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2018.11.14

CPC?RTB?インターネット広告用語をおさらいする

エリカ

こんにちは、エリカです。

今回はWeb制作者が意外と知らない「インターネット広告用語」をおさらいしてみたいと思います。

私はWebディレクターとして、企業のWeb担当者と広告代理店の三者で話し合う機会が多いのですが、なかなか人に説明できるほどの広告知識がありません。広告代理店の方が売上レポートを説明している横で、ふむふむと頷きつつ広告用語をググったことは数知れません!

今後もまた打ち合わせ中に広告用語を調べるであろう自分のために、そして同じような悩みを持っているWeb制作者たちのために、よく使われるインターネット広告用語をまとめてみました。

広告効果に関する用語

imp : Impression(呼び方 : インプ、インプレッション)

広告の表示数のことです。

考え方はPV(ページビュー) と同じですが、計測方法が違う点にご注意ください。1ページに同一広告が2つ入っている場合は、1PV、2impとなります。

Reach(呼び方 : リーチ)

広告が表示されたユーザー数です。PV、impとは異なる数値になります。

たとえば、同一広告が1ページに2個表示されており、ユーザーが3ページを閲覧した場合、3PV、6imp、1リーチとなります。

CTR : Click Through Rate(呼び方 : シーティーアール)

広告のクリック率のことです。

100impで1回クリックされていれば、CTR1%となります。CTRの高い広告は、広告効果が高いといえます。

計算方法
CTR = 広告クリック数 / IMP(広告表示数)

CVR : Conversion Rate(呼び方 : シーブイアール)

クリック後に成果(問い合わせ、商品購入など)が発生した割合です。100クリックで1回購入されていれば、CVR1%となります。

なかには、CTRが高いのにCVRが低くなってしまう広告もあります。広告では安さを売りにしているのに、商品が高性能で競合よりも値段が高いと、このようなことが起こりやすいです。その結果、たくさんクリックされるけれど購入されないという問題が起こります。

CVRが低いときは、広告と商品がマッチしているか、商品の購入UIに問題がないかなどを探ってみるとよいですね。

計算方法
CVR = 成果数 / 広告クリック数

CPC : Cost Per Click(呼び方 : シーピーシー)

1クリックに対して広告主が支払うコストです。クリック単価とも言われます。

自分が広告主であれば、CPCが低いほうが、安く広告を配信できることになります。逆に自分が広告を掲載する媒体側であれば、CPCが高いほうが収益性が高いと言えます。

計算方法
CPC = 広告コスト / 広告クリック数

CPA : Cost Per Acquisition(呼び方 : シーピーエー)

1件の成果(問い合わせ、商品購入など)に対して広告主が支払うコストです。CPCと同じで、自分が広告主であれば、CPAが低いほうが安く広告を配信でき、自分が広告を掲載する媒体側であれば、CPAが高いほうが収益性が高いです。

計算方法
CPA = 広告コスト / 成果数

CPM : Cost Per Mille(呼び方 : シーピーエム)

広告表示1,000回に対して広告主が支払うコストです。

インプレッション課金型の広告を評価するときの指標となります。こちらもCPCやCPAと同じで、自分が広告主であれば、CPMが低いほうが安く広告を配信でき、自分が広告を掲載する媒体側であれば、CPMが高いほうが収益性が高いです。

計算方法
CPM = 広告コスト / 1,000回の広告表示

eCPM : effective Cost Per Mill(呼び方 : イーシーピーエム)

成果報酬型(クリック課金、コンバージョン課金など)の広告表示1,000回に対して広告主が支払うコストです。インプレッション課金型のCPMと比較するために作られた指標となります。

たとえば認知を目的とした広告を配信する場合、クリック率が低くてもimpが多いほうが嬉しいので、クリック課金型を選んだほうがコストを抑えられる見込みが高くなります。CPMとeCPMを比較することで、本当にクリック課金型のほうがコストを抑えられたのかを知ることができます。

計算方法
eCPM =( 広告コスト / imp(広告表示数)) × 1,000

広告技術に関する用語

Ad Technology(呼び方 : アドテク)

インターネット広告に関係する技術全般を幅広く示す言葉です。

Ad Server(呼び方 : アドサーバー)

広告を配信するためのサーバーと、そのサーバーが持つ広告配信や管理システムを表す言葉です。

最初の頃のインターネット広告は、毎月1日の0時にエンジニアが手動で入れ替えたりしていました。こういった作業を自動化し、結果を計測して効率よく広告配信するために作られたのがアドサーバーです。

ADNW : Ad Network(呼び方 : アドネット)

アドサーバーと広告配信先を繋ぐネットワークを表します。

アドネットワークが繋がったおかげで、広告主はいろいろな広告配信先をネットワークのなかから選んで配信できるようになりました。

ADEX : Ad Exchange(呼び方 : アドエクスチェンジ)

広告を取引するシステムのことです。特に有名なのはGoogleのMarketing Platform(旧 DoubleClick Digital Marketing)です。

アドネットワークができた段階では、ネットワークごとに取り扱っている広告が異なり、導入コストが高い状態でしたが、アドエクスチェンジが作られたことで、複数のアドネットワークをまたいだ取引が簡単になりました。

この頃からインターネット広告は、「広告枠を売ってimpを買う」というような単位の小さい取引が広く普及するようになっていきます。また、取引成立の方法もオークション方式になり、広告枠に対して1番高い金額で入札し落札した広告が表示される、という状況になっていきました。

RTB : Real Time Bidding(呼び方 : アールティービー)

RTBとは、ユーザーがWebページにアクセスした瞬間、リアルタイムに広告の入札・落札をおこない、広告表示する技術のことです。RTBが登場したことで、インターネット広告の取引にさらなるスピードが求められるようになっていきます。

DSP : Demad Side Platform(呼び方 : ディーエスピー)

広告主が、オークションで最適な入札・落札をおこなうためのツールです。

DSPでは、入札の予算や、ターゲットユーザーの年齢・性別・興味分野などを設定することで、自動的に入札・落札をおこない、最も費用対効果の高い広告を配信することができます。

SSP : Supply Side Platform(呼び方 : エスエスピー)

広告媒体が、オークションで収益性の高い広告を選出するためのツールです。

SSPでは、売りたい広告枠や、相性のいい広告分野などを設定することで、自動的に1番高く買ってもらえる広告を選出し、収益性の高い広告を配信することができます。

DMP : Data Management Platform(呼び方 : ディーエムピー)

ユーザーの属性や行動の情報を蓄積・管理しているツールです。

DMPのデータを参照することで、DSPやSSPがユーザーに最適な広告を選ぶための根拠となるデータを増やすことができます。

PMP : Private Marketplace(呼び方 : ピーエムピー)

限られた広告主と広告媒体だけでおこなうプライベートな取引市場のことです。

アドネットワークの発展により、誰でもどこでも広告を売買できる方向に進んでいきましたが、それによって「広告のミスマッチ」も懸念されるようになってきました。

たとえば高級アパレルブランドの広告を、激安商品を取り扱う媒体に載せるのは、ブランドのマイナスイメージになってしまう可能性があります。こういったミスマッチを防ぐために、RTBの技術を使いながら、以前のインターネット広告ように相手の分かる取引を実現するために作られたのがPMPです。

まとめ

いかがでしたか?

略語ばかりで難しい広告用語ですが、インターネット広告が発展してきた順番とあわせて理解すると、分かりやすいかと思います。簡単に言えば、どんどん新しい技術が生まれて便利になった、ということです。

自分なりにかみ砕いた説明を心がけましたので、正確性は欠いてしまうかもしれないのですが、詳しく知りたいと思ったらそれぞれの単語で検索をかけてみてください。1つの単語で記事が書けてしまうくらい、たくさんの情報が出てくる思います。

広告代理店との打ち合わせ前に、この記事を読んでいただけたら嬉しいです。