ゲストハウスLAMP豊後大野・支配人のケンです。
ゲストハウスLAMPの2号店、LAMP豊後大野のホームページが完成しました! ありがとうございます!
そのホームページがこちら!
https://lamp-guesthouse.com/bungoohno/
自社クリエイターにお願いしたのですが、LAMPの雰囲気と土地の雰囲気が感じられるTOPになっていて、すごく良いサイトになったなと自負してます。作ってくれた仲間に感謝です。
今回LAMP豊後大野のサイトを作ってくれたクリエイター陣はこちら。
ディレクター・ZIMA、アートディレクター・ずんこ、デザイナー・ミシェル、フロントエンドエンジニア・ライダー。
本当にありがとうありがとうありがとう!
そこで今回は、このLAMP豊後大野のサイトを事例に、どのような過程を経てできたのか、クリエイターたちがどのようなことを考えてこのサイトを作ったのかをご紹介します。
LAMP豊後大野のサイトを作る過程を紹介します
作りたいイメージを伝える
LAMP豊後大野のサイトを作るにあたり、作りたい側(発注者側)がどのようなサイトにしたいかをクリエイターたちに伝えねばなりません。まずお願いしたのは、LAMPのブランドを崩さずに、豊後大野としてのオリジナリティーを出したいということでした。
しかしながら、LAMP豊後大野は長野のLAMPのように、アクティビティーもなければ、レストランもありません。周りにあるのは、雄大な自然だけ。サイトを見てくれる人にどのような情報を伝えたら、このサイトを見てLAMP豊後大野のイメージを汲み取ってくれるだろうか。まずは「サイトを見てくれる人」へ「この場所のイメージ」を伝える事を優先に考え、この場所にある素材をクリエイターに話しました。
- とにかく山奥で自然が雄大
- 日本百名山である祖母山がある
- とてもキレイな場所・川上渓谷がある
- 人よりもシカやイノシシなどの野生動物が多い
- 壮大な洋館の佇まい
- 「健男社」という地元の人に愛されている守り神の神社がある
ほかに、先ほど言ったように、
- LAMPのブランドイメージに沿ったサイトにしたい
- 豊後大野という土地のオリジナリティーを出したい
もお願いして作成してもらいました。
サイトに必要不可欠な項目を洗い出す
イメージを伝えたところで、サイトに必要不可欠な項目を洗い出しました。
1. LAMPの概要
LAMPの概要がないと、LAMP豊後大野が何なのか、どんな施設でいつオープンした施設でどんな雰囲気の施設なのか、周辺にはどんな魅力があるのかがわかりません。
2. 宿泊案内
宿泊についての情報がないと泊まれません。まずは、料金を含めた宿泊形態です。それから施設について。アメニティーは何が揃っていて、無料のサービスは何か、有料のサービスは何かの情報と、宿泊のルールを載せました。お風呂は何時までか、消灯は何時までか、チェックイン後のルールなどを記載して来てくれる方々へ最をおかけしないような情報を盛り込みました。
3. アクセス
何と言っても必要なのが、アクセスです。住所もあるとGoogleMAPなどMAPツールを使う時に便利なので、アクセスに住所を記載しております。何を記載しておけば、来てくれるお客様が迷わず来ることができるかを考え、東京から大阪から福岡から熊本からと、とにかくここに来るのに必ず通るルートをアクセスに載せました。(しかし、ものすごく山奥なので、アクセスに所用時間などを載せても、みんな口を揃えて「不安でした」と言います。なので、アクセスは都度更新するかもしれません)
4. 予約機能とお問い合わせ機能
現在の予約は、メールと電話のみの対応なので、ご予約をいただく際の電話番号とメール対応ができる予約ボタンを設置してもらいました。またお問い合わせに対応できるようお問い合わせボタンも設置しました。今後、予約機能ツールの導入を考えているので、その対応ができるようにお願いします、とディレクターに伝えて公開ギリギリまで対応できる状態をキープしてもらっていました。(まだ機能が付いてなくてごめんなさい)
5. LIGブログとの連携とSNSタイムラインの設置
LAMP豊後大野の情報は当然のことながらLIGブログでも発信していきます。その際、サイトに訪れた人がLIGブログで発信した記事を見てもらえるように連携してもらいました。加えて、LAMP豊後大野ではFacebook、Instagram、Twitterのアカウントを開設したので、タイムラインが見えるように設置してもらいました。
サイト公開日を決める
ゲストハウスのオープン日を8月上旬と決定していたので、それに間に合うように公開日を7月下旬として決めました。いま思えば、かなりタイトなスケジュールで進行してくれていたと思います。オープンまでに間に合わせてくれてありがとう! 社内案件の特権でした。
要望を受けてクリエイターが意識してくれたこと
これらの僕の要望に対して、どんなところに意識して制作にあたってくれたのか、一人一人に聞いてみました。
ディレクター・ZIMA
今回のサイトを制作するチーム編成で意識したポイント
- 僕はまだ社歴が浅く、デザイナーやフロントエンドも含め、それぞれが社内でも初めてチームを組むメンバーばかりがアサインされたので、最初に制作チームだけでミーティングを行い、お互いを知るところから始めました。お互いを知ることで、何が得意で何が不得意か、チームの課題を疎通し合えたことで事前準備がうまくいきスムーズなスタートが切れたと思います
スケジュール設計/進行管理で意識したポイント
- LAMP豊後大野のオープン準備と同時進行で行わなければならなかったので、準備を進めるケンとの連携が欠かせませんでした。リアルタイムで更新されるケンの要求を迅速にチームに伝え、柔軟に対応できるよう心がけました
コンテンツの品質管理において意識したポイント
- オープン前ということもあり、コンテンツの情報量が少ない中で最低限伝えなければならない魅力は何かを皆で話し合いました。また、施設をオープンさせるために必要な情報はなにか、LAMP長野のサイトを制作したチームにアドバイスをもらいながら進めました
アートディレクター・ずんこ
コンセプト策定のポイント
- 既にあるLAMP長野に対し、豊後大野にどんな特長があるのかをケンにヒアリングしたり、魅力的に見せるためにどうしたらよいのかをみんなで話し合いました。結果、やはりなによりも「電波が通じないほどの山奥」で、「野生動物に遭える」という点が個性的だという結論に至り、山+自然(動物)をコンセプトとしました
コンテンツの品質管理において意識したポイント
- LAMP豊後大野の施設オープン準備と平行しての制作だったので、それほど情報量がない状況でした。その中でも、最低限ユーザーに必要な情報をわかりやすくまとめること、を意識しました
デザイナー・ミシェル
要望を形にする上で意識したポイント
- 今までのLAMPらしさと、それに付け加えて、山の麓であるLAMP豊後大野だからこその魅力を引き出せるように心がけました。最初はうまく表現することができず、アートディレクターのずんこに相談して、ターゲットがどんな人か、その人たちが魅力に感じることは何かなど考えました
独自で工夫・改善したポイント
- 今までのLAMPのデザインを踏襲した、写真を大きく扱ったデザインに加えて、登山をするように足跡が動くアニメーションを付け足し、最終的にLAMP豊後大野に立ち止まるデザインにしました。そうすることでLAMP豊後大野の周りの環境の魅力的な部分を紹介しつつも、最後に集い憩う場所としてLAMP豊後大野に収束することでストーリー性を持たせました
フロントエンドエンジニア・ライダー
要望を形にする上で意識したポイント
- アニメーションの速度や間隔、様々なブラウザ幅による見え方など、PSD上では表しきれない細かい部分は、現行のLAMP長野サイトを参考に吸収していき、実装した上で、デザイナーさんに確認をしてもらいながら進めました
独自で工夫改善したポイント
- LAMP豊後大野のオープンに向けて準備し状況が変化する中で、もっとより良く「LAMP豊後大野」を伝えるために、直前までサイトコンテンツは増減します。その変更に、できる限り耐えうる設計をすることで、東京から少しでも現地の忙しさをカバーしようと試みました
さいごに
LAMP豊後大野のサイトを例に、要望がどのようにチームに伝えられ、どのような進行で、それぞれの役割で独自で工夫した点が、今後Web制作される方や弊社へご発注を検討される方の参考になればと思います。
そして、ゲストハウスLAMP豊後大野へのご宿泊もお待ちしております。
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