こんにちは、まりなです。
前回は壱岐の島にパワースポットを求めて旅してきました。
長崎県壱岐島のパワースポットが神秘的すぎて気分も心もリフレッシュ!
今回は、島根県松江市がおこなう「お試しサテライトオフィス」に参加できるチャンスが巡ってきたので、仕事の合間に松江の街を堪能してきました。この記事の最後には、皆さんも交通費が無料で「お試しサテライトオフィス」ができるイベントもありますので、ぜひチェックしてみてください。
壱岐島を訪れた時から髪が30cmほど短くなりましたが、特に理由はないです。
今度こそ、いい男に出会えますように。
出雲そばを2度楽しめる「八雲庵」
松江は、出雲そばという名物があるらしいので、早速出雲そばを食べに松江駅から車で10分ほどの塩見縄手エリアへ向かいます。出雲そばを味わえる人気のお店「八雲庵」に来ました。
城下町ならではの昔ながらの門をくぐり、石畳の道を進むと武家屋敷跡を改築した建物があります。中には庭園があって池や季節の花々が広がっています。当時の趣が残る武家屋敷で、日本の風情に浸りながら物思いにふけてみます。
ふと池を見ると、なぜか魚たちも逃げていきます。
まだお昼時ですが、せっかく松江にきたので地元のお酒も飲んでみましょう。何事も酒の勢いが大事だと誰かが言ってました。
こちらの「やまたのおろち」は松江にある李白酒造さんが作られている純米酒です。辛めですが、スッキリとした味わいであとから旨味が口の中に広がります。お昼から地酒を飲めるなんて贅沢な時間です。
サックサクのまいたけの天ぷらをつまみながら、手打ちそばを待ちます。
まいたけの天ぷらを食べ終わる絶妙なタイミングでそばがやってきました。食い意地をはって「鴨なんばんと割子二段」を注文したのですが、どちらもそれぞれ一人前くらいの量があり、女将さんにお酒のつまみに薦められたまいたけの天ぷらをたらふく食べたことを少し後悔しています。これを食えずして、いい男には出会えないはず。
……ぺろっと食べられました。
関東の鴨なんばんとは違い出汁がさっぱりしており、鴨肉も柔らかくジューシー! 島根名物の割子そばは、ねぎ・鰹節・のり・そしてワサビの代わりにもみじおろしで食べます。薬味で好きな味に調整しながら食べられるので、量は多くても飽きることなくおいしくいただけました。女将さん一瞬恨んですみませんでした。ごちそうさまでした。
船員みなで協力してお堀を1周できる堀川遊覧
八雲庵を出ると、目の前に松江城のお堀を遊覧できる船があったので、靴を脱いでいざ乗船。
穏やかな城下町を眺め、船頭さんによる説明や歌を聞きながらのんびりと船に揺られて進んでいきます。
ところどころで「ここ、通れるの!?」と思うくらい低い橋をすれすれでくぐっていきます。
乗船員みなで協力して身をかがめながらも、さらに船の屋根を低く畳まないと通れない橋も進んでいきます。
ベテラン船頭さんの船に乗船すると幅がギリギリのトンネルでも、切り替えせずに一発で進んでいけます。もはやアトラクションです。
遊覧船のゴール近くで桜の間から顔をのぞかせる松江城がみえました。明日は松江城を散策しようと思います。
松江市が誇る国宝「松江城」
2日目の今日は松江のシンボルである松江城へ! お城へ向かう途中にある大手門跡では、「松江城大手門の復元資料を探しています」という看板が。大手門の復元に向けて資料を探しているとのこと。これまで有力な資料が見つかってないそうで、なんと復元につながる資料を提出すると500万円の懸賞金をもらえるそうですよ! ロマンがありますよね。
雨で天気は悪かったのですが、レンタル着物屋「堀川小町」で和風な傘を借りることができたため、古風な雰囲気を楽しめました。さすが「日本さくら名所100選」に選出されているだけあって、敷地内の桜はどこを見渡しても見事でした。
こちらが別名「千鳥城」とも呼ばれる松江城。2015年7月8日に重要文化財から国宝になりました。今から約400年ほど前の江戸時代に完成したお城で、全国にある12の天守の中で姫路城に次いで2番目に平面規模が大きいお城です。地下1階つきの5階建てで、1番上の天守閣まで階段で上がることができます。
中は、ハートの柱を見つけることができます。
逆さまのハートがついている甲冑。いい男が見つからない私への当てつけでしょうか。
バカヤロー!
特に意味はありません。
「へるんの小径(こみち)」で一休み
さ、気を取り直して松江城周辺を散策します。松江城を入ってきた方とは反対の北ノ門跡から出て階段を降りていくと、新緑と苔のむした道が続きます。その道沿いを進んで行くと、「へるんの小径(こみち)」という茶屋が見えてきました。
せっかくなので、お抹茶と桜餅をいただきます。セットで520円とお得です。
昔は抹茶が苦くて砂糖や牛乳を入れたかったのですが、今ではこのほろ苦さが体中に染み渡ります。大人になったということなのでしょうか。
私が和菓子の中で1番大好きな桜餅もいただきます。薄皮にほんのりと桜の葉の味が移っている箇所が特に好きで、しかもこしあんという、まさに私好みの桜餅。横目に見えたピンク色のお団子もいただいてみます。
このお団子は「ぶぶだんご」という名前で、おだんごには「あんこ」「みそ」「ふきのとうみそ」を選択できます。私は桜だんごとノーマルな白だんごを注文し、あんこを乗せていただきました。「ぶぶ」はお茶やお湯を表す言葉で、お茶に合うお団子ということなのか、とても抹茶との相性が良いです。