みなさん、こんにちは。Web事業部ディレクターのパーヤンです。
最近ジムに通いはじめました。夏にはEXILEみたくなっている予定です。
Web制作におけるプロデューサー・ディレクター・プロジェクトマネージャーの違いって何?
この3つの職種名、業界や会社によって区分方法がバラバラ。名刺をもらってもその人がどんな仕事をするのか分からないことも多々ありますよね。ちなみにLIGでは、ほぼひとまとめに「ディレクター」と呼ぶことが多いです。
今日はLIGのメンバーに受託のWeb制作における3つの職種の違いをどう捉えているのか?聞いてみました。
プロデューサー
- お金を管理する人
- プロジェクトの効果や影響の設計をする。たとえばバズらせるための企画を考えたり
- 「これ面白そうじゃん!やろうぜ!」って言い出す人、大枠を決める人、予算管理、他社も含めたスケジュールの管理、クライアント窓口を担う人
- 予算管理、危機管理、企画、営業的側面
- お金を管理する人でメンバーのアサインまで考える人ってイメージ
- ヒト・モノ・カネの選定から管理する人ってイメージ。肩にカーディガンを掛けてそう
- 総責任者的な立場でもっとも重役
- プロジェクトの成果の最大化に対して最終的な責任を持つ人
- 企画、プランニング
- 企画・提案から行い、ゼロからイチを”作る”人。また、プロジェクトの総責任を負うので、各ディレクターが持っている案件に常にアンテナを張って管理する
- 企画提案、戦略立案、予算管理、スタッフのアサインなど、プロジェクト全体の統括者
- 課題解決や目標達成のために、資金面、リソース面を確保する人だと思っています。具体的には金策や場所、リソースの確保と維持を行います。この性質から、プロジェクトを立ち上げ、そのプロジェクトが達すべき事柄と理由を示し続け、そしてプロジェクトを終える権限を有することが多いと思います。「Project “Life is Good”?お金はどれくらい必要?」という人です
一企業の中でも、細部が見事にバラバラですね。ほぼ共通するのは「予算管理」でしょうか。あとは「チームづくり」をあげている方もちらほらです。
ディレクター
- 制作進行や社内調整などすべての調整をする人
- Webサイトの設計をする。ワイヤーフレームを書いたり、プロデューサーよりも具体的な設計を求められるイメージ
- プロデューサーが決めてきた大枠や予算をもとに、現場でクリエイターらに詳細な指示・監督を行う人。またプロデューサーが決めてきた事柄に対して交渉・提案する人。より詳細な提案内容を作ってクライアントに提案するのもこの人
- 品質管理(演出含む)、原価管理、納期管理(制作進行)
- 進行管理、制作物に対してクライアントとの折衝をする人。現場を取り仕切る人
- LIGの場合「デザイナーとエンジニアがやらないWeb制作に必要なこと、だいたい全部をやる人」。制作物のクオリティに責任を持つ人。ゴール(目的地=direction)を設定し、導く人
- 現場責任者のような立場
- その人が任された領域での成果物に対して責任を持つ人
- 各分野のクオリティ管理
- 案件がスムーズに進むように、クライアント、デザイナー、エンジニアの間に立って業務を行う調整役
- プロデューサーが策定した計画を実務レベルに落とし込み、プロジェクト全体の進行管理・品質管理を行う
- 課題解決や目標達成のために、具体的なアプローチやルートを検討する人だと思っています。実際に現場で指揮をとり、作業の段取り、人材を含む必要な素材の調達、作るものの方向性をメンバーに与えます。方向性のために必要なキーマンをアサインしたり、他に必要なものが何か模索したり、それを手に入れるために進捗を管理することもあると思います。「Project “Life is Good”?どうやって作る?誰なら作れる?必要なものは何?こんな感じでGood?」という人です
共通するのは「現場で働く」イメージですね。実作業やクオリティについての言及が多いです。クライアントとの窓口はプロデューサー業務とする人と、ディレクター業務とする人、それぞれいますね。
プロジェクトマネージャー
- Web制作に限らず、コンテンツ、SEOなど1プロジェクトに対し複数の担当が発生した場合、それをすべて取りまとめる人。プロデューサーが一番偉い、その次にプロジェクトマネージャー、その下にディレクターのイメージです
- 人と金を設定する。プロジェクトが遅れていれば人を増やしたり、スケジュールを延ばしたりする
- プロデューサーの別名で仕事内容は変わらないと思っている…。美容院のお店によって、ランクの呼び方が違うのと似たような現象
- プロジェクトの責任者、PMBOK
- 与えられた予算内でプロジェクトの成功にコミットする人
- 設定されたゴールに向けた試作とプロジェクト化。管理する人のこと
- 現場責任者と総責任者の間のような立場
- 与件で設定されたプロジェクトの全成果物に対して最終的な責任を持つ人
- プロジェクトのリソース、進行管理
- ディレクターと同様、さまざまな調整を行う役割。リソース、予算、スケジュールを調整してプロジェクトが黒字になるように全体を管理する役目も持つ。プロデューサーと同じような役割
- 課題解決や目標達成のために、最も費用対効果が高い方法を選び抜き、プロジェクトの成果に責任を持つ人だと思っています。プロジェクト内外を客観的に俯瞰し、あらゆる障害を取り除き、判断材料をそろえ、最も成果があがる方法を判断し、プロジェクト全体の進捗を管理します。「Project “Life is Good”?何を作る?結果どうなる?どれくらいかかる?それでいまどの辺り?結果どうなった?Good?Bad?」という人です。ただ本当に重要なのは「なぜ作る?誰に作る?そもそも”Life is Good”って何?」ということを考え抜くことで、この役目をプロジェクトマネージャーが担うことも多いかと思います
「仕事内容はプロデューサーとほぼ一緒」「偉さのランク」といった人によっては怒られそうな意見もありますね(笑)。
実際、ちゃんと業務内容が区別されていない会社もたくさんあるのでは。プロデューサー、ディレクターに比べ、アンケートを一通り見ても共通するイメージが見出しにくいですね。強いて言えばスケジュール・納期でしょうか。
みなさんの意見もぜひ教えてください。
このように一企業の中でも認識がさまざまな3つの職種です。
正解はないものですが、みなさんはどうお考えでしょうか?
ハッシュタグ、#Web制作P_Dir_PMの違いをつけて、ぜひ、つぶやいてみてください〜。
&興味深いものは、この記事で紹介させていただきます。
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