Vue.js + Firebaseでチャットアプリを脳死しながら作ってみよう!〜完成編〜

Vue.js + Firebaseでチャットアプリを脳死しながら作ってみよう!〜完成編〜

はっちゃん

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こんにちは。フロントエンドエンジニアのはつしです。

今回は、前回の続きで、実際にチャットアプリのコードを書いていきます。

▼前回の記事

 

今回さわるファイル

環境構築がうまくいくと、ディレクトリ構成は下記のようになっていると思います。

スクリーンショット 2018-01-16 1.31.36

いろいろありますが、今回さわるファイルは下記2つのファイルのみです。
簡単そうですね!

プロジェクト名/index.html
プロジェクト名/src/App.vue

HTMLを書く

index.htmlを開きます。
Firebaseの管理画面から「ウェブアプリにFirebaseを追加」を押し、表示されたコードの一部をheadの閉じタグ直前に貼りつけます。今回使用しているのはデータベースのみなので、不要なものは削除してOKです。

<!DOCTYPE html>
<html>
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1.0">
    <title>vue_firebase_chat</title>
    <script src="https://www.gstatic.com/firebasejs/4.8.1/firebase.js"></script>
    <script>
      // Initialize Firebase
      firebase.initializeApp({
        databaseURL: "https://blog-7c0b7.firebaseio.com",
      });
    </script>
  </head>
  <body>
    <div id="app"></div>
    <!-- built files will be auto injected -->
  </body>
</html>

vueを書く

App.vueに下記のように記述します。

<template>
  <div id="app">
    <!-- 名前の入力欄 -->
    <label for="nameInput">名前</label>
    <input type="txt" id="nameInput" v-model="name">

    <!-- メッセージの入力欄 -->
    <label for="nameInput">メッセージ</label>
    <input type="txt" id="nameInput" v-model="message">

    <!-- ボタン類 -->
    <div>
      <button type="button" class="btn btn-default" @click="sendMessage">
        送信
      </button>
    </div>

    <!-- リスト -->
    <div>
      <ul>
        <li v-for="item in list">{{item.name}} / {{item.message}}</li>
      </ul>
    </div>
  </div>
</template>

<script>
  export default {
    name: 'app',
    data () {
      return {
        list: [],     // 最新状態はここにコピーされる
        name: '',     // 名前
        message: '',  // 送信メッセージ
      }
    },
    created () {
      this.listen();
    },
    methods: {
      // データベースの変更を購読、最新状態をlistにコピーする
      listen () {
        firebase.database().ref('myBoard/').on('value', snapshot => { // eslint-disable-line
          if (snapshot) {
            const rootList = snapshot.val();
            let list = [];
            Object.keys(rootList).forEach((val, key) => {
              rootList[val].id = val;
              list.push(rootList[val]);
            })
            this.list = list;
          }
        })
      },
      sendMessage () {
        // 空欄の場合は実行しない
        if (!this.name || !this.message) return
        // 送信
        firebase.database().ref('myBoard/').push({
          name: this.name,
          message: this.message
        })
        // 送信後inputを空にする
        this.name = ''
        this.message = ''
      }
    }
  }
</script>

<style>

</style>

完成

buildが終わるとこんな画面になっていると思います。
スクリーンショット 2018-01-16 1.50.03
おー、名前とメッセージを入れて送信を押すと表示されますね。

また、Firebaseの管理画面をのぞくと、入力した名前とメッセージがリアルタイムに保存されていきます。

スクリーンショット_2018-01-16_1_53_24

データベースとちゃんと連動しているのが分かりますね!

まとめ

いかがでしたか? Firebaseは、サーバーの知識がなくても簡単に動かすことができましたね。また、Vue.jsは、日本語チュートリアルが用意されていて、フレームワークの中では特に入りやすいです。この機会にぜひお試しあれ!

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はっちゃん
はっちゃん フロントエンドエンジニア / 蓮子 和也

フロントエンドエンジニアのはっちゃんです。 雰囲気の良いチーム作りをしていけるよう頑張ります。 たまに外人に間違えられますが、鹿児島と千葉のハーフです。

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