こんにちは、むむです。
企業のWeb担当の方々から日々たくさんのお問い合わせをいただく中で「とりあえず見積りをお願いしたい」というご要望を多くちょうだいします。こう聞かれる方の多くが、作る内容やサイトの概要が固まっていなかったりします。
お見積りを算出するにも、作るサイトのイメージがある程度固まっていないと、本当に概算のお見積もりしか算出できません。そのため、こちらもふんわりとした回答とならざるを得ないのです。これは「お互い、気持ちいいやりとりにはならない!」。そう感じる日々です。
LIGでは事前にいくつかの質問をさせていただき、その後に概算のお見積り算出をさせていただいております。
では、一体どんな部分を決めておけば金額変動の少ないスムーズな見積りが算出できるのか。Webサイトを作りたいと思ったときにどんな部分を考慮するべきなのか、まとめてみたいと思います!
目次
作りたいWebサイトの方向性を決める
「何を掲載するか決めてないけど、何となくHTMLさわりたいし、Webサイトでも作っちゃおっかな〜っ」と思う方は少ないと思います。
「〇〇を解決したい!」
「だからWebサイトが必要だ!」
という流れでプロジェクトがはじまる方が大半ではないでしょうか?
そんなときに、決めておきたいポイントを以下に記載していきます。
そもそもどんなサイトを作るか
作るWebサイトの種類も実はたくさんあります。メディアサイト、コーポレートサイト、サービスサイト、LPなのかなど。どんなサイトが適切かは、どんな人たちに情報を届けるかという部分で変わってきます。
そのため、作りたいサイトを以下のように書き出してみることが大事です。
調査、方向性の確定
- 何をするためのサイトなのか
- 類似サイトは何があるのか
- 競合の調査
- ターゲットは?
- ペルソナは? など
サイトの概要
- 必要なページは?
- 必要なサイトの機能は?
- ユーザーの閲覧環境は想定は? など
サイトの具体的な名前
- サイト名は?
- キャッチコピーは? など
目標数値
- 想定流入キーワードは?
- KPI/KGI(ゴール)は? など
など、上記を書き出してまとめていくことで、はじめはふんわりとしていた要件も固まり、何をするべきなのかが見えてきます。
費用を把握する
Webサイトを作るとなると、サイトを作るための制作コストはもちろん、その後のランニングコストもかかってきます。
Webサイトを作る費用は予算をとって稟議を回していたけれど、この部分は漏れてた! ということが起こり得ます。
結果として用意しておいた予算よりも足が出てしまった! なんてことにもなりかねませんのでしっかりと把握しておきましょう。
Webサイトを開設するために必要な費用を見積る
- ドメインを取得する費用を確認
- Webサーバー/メールサーバー契約する費用を確認
- SSL/TLS費用を確認
Webサイト制作にかかる費用を見積る
- 写真の撮影は必要?
- イラストの制作は必要?
- コピーライティングは必要?
- 文章の編集/校正は必要?
- 言語は日本語のみ対応?
- 投稿マニュアルの制作は必要?
- 納品はサーバーに設置方式?
- 納品はCD-ROM納品?
- PSDデータの納品は必要? など
Webサイトを運用するための費用を見積る
Webサイト自体を保守する場合の費用を確認
- サーバー更新料は?
- ドメイン更新料は?
- SSL/TLS更新料は?
- 今後の更新は社内? 社外?
- 今後、ページを追加する必要がある?
- 今後、バナーの作成を依頼する必要がある?
- 今後、サーバー監視をする必要がある? など
SEO対策を依頼する場合の費用を確認
- SEO対策会社に調査を依頼する必要がある?
- その結果、Web制作会社にサイト改修を依頼する必要がある? など
広告宣伝する場合の費用を確認
- ネット広告を活用する?
- ネット広告を活用する場合、どんなものにいくら予算をかける?
- TVCMなどの広告を活用する?
- 看板広告などを活用する? など
さいごに
いかがでしたか?
「どこから着手していいのか」というところで悩む方、多いことと思います。ひとつずつできるところから着手していき、ある程度自分たちが作りたいものが見えてきてから見積もりを出すことがブレのない金額を知る一番の近道だと思います。
ある程度固まってからご相談いただいた方がお話がスムーズに進む場合が多いと思います。悩む部分も多いかと思いますが一緒にいいWebを作っていきましょう!
以上、むむでした。
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