こんにちは。ライターの渡辺です。
突然ですが、みなさん自撮りって知ってますか? もちろん知ってますよね。
自撮り写真をSNSにアップするのは、アイドルの女の子たちの日課であり、 自分の可愛さを一番にアピールできる手段。しかし、この世の中には「自撮りが苦手なアイドル」っているんです……。
待ち合わせ場所にやって来たのは、「自撮り苦手アイドル」こと滝口ひかりさん(@wyenra_hikari)。
人物紹介:滝口ひかり 週刊プレイボーイの読者投票でグランプリを獲得、「2000年に1人の美少女」として大注目を浴びている日本のアイドル。2018年1月14日、木乃伊みさと(三嵜みさとから改名)、妹の滝口きららと新ユニット『ゑんら』を結成。多数の自撮り写真をツイッターに投稿しているが、毎回妹に撮ってもらっている。自撮りには苦手意識がある。 |
来てそうそうアレなんですけど……
今日って何で呼ばれたかわかりますか?
(唐突……)
あの……まだちょっと状況が飲み込めないんですけど、自撮りが苦手なアイドルを探してるからここに来るようにマネージャーに言われまして……。
自撮りが苦手だから、妹に撮ってもらって “自撮り風” な写真を撮ってるって聞いてますよ。アイドルたるもの、自撮りがうまくないとねぇ……?ネットでも言われちゃうんじゃないですか「自撮りが苦手なアイドル」とかって。
そりゃあ、ほかのアイドルがアップした自撮り写真を見ると、やっぱり悔しいと思うんですよ、私だって……。でも苦手なんですよね。
(実物はこんなにかわいいのに、もったいないわ……) じゃあ今日は、自撮りテクニックを学んで「自撮り苦手アイドル」の汚名を返上しましょう!
(感情の波が激しい……でも頑張ろう!)
ということで、今回は「自撮り苦手アイドル」こと滝口ひかりさんに、 オンライン動画学習サービス「Shummy」の「プロの写真家が教える!SNS・ブログで使える!スマホで撮る!ワンランク上のセルフィーテクニック!」講座を学んで、自撮りスキルの上達をしてもらおうと思います。
Shummyは通ってみたかったレッスンを自宅で受けられる、趣味探しや、教室に通いたいけど時間がない人にとってピッタリのサービスです。現在受講できるのはカメラや料理、手芸、スポーツなどさまざまなジャンルの約40コースで、幅広いラインナップになっています。
まずは学ぶ(全6レッスン/45分)
Lesson1 自撮りをするときのインカメラの持ち方
自撮りをするときって、だいたいインカメラを使って片手で撮影しますよね。
たぶん、こんな風に。あとは、中指と親指でスマホを持って、人差し指でシャッターを押したりとか。でも、この持ち方だとスマホが安定しないからブレやすかったり、落下の原因になったりするんです。しかも、スマホが安定しないから手ブレが起きやすい。スマホを地面に落として液晶がひび割れてしまうなんてことも……。心当たりがある人も多いのでは?
インカメラを使って、片手でセルフィーを撮るときの構え方は、中指と薬指の2本で裏側を、人差し指と小指でスマホを挟むように持つ! ちなみに、親指をシャッターボタンの位置に合わせると持ちやすく、シャッターも切りやすくなります。
しかも!スピーカー部分を手のひらで覆うことによって、「カシャッ」というシャッター音が小さくなるんです。スマホカメラってシャッター音が大きいから、カフェとか屋外で撮影するとまわりの目が気になっちゃうんですよね。「あいつ撮ってるよ」とか思われそうで嫌だし。持ち方にも細かいテクニックがあったなんて、知らなかった……!
Lesson2 ポージングを工夫する
自撮りのときいつもポーズがワンパターンでマンネリ気味……なんて人も多いのではないでしょうか。「うわぁ、こいつポーズがいつもワンパターン」と思われないように、ポージングも工夫してバリエーションの幅を持たせたいですよね。
たとえば、最近、インスタでよく見かける「髪つまみポーズ」とか、
髪の毛をかきあげるポーズとか。あと、全部を顔出しせずにあえて見切れたアングルも、男性には人気らしいですよ。いつもワンパターンの構図ばかりをSNSにアップしがちな滝口さんは、ノリノリで撮影していました。なんだろう、このまんざらでもなさそうな表情……。
Lesson3 道具を使った撮り方で変わる
アイドルたるもの、自撮り棒のひとつくらい使いこなせないと! だって、普通に手を伸ばして撮るよりもめちゃくちゃ盛れるんです。正面で撮るより、角度をつけて上から、できればカメラを離して撮った方が盛れた写真が撮れるんです。それと、全身が写せるから広い画が撮れるのでオススメです。
これは中・上級者テクニックになりますが、念のためご紹介しちゃいます!自撮り棒に付属されている、Bluetoothで接続できるシャッターボタンをスマホにつなげば、アウトカメラでもきれいな自撮り写真が撮れますよ。インカメラはアウトカメラに比べると画質が落ちるので、「高画質な写真を撮りたい!」という人はこちらがオススメです。
Lesson4 逆さで撮ると小顔に見える
ここまではインカメラでのセルフィーの撮り方のみでしたが、アウトカメラで可愛く自撮りする方法も学んじゃいましょう!
スマホのフラッシュ機能を強制ONにしたら、カメラのレンズを自分の方に向けます。あとは、音量ボタンでシャッターを切るだけ。そうするとどうでしょう! 瞳にフラッシュの光が入るので、キラキラして明るい表情になるんです!
それともうひとつ。スマホカメラのレンズは円球でカーブがかかっているので、そのまま撮ると顔が伸びてしまうんです。でも、スマホを上下逆さにして撮ると、レンズの歪みが少なくなるので小顔に見えるんです。「え、撮り方間違えてるよあいつ」と思われるかもしれませんが、実はこれも自撮りテクニックのひとつ。縦でセルフィーを撮る場合は、ぜひスマホを逆さに持って撮ってみてください。
Lesson5 逆光はスマホ画面をなぞって明るさを調整
野外で自撮りするときに困るのが逆光。背景はくっきり写るのに、自分の顔だけが暗くなってしまうこと、よくありますよね。かといって、太陽の光が自分の顔に当たる向きで撮ると、眩しくて目が細くなっちゃうし。
逆光でセルフィーを撮るときは、画面をなぞって顔の明るさを調整すればいいんです。顔も明るくなるし、景色の白とびもないし、きれいな一枚が撮れますよ!
Lesson6 アングルで変わる顔の写り方
セルフィー初心者にありがちなのが、インカメラで撮るときに画面の真ん中を見て撮影してしまうこと。カメラのレンズは中央にあるわけではないので、撮った写真の目線がズレていた、なんてこと意外とあるのでは?
画面を見ながら自分の一番好きな表情を決め、レンズを見てシャッターを切りましょう! そうすると、カメラ目線の可愛い盛れた写真が撮れますよ〜。
結果発表〜!
全6レッスン45分かけて学んだ成果がどれくらい出てるのか気になります。
どれどれ……。
これがベストショット
いつもは恥ずかしくてこんな大胆なポーズは取れないのですが、思い切って教わったテクニックを使ってみました。いつもとは違う自撮りが撮れて新鮮でした!
学んで変わった点
自撮りが苦手で妹に撮ってもらっていましたが、今日学んだことを活かせば自分でもちゃんと可愛い写真を撮れるっていう自信がつきました!自撮りの中でもこんなにテクニックがあるなんて知らなかったし、すごく勉強になりました。明日からどんどん使っていきたいと思います!
まとめ
「Shummy」の紹介
今回は、滝口さんにセルフィーについて学んでもらいましたが、「Shummy」ではほかにも、パンやケーキといった料理、水彩画、アクセサリーの作り方など、ありそうでなかったレッスンをオンラインで受けることができます。ぜひチェックしてみてください!
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写真撮影協力:長野 竜成