みなさん、こんにちは。ゲストハウスLAMP豊後大野・スタッフの山下清です。
LAMP豊後大野では、なんでも自分たちの手で生み出していく、いわゆる「DIY」をモットーにしています。
あるとき、支配人のケンが「入り口に看板ほしいよね!」と言いだしました。
たしかに道路から入る入り口にLAMPの看板がありません。
というわけで、今回はここにDIYで立て看板を作ってみることにします。
立て看板をDIYで作る
看板に必要な材料を確保する
看板を作るには、まずは材の確保から。というわけで引っ越してきてすぐに冷蔵庫と洗濯機をくれた僕の家の大家さんに相談してみることに。製材所も持っている大工さんなので、「こんなイメージの看板を作りたいんです!」と話をしたら、あっさり材料を無料で分けてくれました。しかも製材、鉋がけまでしてくれました。この恩は一生忘れません。田舎、最高! そして、いつもありがとうございます。
看板を保護!看板のベースを塗装する
次に頂いた材を塗装していきます。塗装にはBriwaxを使用しました。Briwaxはヨーロッパで古くから愛されているワックスで、あの英国王室も御用達なんだとか。これを布類で塗り込んでいきます。何度か塗っていくと色も付いてくるのですが、今回は3回を目安に塗りました。時間が経つとより深みのある色合いになってくるので、塗りすぎには注意が必要かもしれません。
もうめちゃくちゃいい色合いに仕上がりました。
自前のステンシルシートを作る
塗装ができたら、次に文字の作成に入っていきます。
が、その前に! みなさん、ステンシルシートってご存じでしょうか。文字や柄がくり抜かれたシートなのですが、量販店でステンシルシートを買うと意外と高いんです。
なので、100円ショップにある材料で簡単に作れるステンシルシートを作っちゃいました。
購入した材料は、
- クリアファイル(A4〜6枚程度)
- スプレーのり
- 彫刻刀(ファイルを切る用)
- 定規
合計900円です。大きい看板用やスプレー吹き付け用のステンシルシートだと安くて1文字2,000円以上するので、格安です。
購入してきたら、クリアファイルと文字を印刷した紙をスプレー糊でくっつけて、彫刻刀で切り出していきます。これでステンシルシートのDIYが完成です。
作業は難しくないのですが、彫刻刀でクリアファイルを文字状に切っていくのが、結構難しかったです。特にLAMPの「A」がランプになっているので、大変でした!
文字を塗装する
作ったステンシルシートをマスキングテープで看板に張り、その上からスポンジで好きなペンキの色を塗っていきます。ぽんぽんと軽く叩いて塗っていくと、味のあるスプレーがかすれたような色合いになるので、ぜひ試してみてください。ペンキをベタッとつけすぎると、ステンシルシートからはみ出してしまうので要注意です!
塗り終わったら、ステンシルシートをはがして足りないところを調整して、この工程は完成です。
このように看板ができました!
看板を取り付ける
看板が完成したら、防腐剤を塗った柱にバチバチとビスでくっつけていきます。ちなみにこの柱も、僕の大家さんからもらったものです。本当にありがたい!
ビスを止めたら看板は完成です。あとは穴を掘って埋めるだけ。ここまでくるとかなりの達成感を感じます。
看板を立てる
看板が完成したので、あとは看板を立てるだけ! と、思っていたら……ところがどっこい、ここから看板製作で一番辛い作業が待っていました。
「さぁ看板できたし埋めちゃおうか!」と勢い良くはじめた看板用の穴掘り。
LAMP豊後大野の周りはその昔、鉱山があったためか、掘り進めてみると、土の中にめちゃめちゃ石が多い。
スコップで掘ろうにも、石に当たって掘り進めることができません。それでもなんとか手で石をどかしながら掘りました。
当初の予定では1メートルぐらい掘る予定でしたが、やっとの思いで掘れたのはせいぜい60センチ程度でした。仕方ないので、柱の長さを20〜30センチ程度削って、何とか入り口に立てることに成功。
これでLAMP豊後大野の看板が完成しました。ありがとうございました。
まとめ
今回は0から看板製作をしていきました。このようにLAMP豊後大野では、いろんなものを手作りでチャレンジしていきます。ぜひ完成した看板を見に、LAMPへ一度お越しくださいませ。
それではまた! 清でした!