こんにちは、野尻湖オフィスの まさしです。
寒さが厳しい季節の真っ只中です。
野尻湖オフィスのある長野県の北部エリアでは、11月頃からチラホラと山の上に雪が降り始めていました。
ここは雪国です。
防寒だけしていたって、安全に冬は越せません。
雪国でのリモートワークは、大変なんです!
冬を越すには対策が必要です。
今日は、これから雪国でリモートワークする人に知っておいて欲しい心構えや対策についてご紹介します。先に知っておけば、雪国も楽しい場所に変わりますよ!
では、冬が来てしまう前に、いってみましょ〜!
目次 [閉じる]
雪国でリモートワークする前に知っておいてほしいこと
その1:雪かきが必要なので朝が早い
1月から3月までは毎日雪かきをしなければ外に出られません。
「え?嘘だろ?」と思う方もいらっしゃいますが、ご覧のとおり、一晩でこれです。
毎朝かかないと、この上にさらに積み上がってしまうので、数日で家から完全に出られなくなります。
1月〜3月までは、始業前に1時間くらい雪かきをするのが日課です。
そうしなければ職場に行けません。
なので、始業時間のある方は、逆算をしての早起きが必要です。
その2:デバイスにも防寒対策が必要
真冬は昼間でも氷点下の気温になります。
夏場、ヒンヤリしてて気持ちいいMacですが、実は寒さに弱いんです。
スキー場などで、スマホの充電の減りがやたらと早い、という経験はありませんか?
あれと同じで、寒すぎるのはパソコンにとって快適な環境ではないのです。
また、寒い外から、温かい室内に移動する際に、「結露」に要注意です!
- 「結露」とは?
- 結露とは、固体状態における物質の表面、または内部で、空気中の水蒸気が凝縮する現象のこと。
冷たくなったデバイスたちを一刻も早く温めてあげたいのはやまやまなのですが、実はこれが大切なデバイスを死に追いやることにつながります。
カメラのレンズなんか、持っていたら特に要注意です!
外から戻る際は、焦らず冷静になり、一度暖房のついていない部屋でデバイスを慣らしてあげてください。
その3:足下注意は当たり前、頭上にも注意が必要!
氷点下の気温では、道路はスケートリンク級にツルツルです。
運動神経には多少自信があった僕ですが、ただ歩くだけで滑って転ぶくらいツルツルなんです。
でも!
本当に注意すべきは頭上なんです。
足下ばかり気にしていたら、命を落とします。
「大げさな」って思っていませんか?
これをご覧ください。
建物の近くは、危険がいっぱい。
成人の身長よりも大きく成長した氷柱が降ってくることがあります。
鋭利で巨大な岩が落ちてくるようなものです。
または、何日も降り積もった屋根の上の雪が滑り落ちてくることがあります。
2階の屋根の高さから落ちてきた雪の衝撃は、畳2枚分の広さでも、積雪1メートルでおよそ50トンにもなるそうです。
これはゾウ10頭分に相当する重さです。
想像しただけでも恐ろしいですね。
晴れた日は特に要注意です!
雪や氷が溶けて、氷柱や雪が落ちてきやすくなります。
その4:寒いからって暖房をつけ過ぎない
外は氷点下なので暖房をつけないと、とてもじゃないけど働けません。
しかし!暖房のつけ過ぎには注意が必要です。
雪国の暖房機器といえば石油ストーブが主流で、他には薪ストーブというケースもあります。
都会のエアコンとは違って直火なので、取り扱いに注意が必要です。
そして、火を燃やすということは酸素が無くなるんです。
一定時間おきに換気をしなければ酸欠になり、最悪の場合は一酸化炭素中毒に陥る可能性もあります。
こまめな換気を心がけましょう。
頭が痛くなってからでは遅いです!
また、雪国の夏は涼しくてエアコンいらずですが、その分、冬の光熱費は灯油だけでも毎月何万円もかかることがあります。
お財布にも身体にも悪いので、エネルギーの無駄使いはやめましょう。
その5:雪の誘惑に勝てない
こんな厳しい環境にも関わらず、雪国には人を惹きつける魅力があります。
雪と言えば、ゲレンデ。
ゲレンデと言えば、ウィンタースポーツ。
そう、スノーボード、スキーがし放題なんです。
日本はスキー場の数がアメリカに次いで世界第2位。
雪国の地方であれば、近くの山にスキー場が見つかるはず。
雪が降ったら、フカフカのパウダースノーが待っています。
初心者だって、転んでも痛くないんです。
平日のゲレンデは「貸し切り状態!?」ってぐらい空いていて、練習し放題です。
雪国にいれば、わざわざ混雑した土日に1日フルで滑るような苦行を行う必要はもうありません!
仕事もスノーボードも両立しながら冬を過ごしたい方!
冬のあいだだけ、雪国に拠点を移すしかありませんよ!
雪国に来る準備はオッケー?
さぁ、雪国でリモートワークする心構えと、準備はできましたか!?
正直なことを言っておくと、雪国で働くのって本当に大変です。
ただし!
上でご紹介した大変さを全部足しても、ウインタースポーツや雪遊びの楽しさには勝てません!
この冬、雪国でリモートワークしてみようか迷っているみんな!
思い切って雪国に来てみませんか!?
そして、冬のあいだだけでも、一緒に働きませんか!?
お待ちしています!