Riftの2つです。
このタイプの場合は、ヘッドマウントディスプレイとは別にPCなどの機器本体の用意も必要になるため、スマホ挿入型と比べて一気に価格帯が上がります。
しかも、先に紹介した2つはVRを楽しむためにかなりハイスペックなPC(20万円くらいの……)が必要になります。かつ色々とケーブルをつなげたり、周辺スペースを確保したり、位置情報をトラッキングするのためにポールを立てる必要があったりと、準備が結構大変で敷居が非常に高いです。
ただ、PlayStation4®を既に持っている方は、PlayStation®VRを購入するだけでVRをはじめることができます。
スタンドアローン型
ヘッドマウントディスプレイだけで完結するタイプです。最近だと「Oculus Go」が5月に発売されて話題になっている印象です。
価格帯はバラツキがあり、Oculus Goは3万以下で購入できますが、「VIVE Focus」というものは7万円近くします。
私はOculus Goを購入したんですが、とにかくやばいです。
なんと言ってもVRを楽しむのに端末をかぶるだけで始められるのがとてもいいです。
私はPlaystation®を持っているんですが、PlayStation4®を起動する手間があるなしでこうも手軽さが違うのかと感じています。
VRのここがすごい!
ビデオチャットが捗る
お互いアバターなのですが、しっかり誰かがそこにいる感が出るため、ビデオチャットよりも臨場感を感じられます。
複数人で会話するのにとても適していると感じました。ビデオチャットは1対1だと問題ないのですが、複数人で会話をする場合は、個の存在を忘れて盛り上がってしまうことがあるなーと感じていたので、VRを使えばコミュニケーションの壁を解決できる気がしました。
最近は「VRChat」というものが流行っているそうです。日本ではおじさんが美少女アバターを装着してファンとイチャつく、という独自の発展を遂げているという噂を聞きました。
大画面で映像作品を見ているような感覚がすごい
「Netflix」や「Amazon Prime Video」がVR用のアプリケーションを提供しており、巨大スクリーンを独占して鑑賞しているような気持ちになり楽しいです。
臨場感がすごい
マンガのキャラクターが目の前で話しかけてきたり、動いたりしているのを見るのはやはりワクワクします。かつマンガの世界に自分が入ったような感覚になれるので楽しいです。
最近だとPSVRで『ONE PIECE』のVRゲームが配信され始めました。
VRのここが残念
手間とお金がかかる…
本気のVRを自宅で楽しもうと思う場合Oculus RiftやHTC Viveといったハイエンドなものが必要になります。ハイエンドなものは前述のとおり資金力とスペースの確保が必要になります。かつ、なかなか始めるまでの用意が面倒なので腰が重くなります。
手軽さがないと一般への普及はなかなか難しいのではないかなと思います。
思った以上にプライバシーを気にする
Oculus Goみたいなスタンドアローン型を他人に貸すのはなかなか勇気がいることだなと感じました。
貸した相手が何を見ていて、何を操作しているのかが周りからは全くわからないので、かなりな恐怖です。スマホ貸すよりも障壁が高いと思います……。
PlayStation®VRはテレビ画面にもVR内の映像が流れるので、今何をしているのかがわかるようになっています。これはスタンドアローン型のみの問題かもしれません。
長時間の使用はきつい
ゲームの場合はいわゆるVR酔いというものが起きます。
VR酔いの原因は厳密にはわかっていないみたいなのですが、体は動いていないのに見ている景色が動いて見えると矛盾が生じて、脳が混乱するためVR酔いになると言われています。
実際、飛行機の戦闘ゲームをやってみたら、ものの10分程度で酔い始めました……。三半規管の強さも影響するみたいで、個人差があります。
さいごに
PlayStation®VRを購入するまでは「VR時代なんて来ないだろうな……」と正直思っていました。
手軽さで言えばスマホひとつでも体験ができるARの方が勝っていますし、『Pokémon GO』が出たときに「街にあのポケモンがいる!」という衝撃から、イベントとの相性のよさを感じて、AR >>>>> VRという考えでした。
ただ、一度経験してみるとVRの方が夢がありそうだな思いました。体験の質としても没入感があるのと、物語の登場人物にもなれるため、VRの方が特別感があります。
また、ビデオチャットの活用からビジネスシーンでも活用方法が考えられるので、toB向けにも夢は広がるなと思います。
実際に体験(所持)してみることで見える世界もあるんだなーと感じました。VRを体験したことない人は是非誰かに借りてみたり、手頃なヘッドマウントディスプレイを購入してみてください。
私の一番のオススメはOculus GOです!
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