開発の悩みもこれで解決!オフショア開発の基本のキ

しゅん


開発の悩みもこれで解決!オフショア開発の基本のキ

初めまして!ディレクターのしゅんです。

学生時代にLIGのセブ支社でインターンをした後、10月からWebディレクターとして入社しました!

僕がインターンをしていたセブ支社では、現地スタッフと共に「オフショア開発事業」を展開しています。

オフショア開発ってなに……?

聞き慣れない方もいると思いますが、 「オフショア開発を導入したい」「海外でオフショア開発事業はじめました」など、Web業界では最近このような言葉を耳にする機会が多いです。というわけで、今回は知っておきたいオフショア開発の基本についてまとめてみました。

▼目次

オフショア開発ってなに?

Offshore development = Off(離れる)+Shore(岸)+development (開発) ⇨岸から離れた海外での開発

オフショア開発とは、サイト制作やソフトウェア開発、アプリケーションの開発業務などを自国より開発コストが低い海外の子会社や開発会社に委託しておこなうことです。 例えば中国やベトナム、フィリピンといったアジア圏の新興国では日本よりも人件費・採用コストを抑えることができるため、主にコスト削減を目的におこなわれます。

なぜオフショア開発に注目が集まっているのか?

採用するのも働いてもらうのもお金がかかりすぎる…… そもそも日本にエンジニアが少なくなってきている……

そんな悩みを抱える日本企業は増えています。 まとめると、問題は2つあります。

開発費(人件費や採用コスト)が高い問題

経済産業省のIT関連産業の給与等に関する実態調査結果によると、日本のIT企業は新人・初級者レベルのIT人材にも1年で400万円以上のコストをかけています。

エンジニア不足問題

経済産業省のIT人材の最新動向と将来推計に関する調査によると、 2016年時点で、日本のIT人材は現在約91.9万人であり、約17.1万人が不足しています。

国内のIT企業が抱えるこのような問題を解決するのが、 エンジニアを確保でき、かつ開発費も抑えられるオフショア開発なのです。 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によると日本企業の約46%が導入していると言われているほど、現在注目が集まっています。

オフショア開発のメリット

オフショア開発を導入するメリットは2つあります。

コスト削減

オフショア開発の導入目的でいちばん代表的なのがコストの削減です。 人件費、採用コストの高い日本人エンジニアに仕事を依頼するよりも、コストの低い国のエンジニアに依頼した方がより安価に開発が進められますよね。 日本国内の人月単価平均を仮に45万円、海外の委託先の単価平均約20万円とすると、月に25万円、1年で1人あたり300万円もコストを削減できます。 開発コストの削減ができるため、当然利益も拡大します。

エンジニアの確保

前述した通り、2016年時点で国内のエンジニアは約17.1万人不足しています。労働人口の減少、エンジニアに対するネガティブなイメージがある日本では、今後も人材不足は深刻化するとされています。

対して、海外、特に新興国の平均年齢は若く、エンジニアを増やすことに意欲的である国もあります。 例えば、ベトナムの平均年齢は約30歳と若く、現在30万人とされるエンジニアを2020年までに60万人に拡充しようとしています。

また、フィリピンは、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の拠点として盛り上がりをみせています。 コンサルティング会社Tholonsが調査した「世界の有望なアウトソーシング都市ランキング」では、フィリピンのマニラが2位、セブが7位となっていて、世界的にみてもフィリピンがBPOのアウトソース先として有望視されています。

※BPO:総務・人事・経理に関連する業務、コールセンターやソフトウェアのプログラミングなどの業務を外部委託すること。

メリットまとめ

「比較的安価に優秀な人材を確保できることによって、コストカットができる」ことがオフショア開発の魅力です。 メリットを最大化できる中国、インド、ベトナム、フィリピンなどの国々はオフショア開発の委託先として人気です。 「エンジニアを雇いたいけど、コストは抑えたい!」という方にとって、オフショア開発は最適な方法なのです。

オフショア開発のデメリット

日本のIT企業が抱えている問題を解決してくれると思われるオフショア開発ですが、もちろんデメリットもあります。

コミュニケーション

地理的な距離に加え、言葉の壁や文化の違いがあるため、コミュニケーションをとるのは難しいです。

例として、締め切りに対する認識の違いがあります。 日本の場合は、「進捗が思わしくないから残業して間に合わせよう」とするのに対して、 海外の場合は、上司から「残業して、ここまで終わらせてくれ」とはっきり言われない限り定時で帰ってしまいます。

あくまで一例ですが、日本企業が「当たり前」と思っていることは海外では通じないため、日本人同士なら雰囲気やニュアンスで伝わることもオフショア開発の現場では細かく説明する必要があります。

品質管理

品質管理が難しいというのもデメリットのひとつです。 意思疎通が困難なことに加えて、オフショア開発では、日本人と海外の委託先の品質に関する「意識の違い」が色々な問題を発生させます。仕様に関する理解が浅い、テストが不十分、自分の担当分だけに集中しているなどです。 解決法としては、プロジェクトを委託先に丸投げにせずに、品質管理をしっかりすることによってイメージに近いものを作ることができます。

デメリットまとめ

設計と違うものができてきた、納期を守らない、クオリティが低いなど、言語も文化も違う人たちと働くので、問題はたくさん発生します。しかし、しっかりと条件を見極めて開発の拠点を選び、仕組みを作ればうまく機能するでしょう。

メリットもデメリットもあるオフショア開発。では、どのようにすればオフショア開発を成功させることができるのでしょうか?

オフショア開発を成功させるには?

メリットを最大化して、デメリットを最小化し、オフショア開発を成功に導くための方法をご紹介します。

最適な会社を選ぶ

案件をスムーズに進めるために、

  • シフト制を設けて発注先の要望に応えてくれるなど、時差があっても柔軟に対応してくれる会社
  • 日本企業との取引実績、類似案件の開発実績がある会社

などを意識して開発のパートナー会社として選ぶと良いです。

日本と現地を繋ぐ人材を配置する

コミュニケーションをしっかり取り、品質を高めるためには、日本と現地の間に立って円滑に業務を進める役目である「ブリッジSE」の存在が重要になります。ブリッジSEは、エンジニア出身であり技術に関して一定の知識がある人がベストでしょう。その他にも翻訳、通訳ができる人材を入れることによって、案件を進める上でさらにスムーズに意思疎通を図ることができます。

LIGのオフショア・ラボ型開発

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ところで、LIGのセブ支社では、オフショア・ラボ型開発に取り組んでます。

ラボ型開発は、オフショア開発の一種で、その特徴は 「一定期間」「チーム単位」で人材を借りることができることです。

  • モバイルアプリやWebサービスなどのサービス開発をしたい
  • コストは下げたいが、開発工数がたくさんかかる
  • 仕様変更や機能拡張などが多いので、そこに対応してほしい

という会社のために、LIGは、案件にフルコミットできるよう、チーム単位&人月単位でお貸しします。 フィリピンの人件費は日本の1/3程度なので、日本人のエンジニアを雇用するよりもコストを抑えることができます。 時差1時間でコミュニケーションが取りやすく、厳正な基準を通過し採用されLIGの日本人社員によって教育された優秀なフィリピン人エンジニアを安価に確保できるのが、LIGのラボ型開発です。

「英語に自信がない」という方も安心です! LIGのセブ支社では、語学学校・プログラミングスクール出身の日本人スタッフを、通訳として日本の半額程度のコストでお貸しできます。

さいごに

オフショア開発にはメリットもデメリットもありますが、ポイントを抑えて依頼をすれば、日本のWeb業界が抱える「人材不足」「人件費の高騰」という問題を解決してくれる素晴らしい仕組みです。

また、LIGの行う「ラボ型開発」は、安価で高い技術力をお貸ししています。 もし興味がありましたら是非お問い合わせください!

ラボ型開発に関する問い合わせはこちら

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ディレクター

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