Web制作の怖い話【LIG SHIP #7 イベントレポート】

Web制作の怖い話【LIG SHIP #7 イベントレポート】

しゅん

しゅん

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こんにちは!ディレクターのしゅんです。

2017年11月30日(木)、LIG主催のイベント LIG SHIP の第7回目を開催しました!

今回のテーマは「Web制作の怖い話」

Web制作をしていて実際に起きた炎上や事故などの怖い話を共有し、その解決策について話すというイベントです。ディレクター、デザイナー、エンジニアを含むWeb制作にかかわるすべての人に共感できるテーマでした。

僕はまだ新米ディレクターですのでまだ”怖い”経験をしたことがないのですが、今回先輩社員のお話しを聞いて「これからが不安だ……」と恐れおののくでした。

それでは、イベントの様子をお届けします!

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登壇者の紹介

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今回登壇してくれたお三方。それぞれの話をご紹介していきます。

 

TK「内容未定」

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トップバッターは元フロントエンドエンジニアで、現在バックエンドエンジニア一年生のTKさん

知人から聞いた怖い話をしてくれました。テーマは「内容未定」。

とあるプロジェクトに開発段階からアサインされたが、機能要件や開発期間がぼんやりとしていて、予算だけが決まっていました。

書いても書いてもゴールが見えない状況が一年半ほど続いたそうです……

要件定義と作業スコープをしっかり洗い出した時点で仕事を受けないと、こんな恐ろしいことが起きてしまう……という話でした。

僕もディレクターとして、プロジェクトの前提をしっかりと確認してからデザイナーさんやエンジニアさんに仕事を依頼しないとな、と思いました。

 

モーリー「生贄」

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スキンヘッドがトレードマークのモーリーさん。趣味をランニングにして最近10kg痩せました。

そんなモーリーさんのテーマは「生贄」。

前職でとあるキャンペーンサイトを作ることになったときの話です。数案のデザインからモーリーさんの案が大好評だったにもかかわらず、とある問題が起きてしまったため 再度案を提出することになった、と。

それによって、モーリーさんは 5日徹夜 をしたそうです。

「権力者には勝てない。しかし努力をして力を持とう!」と語っていました。

 

ままさん「突然の指名」

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LT最後を飾るのは、今回のイベント「LIG SHIP」主催のままさん。

実はこのイベントを迎える1ヶ月前に、上司から突然「イベントを開催してくれ!」と言われたままさん。

通常業務とイベントの準備を並行することが思いのほか大変だったそうです。

  1. 繰り返されるミーティング
  2. 案件との同時平行
  3. 上司からのプレッシャー
  4. 積み重なるタスク

そんな重圧を乗り越えてイベントを当日を迎えたままさん。

  1. 社内案件はいつ来るかわからない
  2. どれくらいの作業量が発生するのか把握しておく
  3. プレッシャーに負けず、冷静に判断する

ことが大事だと言っており、とても勉強になるお話でした。

 

パネルディスカッション

休憩を挟んで、パネルディスカッションが行われました。今回は投票形式にして、「良い!」と思った人に参加者が投票していくという方法をとりました。一番多く票を獲得したパネラーは誰になったかは記事の最後の方で発表します……!

 

パネラーの紹介

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バックエンドエンジニア、ディレクター、フロントエンドエンジニア、デザイナーと、各職種から4名が登壇してくれました。

 

今回使用した投票システムについて

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パネルディスカッションでは、LIGが開発した投票システムを使用しました。

実装にはFirebaseを使用しており、ABCDをタップして、タップされた回数がリアルタイムで反映されるツールです。また、参加者はその場でコメントもでき、LIVE感を楽しめるものになっていました。

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システムを開発したフロントエンドエンジニアのはつしさん。

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参加者の皆さんは、パネラーの話を聞きながら「いいね!」と思った人に票を入れていき、質問を書き込んだり、言いたいことをコメントをしていました。

「システムを買いたい」と言ってくれる参加者も出て、とても好評でした。そんなシステムの説明が終わり、パネルディカッションの開始です。

 

体験談1「納品後の仕様変更」

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納品後の仕様変更を防ぐために、

  • 要件定義をしっかりする
  • クライアントとの意思疎通を常に意識する
  • 検収期間をしっかりと設けるなど、スケジュール感をしっかりする

を意識することが大事だというちゃんれみさんの言葉に、納得させられました。
プロジェクトが始める前に、内容をクライアント側と認識の齟齬がなくなるまでしっかりと確認することが大事なんだな、と思いました。

 

体験談2「デザイン修正が多すぎ終わりが見えない」

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25歳までは紙のデザインをしていたモーリーさん。

「同じデザインを半年間も修正したことがあって、合計13回も直した」と自身の経験を話されました。

「徹夜したことはあるけど、Webは終わりが見える。紙のデザインは終わりが見えないときがある」

という言葉に、デザインの大変さを感じました。

 

体験談3「アニメーションの要望があとあと出てくる」

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「今までお客さんからの戻しはなかった気がする。こちらから提案をして変更をすることはあったかな〜」

と、取締役のづやさん。

出来上がってから「もっと良くなるように」とお客さんにアニメーションを提案することはあったそうです。より良いもの、イケてるものを作ろうとするづやさんのプロ意識の高さを感じました。

 

体験談4「担当者が諸事情でいなくなった」

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こちらの体験談で印象的だったのは、フロントエンドエンジニアのゆたろさん。

引き継ぎもできないまま前任者(同僚)がいなくなった経験があり、いきなり担当を任されて 何から手をつけていいやらわからないところから着手する……と、かなり苦労されたそうです。想像しただけでゾッとしますね……。

 

結果発表

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投票の結果、優勝したのは……ちゃんれみさん!

おめでとうございます!

 

懇談会

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懇親会登壇者を含むLIGメンバーと参加者との懇親会。みなさん名刺交換などをして交流を深めていました。ポテトと唐揚げ、スナック菓子をつまみに、最後の最後まで盛り上がっていました!

最後に

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イベントは大成功に終わりました!
投票システムを使ったパネルディスカッションが特に盛り上がっていて、笑いあり、学びありの素晴らしい時間となりました。

今後LIGでは、新しいシステムを導入したイベントを積極的に行っていこうと思っています。ぜひお気軽に遊びにきてください!

以上、しゅんでした。

 

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新卒で入った鉄鋼商社を辞めてLIGにジョインしました。 学生時代はフィリピンで働いたり、カンボジアでボランティアをしたりしていました。 よろしくお願いします!!

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