こんにちは。
野田クラクションべべーです。
突然ですが、わかめの色は「緑色」ではないって知っていましたか?
実は、このような「茶褐色」の色をしているんです。
それをお湯にくぐらせると……
ワカメの色が変わる瞬間が美し過ぎた。 pic.twitter.com/OmExBHBbVk
— 野田クラクションベベー@日本一周中 (@nodaklaxonbebe) 2017年2月3日
「緑色」になります。
石巻では、旬の時期に生わかめをしゃぶしゃぶにして食べるそうです。
旬の食材を提供してくれるお店が「宮城漁師酒場 魚谷屋」。
食材は漁師直営のため「旬」で「鮮度の高い」海の幸が楽しめるんです。
また、生産者の皆様の想いを伝えるために漁師さんが直接お店にきて「食材」への想いや「料理の説明」など教えてくれるんだとか。(漁師さんの来店はFacebookページで告知されるそうです)
場所は東京の中野。
駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
お店を知ったきっかけは、石巻市に行った際「フィッシャーマン・ジャパン」という三陸の若きフィッシャーマンたちがチームとなり、漁業のシーンを盛り上げる取り組みをしている人と出会ったこと。
階段を下るところには、
三陸のフィッシャーマンたちがアイドル並みに飾られています。
もっとイケメンが見たい人はこちらからどうぞ。
平日に訪れたのですが、夕方の19時ころになると店内は満席。
僕は板前さんとお話ができるカウンターに座りました。
料理についてのお話を直接聞いたりできるので、オススメです。
「魚谷屋」ではグランドメニューなるものはなく、仕入れのメニューによってその日の献立が決まっていきます。
日本酒や焼酎などは徹底的に「宮城県」のものにこだわっています。
店長がオススメする「乾坤一」(けんこんいち)。
後味がスッキリしていて呑みやすいので、魚との相性は抜群です。
店員さんに「ギリギリまで! もっともっと!」と煽ったらめちゃくちゃ注いでくれました。すげぇ優しい。
他にも名前がイカツそうという理由で「戦勝政宗」(せんしょうまさむね)もいただきました。
名前とは裏腹に、フルーティーな味わいでスッキリしているので、日本酒が苦手な人でも嬉しい1杯。
お通しの「アカモクとワカメのサラダ」。
アカモクのネバネバ感がたまらなく美味しいです。
宮城県気仙沼で食べられている珍味「もうかのほし」。もうかは「ネズミサメ」、ほしは「心臓」ということ。
レバ刺しのような味わいで、ごま油と塩が混ざったタレとつけて食べるのがオススメです。
こちらも希少な「ミンククジラさえずり」。さえずりとは「舌」のこと。
脂身の部分が甘く、ポン酢をつけて食べるとたまりません。
魚谷屋自慢のおでん盛り合わせ。
秘伝のだし汁を吸った大根が破壊的な美味さでした。冬の寒い時期には嬉しい一品ですね。
本日のお刺身。
左から、メカジキ、ヤリイカ、スズキ、ヒラメです。
メカジキの脂の乗り方が半端なく、思わず「旨っ」と唸ってしまいました。また、宮城県のお醤油「長寿醤油」でいただけるのも嬉しいポイント。
付け合せ的なもので付いてきたノリも美味でした。
個人的には、醤油にわさびとノリを混ぜてお刺身をいただくのが良いかと。
1月、2月が「旬」という鱈(たら)。
鱈の卵もお酒に合うんです。
東京の中野で、宮城県の「旬」のものを美味しくいただけるのは嬉しいですね。
なによりも、「旬」のモノを「旬」の時期に美味しく食べれるということは、生産者たちの願いでもあります。
ぜひ、旨い魚と酒を楽しみたい人は足を運んで見てはいかがでしょうか。
- 宮城県漁師酒場 魚谷屋
- 住所:164-0001 Nakano-ku
東京都中野区中野2丁目12-9 高田ビルB1階
電話番号:03-6304-8455
営業時間:17:00~24:00
定休日:日曜日・祝日
漁師さんが来る日をチェックするなら:https://www.facebook.com/uotaniya/
最高に美味しかったです! ご馳走様でした。
以上、野田クラクションべべーでした!